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2017年6月8日【石垣・宮古】お墓の施工研修を行いました。
皆様、こんにちは。
沖縄は梅雨の中休みで、このところとても暑い日が続いております。
昨日、石垣メモリアルパークにおきまして「石垣・宮古島メモリアルパーク合同 墓石施工研修」を行いました。
新しい職員も増え、「一基一基、大切に手作りで建立している」ということを職員自らの手で体験し、石材そして手作りの素晴らしさを理解するという趣旨で行いました。
昨日は、恵まれすぎる好天でかなりの猛暑となりましたが、プロの施工士を講師に職員一人一人が重い石材を運び、お墓の基礎となる部分までを作り上げました。
届いたばかりの石材はこのようにきれいに梱包されています。
しかし、非常に重く絶対に人力では無理ですので建立する区画までリフトで移動させます。
梱包を開けるとこのように設計図通りにカットされた石板が出てきます。
まずは、プロの施工士による説明と模範を見せて頂きました。
続いて、職員による実技研修ですが、なかなかプロの様に手際よくはいきません。
基礎となる石板を常に「垂直・水平」を保ちながら設置・固定していきます。
写真では手慣れたように見えますが、ずっと姿勢を低くしての施工と一つがキロ単位の石材、そして照りつける日差しに職員もだんだん口数が少なくなってきました。
ようやく、基礎が形らしくなってきました。
中央の四角い穴は屍櫃(かろうと)と呼ばれる部分になります。
研修も終盤。仕上げの工程もきっちり細かく行います。
今回の研修で施工した基礎部分です。敷石、屍櫃(かろうと)、台石部分が出来上がりました。
研修を終えた職員はヘトヘトになりながらも「石板一枚を敷いたり、それぞれの部材をミリ単位で調整し、水が溜まらないように細かな調整と工法の工夫があり、実際に施工してみるとこんなに大変な仕事とは思いませんでした」と研修を振り返り、「ご来園されるお客様に、私たちメモリアルパークのお墓の価値をもっと詳しくご紹介できます」と話しておりました。
今年は、お墓を建てるには絶好の年廻り「ユンヂチ(旧暦うるう年)」です。
お墓やお位牌に関するお悩みやご相談など、私ども沖縄県メモリアル整備協会が運営するメモリアルパークは、職員が常駐しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※ご来園の週末は混み合うことが予想されますので、ご予約頂けますと幸いです。(水曜定休)