60歳からの仕事探しなら☆相談して再就職!5つの情報
60歳から仕事探しをして、第二の人生を歩む方々も増えましたよね。現代でも男性は81歳、女性は87歳が平均寿命の長寿大国日本では、すでに人生100年時代が到来している、と言っても過言ではありません。
ひと昔前までは60歳で定年退職、退職金と安定した年金で老後暮らし…と言うのが定番の道でしたが、今はすでに年金も、繰り上げ年金をしなければ65歳からの受給が基本で、繰り下げ受給を行えば、年金受給開始年齢は70歳まで延長されます。
企業で働いてきた方が定年退職をした場合、本人が希望すれば65歳の年金受給の年まで、企業は再雇用を受け入れなければなりません。けれども65歳以降も働き続けたい方が多く、体も心も現役さながら、元気なシニアが増えてきました。
せっかくならさまざまなサービスを賢く利用して60歳からの仕事探しを進め、やりがいのある仕事を持ちながら、経済的にも安定したシニアライフを送りたいですよね。そこで今回は60歳からの仕事探しに役立つ5つの情報をお伝えします。
60歳からの仕事探しなら☆
相談して再就職!5つの情報
人材派遣会社を賢く利用
1990年代に注目された人材派遣会社は、2000年にはひとつの働き方として受け入れられました。当初は20代OLを中心に扱っていた人材派遣会社でしたが、今では男性はもちろん、シニア世代を対象にした部門を設けている業者も多くあります。
【 60歳からの仕事探し:人材派遣会社 】
① 大手人材派遣会社「パソナ」 … 中高年世代を対象にした「マイスター人材サービス」を設けています。
② 株式会社マイスター60 … もともとが60歳からの仕事探しに対応した人材派遣業者で、シニアの仕事探しのパイオニアでもあります。1990年に立ち上げられて以来、ビル設備管理などが多い他、専門職から財務・営業まで取り扱っています。
その他、60歳からの仕事探しの定番はシルバー人材センターも挙げられます。清掃業や、駐車場の警備員などの斡旋が多いのが特徴です。
アルバイト情報サイトもシニア向けが多彩!
60歳からの仕事探しでは、長く続けるためにも「ムリをしない」就業形態が不可欠ではないでしょうか。前述した今まで働いていた企業で再雇用される際にも、今まで通りではなく役職も外し、週3回ほどの責任の少ない働き方を提案されることが多いです。
さらに年金を漏れなく受け取りたい場合には、働く時間も調整しなければなりません。「それならば…。」と、そもそも正社員ではなく、雇用されやすいアルバイトを選択する方も少なくありません。
【 60歳からの仕事探し:アルバイト探し 】
① グランジョブ … 中高年の求人情報を中心に掲載しているので、安心して応募できます。情報量が多いのが特徴で、母体がアルバイト求人で知名度の高い「バイトル」であることも安心材料ではないでしょうか。
② シフトワークス … こちらは60歳からの仕事探しも含め、40代以上の人々を受け入れてくれる求人情報を多く掲載しています。
…その他、首都圏では定番のfromA(フロムエー)でも、60歳からの仕事探し専門の部門が全国版webで設けられているので、ぜひ参考にしてください。
60歳以上の仕事探し、需要の高い職種とは
実は今、アルバイト業界では若い世代よりも、60歳以上のシニア世代を歓迎している職種が数多くあります。…と言うのも、60歳の方々はすぐに辞めない傾向が強く、専業主婦だった女性でも、その継続力がここにきて評価されてきています。
【 60歳からの仕事探し:人気の職種 】
★ 業界でシニア層こそ需要が高いのが、コンビニなどの店舗店員や介護施設職員、駐車場やオフィスなどの警備要員の他、マンションの管理人、清掃員などが挙げられます。
・ コンビニなどでは60歳以上の従業員が、以前の約2割以上になったとも言われ、マクドナルドでもシニア世代を積極的に受け入れるようになりました。警備員やマンションの管理人は、これらの業界に特化した派遣業者もあります。
清掃員の求人は、商業ビル施設などの清掃だけではなく、最近では家庭のお掃除代行、お墓参りやお掃除代行の業種も増えてきました。
やりがいを求める60歳からの仕事探し
「60歳からの仕事探しなら、やりがいを優先したい!」と考える人々に今人気の転職先が、NPOやNGOです。ただし、NPOやNGOは低収入であることは否めません。けれども、だからこそNPOやNGO団体もシニア層の応募を歓迎している側面もあります。
低収入ではありますが、年金と調整をして働くには丁度良いかもしれません。
【 60歳からの仕事探し:シニア海外ボランティア 】
★ さらに、第二の人生として「シニア海外ボランティア」に応募する人も見られるようになりました。今までの経験や知識を海外で生かすチャンスでもあります。
・ シニア海外ボランティアは、英検3級程度の英語力でも応募でき、派遣期間は2年間なのですが、その間は家族と共に移住も可能なうえ、家族手当や現地での生活費、住居費、往復の旅費も出してくれるのが魅力です。
…このように自身の経験や知識で社会貢献しながら収入を得ることができれば、老後のやりがいを感じながら収入を両立することができます。
60歳からの仕事探しのポイント
最近では市や県で積極的に60歳からの仕事探しをサポートしています。シニア就業促進センターや、再就職支援セミナーなど、多くの講座を開催していますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
【 60歳からの仕事探し:キャリアカウンセリング 】
★ 近年では多くの自治体で、シニア世代を対象にした「セカンドキャリアセンター」などを配置し、キャリアカウンセリングや職業紹介、求職情報の提供を無料で行っています。
・ なかには今までのキャリアを生かしつつ、パソコンなど、現代に合わせた必要なスキルを無料で学ぶことができる講座を開催している自治体も多く見られるようになりました。
自治体のセミナーやセンターは無料で受けられるものが多いので、ぜひ、賢く利用してみてください。
いかがでしたでしょうか、今回は60歳からの仕事探しで役立つ5つの情報をお伝えしました。60歳からの仕事探しでは、このように就職活動をして、今まで働いていた企業とは縁のない会社に就職して、再スタートを切る人も多いです。
ただ一方で、今まで働いてきた企業との縁を生かし、人脈で仕事を得る60歳からの仕事探しも多く見受けられます。「天下り」などもそのひとつですが、多くは関連企業からの引き抜きや知り合いの紹介などが多いのではないでしょうか。
もちろん、今まで働いてきた企業での再雇用もひとつの選択肢です。ただし、今まで役職を持っていた人のなかには、同じ会社で役職もなく働くことを苦痛に感じ、半年も経たないうちに辞めるケースも多く見られます。
ですから、再雇用も含めた60歳からの仕事探しでは、自分の性格や希望、技術や知識をよく見極めた方が長続きするかもしれません。
全く新しい職種であれば少なくとも50代からの準備期間は不可欠です。ぜひ、早い段階から自分のシニアライフを模索してみてはいかがでしょうか。
まとめ
60歳からの再就職に役立つ情報とは
・シニア専門の人材派遣を利用
・アルバイトでもシニア専門のサイトがある
・管理人や警備、店員などは需要が高い
・NPOやNGOでやりがいを求める就職
・自治体のサポートは無料が多い