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沖縄で仏壇を購入☆選ぶ前に知っておきたい3つの事柄

沖縄で仏壇を購入☆選ぶ前に知っておきたい3つの事柄
沖縄の仏壇と言えば、沖縄の人であれば誰もが思い浮かべる「あの」沖縄仏壇ですよね。近年では全国的な唐木仏壇や、手軽に暮らしのなかに取り入れられるインテリア調のモダン仏壇などもありますが、まだまだ沖縄仏壇が主流です。

 

今ではもともとある沖縄の仏壇や位牌を継承するお話が多いですが、一方で、沖縄仏壇を新調する方も見受けられます。さらに近年では、仏壇を継承する家ではなくても分骨して、故人を偲び拝む対象として、自分たちの家に仏壇を入れる家庭もしばしば。

 

そのような時、せっかく故人を偲ぶために沖縄で仏壇を購入するなら、後々まで安心できるものを選び、きちんと供養をしたいですよね。そこで今回は、沖縄で仏壇を新調する際の選び方のポイントや、自宅に迎え入れる方法をお伝えします。

 



 

沖縄で仏壇を購入☆
選ぶ前に知っておきたい3つの事柄

 

沖縄仏壇を購入する時


沖縄の仏壇では、押入れなどを改造してはめ込んで設置するものが一般的。障子二枚分ほどの横幅に当たる五尺前後の大きさのものが、昔ながらの家庭には多いですが、近年ではその半分の二・五尺~三尺のものも選ばれています。

 

【 沖縄仏壇、仏具屋さんへ行く前に 】

 

★ 仏壇を購入する際は、家のどの部分に置くか置き場所を決め、その場所を計ってから出向いてください。横幅と高さの他、奥行きまで確認して行くことで、スムーズに選ぶことが出来るはず。

 

・ 押入れの大きさですので、計り忘れてもだいたいの目安は付きますが、計って行くと安心ですよね。

 

また、近年では木材や色目も何種類かありますので、家族でどんな色目が良いか…、など、大まかなイメージを話し合っていくと、お店で迷いにくくなります。

 

 

沖縄仏壇の選び方


仏壇屋さんへ行くと、「あまり変わらないように見えるのに…。」価格帯が大幅に違うことで驚く方も少なくありません。どうして同じように見える仏壇の価格帯がこんなにも違うのか、選ぶ際にはその理由も理解すると、失敗がありません。

 

【 沖縄仏壇、価格帯の違い 】

 

★ 最も大きな価格帯の違いは、仏壇に使われる木材のグレード。沖縄の仏壇の多くは「チャーギ」と言う木材を使用していますが、近年ではチャーギだけではなく、「メープル」や「アルダー」などの木材も使われるようになりました。

 

・ そんな木材の中でも、産地や品質が多種多様にあり、これをより分けて品質の良い順番からグレードを決めています。

 

沖縄仏壇の値段の仕組みは「木材の品質+使う量(大きさ)+装飾技術」と考えれば間違えありません。

 

「木材の品質が悪くても安ければ良い。」と言う考え方もアリですが、日々空拭き掃除をしたりしていくと、品質の良し悪しは見えてくるので、気になる方はある程度の値段を見積もって決める事をおすすめします。

 

 

沖縄仏壇の価格帯


前項でも簡単に触れましたが、沖縄仏壇は価格帯が幅広く、初めて仏具店へ訪れた方は迷うかもしれません。確かに品質にこだわらなければ、20万円前後のものも見られない事はありませんが、前述したようにある程度の品質は保ちたいもの…。

 

【 沖縄仏壇の価格帯 】

 

★ 品質があまり悪くないものを選ぶとしたら、50万円は予算に組み込むと安心

 

・ なかには600万円と言う、驚きの仏壇もありますが、100万円~150万円も準備をしたら、品質の良い仏壇のいくつかの候補から選べるのではないでしょうか。

 

ただし、沖縄仏壇に限らず、仏壇は購入してから開眼供養をして故人の魂を入れなければなりません。その際に読経をお願いするお坊さんへお布施をしたり、案内をするのなら会食などもあるかもしれませんので、予算には余裕を持って望んでください。

 

 

四十九日までの仏壇の扱い方


沖縄で仏壇を故人が亡くなってから新調するのであれば、四十九日法要までには家に設置したいもの。四十九日には位牌も、白木の仮位牌から準備をして、本位牌に魂を移さなければならず、本位牌を祀る仏壇が欲しいからです。

 

【 沖縄仏壇、四十九日まで 】

 

★ ここで、四十九日前に早い段階でお仏壇を準備したなら、掃除をした後に、四十九日までは扉を閉めておくのが風習。

 

・ 四十九日までは忌中であるため、悪しきものを取り込まないようにするため。これは、すでに家に置かれている仏壇でも同じ事が言えます。

 

ちなみに位牌ですが、初めて位牌を準備するのであれば、沖縄位牌ではなく故人や夫婦までは入る程度の塗り位牌を準備。初めから大きな沖縄位牌を準備してしまうのは、書き入れる人が増える意味合いがあり、縁起が悪いのです。

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄仏壇を新調する際に知っておきたい、いくつかの知識をお伝えしました。沖縄仏壇は価格帯もピンキリで、ついつい「ただ、安ければ良いのかな…。」とも思ってしまいがち。

 

事前にちょっとした知識を持つだけで、戸惑うことなく冷静な判断が出来ますし、事前に家族とも話し合いも出来てスムーズ。これは沖縄の仏壇だけではなく、お墓にも言えることなのかもしれません。

 

また、近年では沖縄仏壇に限らず、よりカジュアルに仏壇を迎え入れる家庭も増えてきました。全国的な仏壇である唐仏壇や、予算があまりないけれども、おしゃれに迎え入れたい家庭に人気がある、「モダン仏壇」などのジャンルも注目されています。

 

仏壇選びは、日ごろ早々機会がないだけに、専門家や店員でもないとピンと来るものでもありませんが、本サイトの他にある仏壇の説明も確認しながら、予算内でも安心出来る仏壇を選んでください。

 

まとめ

沖縄仏壇の選び方と扱い方

・仏具屋さんへ行く前に、置き場所を計る
・値段の仕組みは、木材の品質+使う量+装飾技術
・50万円~150万円の仏壇が比較的選ばれる
・四十九日までは仏壇の扉を閉めておく

 



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