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墓じまいの費用、決定前に確認したい5つの内訳

墓じまいの費用、決定前に確認したい5つの内訳
「墓じまい」とは、今までのお墓から遺骨を取り出して、お墓を閉めること。取り出された遺骨は、新しいお墓に引っ越しをしたり、合祀墓に合祀供養されるなど、さまざまな道を辿ります。

 

自分自身が墓主である場合、「今まで継承してきたお墓を閉めることは、気が引ける。」と言う声も多くありますが、一方で、終活をしている高齢の方々を中心に、「子どもや孫に墓じまいをさせたり、負担を掛けたくない。」と、墓じまいが増えてきたのも、事実です。

 

特に2017年は、沖縄でお墓事を進めるのに良しとされる、ユンヂチの年回りでもあり、墓じまいへの関心は高まっています。ただ、決断したくてもお墓事だけに、「どれくらい準備すれば、墓じまいができるのだろう…。」と心配にもなりますよね。

 

そこで今回は、墓じまいで必要な手順と、それぞれに掛かる費用の目安をお伝えします。ただし業者やお墓によって、価格帯は広いもの。ひとつの目安として、参考にしてください。

 


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墓じまいの費用、
決定前に確認したい5つの内訳

 

遺骨の行き先で出る費用


墓じまいを決断したなら、まずは墓じまい後の遺骨の行き先を決めなければいけません。「遺骨の行き先」と聞くと、お墓などをイメージしますが、「お墓はいらない。」と言う場合には、海洋散骨や合祀墓へ埋葬するなどの方法があります。

 

絶対にしてはならないのが、遺骨を自分で破棄すること!時々、トイレに遺骨を流して逮捕された事件などがありますよね。逮捕されることですので、必ず業者に相談して「遺骨の行き先」を決定してください。

 

【 お墓を持たない場合の、いくつかの選択肢と費用 】

 

・ 手元供養 … こちらが最もお金の掛からない供養方法。上質な骨壷を選ぶなど、選ぶものによって価格帯は広いのですが、安く納めるのであれば、5万円前後で手元供養ができる体裁にしてもらえます。

 

・ 納骨堂 … 最近では永代供養(子どもや子孫に代わり、永代に渡り管理や供養をしてくれること)が付いた、お墓タイプの納骨堂を選ぶ方々も増えました。この納骨堂も上質な霊廟など、選ぶタイプによって様々ですが、10万円~20万円前後の施設などがあります。

 

・ 海洋散骨 … 遺骨をパウダー状に粉骨して、海に流す方法。粉骨は自宅でもできますが、一般的には3万円前後で業者に依頼できます。ただし、海洋散骨まで全てを業者に依頼する方が安心。パックで10万円~20万円が目安です。

 

海洋散骨の場合、業者に頼むと散骨をした証明証やプレート。施設内の石碑に名前を彫刻してくれるなど、後々まで残るプランを提案してくれることも多く、心強いサポートが期待できます。

 

 

寺院墓地なら、離檀料が必要なことも


今のお墓が寺院墓地である場合、お墓を建てた際に檀家になっている可能性が高いです。その場合、墓地を離れる時には檀家も離れることになるため、「離檀料」を請求されることがあります。ただし、この離檀料の請求の有無や金額は、お寺によってさまざま。

 

【 離檀料の目安 】

■ 離檀料の金額は、日頃の法要時のお布施の金額と比例していることが多いです。法要時のお布施が比較的高ければ、離檀料も高いケースが多い、と言うこと。一般的には請求された場合でも、5万円~10万円、20万円もあれば十分です。

 

時々150万円など、相場から大きく外れた料金を提示される「離檀料トラブル」がありますが、この場合はまず誠意を持って交渉し、目安に近づけてください。

 

それでも難しく、「墓じまいに関わる書類が得られない…。」などのトラブルが起きた時には、役所に相談するのもひとつの手。さらに今では墓じまいや改葬など、お墓事に関する面倒な手続きや交渉まで請け負ってくれる業者も見受けます。

 

 

お墓を閉める時には「閉眼供養」を


いざお墓を閉めるとなれば、お墓から魂を抜くための「閉眼供養」を行うのが一般的。仏教の慣わしですので、一概に全てとは言いませんが、日本ではほとんどがこの経過をたどります。

 

【 閉眼供養に掛かる費用 】

■ 供養に必要なお供え物などの実費の他、当日読経を依頼する僧侶へのお布施を準備してください。全国的なお布施の目安は、3万円~10万円。地域により大きく違うので価格帯が広いのですが、5万円前後が多いかもしれません。

 

・ お布施は仏教で言えば修行のひとつ。渡し方にもきちんとした「作法」があります。白い封筒に黒ずみで「お布施」と表書きをして、お札は新札を避け、一度折って折り目を付けたものを事前に用意しておくと安心。

 

渡す時にも、小さな盆や袱紗の上に置いて、お渡しするのが本来の作法。大切な供養の場、マナーを理解した上でお渡しできればベストです。

 

 

お墓を撤去、更地にする費用


いよいよ墓じまいの具体的な作業となりますが、お墓の解体や撤去は石材業者へお願いします。話は前後しますが、閉眼供養の際、遺骨を取り出す時にもカロート(遺骨が納められている室の扉)の開閉でも、石材業者にお世話になった方がスムーズです。

 

【 お墓の撤去、更地にする費用 】

■ 個人墓地であれば石材業者も自分で探さなければなりませんが、多くの施設では提携している石材業者があるはず。この業者にお願いするのがスムーズですし、安心。

 

・ お墓自体、大きなものから小さなものまで、特に沖縄ではコンクリート製のお墓などもあるので、費用にばらつきがありますが、一般的には1㎡で10万円、が目安です。

 

大きさだけではなく、撤去や解体のしにくい立地条件では、また高くなることも注意してください。

 

 

古い遺骨なら、手入れが必要


これで一連の墓じまいに関する費用となりますが、戦後間もなく埋葬されたり、また沖縄では風葬の習慣もあったため、火葬されずに埋葬、風葬されている遺骨も多々あります。これらの遺骨は、取り出したら手入れをしなければなりません。

 

【 古い遺骨の手入れ 】

・ 土葬や風葬によって、火葬されていない遺骨は、役所に「再火葬」申請を出して、再火葬をしてください。この費用も業者により様々ですが15,000円~50,000円前後が目安。

 

・ 火葬された遺骨でも、長年埋葬されていたことにより、ばい菌やカビなどが付着…。もしくは湿っているなどの状態も考えられます。この場合には、遺骨を一度洗骨して乾燥し、キレイな骨壷に再度入れなおすことも多いです。

 

洗骨や乾燥をして整える費用は、大きさや状態によって様々ですが、2万円~3万円前後。ここに粉骨も希望する場合には2万円~5万円前後と考えれば、対応してくれる業者も。

 

ただし、手元葬以外でしたら、業者がこの手入れも含めてくれていることがありますので、確認をしてください。

 

 

いかがでしたでしょうか、「人間の生涯で最も大きな買い物」と言われる二大要素が、生きている時に住むマイホームと、亡き後に住むお墓。そんなお墓事だけに、墓じまいとなると「一体、いくらくらい掛かるのだろう…。」と、不安になるもの。

 

費用面の不安や、親族などとのトラブルを思うと、なかなか決断できない墓じまいですが、案外話してみると、皆が同じことを考えていたりします。この機会に親族で、日頃から気になっている、お墓問題を話し合い、向き合ってみてはいかがでしょうか。

 

その際、墓主であっても一人で全てを背負う必要はありません。費用面で準備が不安であったり、全ての手順を一人で進めることが心配…、と言う場合には、その点も素直に相談することで、一気に具体的に事が運んだりもするのです。

 

まずは墓じまいをして手元葬を選択し、また費用が集まったら改葬…、と言う事例もあります。本記事をきっかけに、気になっていたお墓問題を、皆で話し合ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

墓じまいに掛かる費用とは

・最も安いのが手元供養で、5万円前後
・離檀料を請求されても、20万円以下が妥当
・お布施の目安は3万円~10万円、5万円が多い
・お墓の撤去は1㎡で10万円がひとつの目安
・2万円~3万円前後で遺骨をキレイに整える

 


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