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親の介護は地域密着型の施設☆活用するメリットとは

親の介護は地域密着型の施設☆活用するメリットとは
親の介護をしていると地域密着型の施設は、アットホームな魅力があり、安心感が持てますよね。2006年から始まった、地域密着型の介護サービスは親を介護する者にとっても親自身にとっても、ぜひ活用したいメリットがあります。

 

今までは特別養護老人ホームを初めとして、より大きな範囲で考えた介護サービスを中心としていたため、要介護者の細かな悩みや要望に応えることが難しい側面がありました。

 

けれども2010年には地域包括ケアシステムが始まり、2012年には定期巡回型、随時対応型訪問看護など(また複合型)が展開されるようになり、地域に寄り添った介護サービスが受けられるようになったのです。

 

…と聞いても、親の介護で地域密着型の介護サービスを利用するには、より具体的な内容を聞かないとピンと来ませんよね。そこで今回は、親の介護で役立つ、地域密着型の介護サービスの種類と内容、概要部分をお伝えします。

 



 

親の介護は地域密着型の施設☆
活用するメリットとは

 

「地域密着型」のメリット


親の介護で地域密着型の介護サービスを利用するメリットは、何と言っても住み慣れた地域のなかで、利用できること。親の介護の際に地域密着型を利用するためには条件があり、住まいがその施設の市町村になければなりません。

 

【 親の介護、地域で支える介護サービス 】

 

★ ここが今までの介護施設とは大きく違うポイント。市町村で運営をしているため、地域性にも対応してもらえ、小規模な施設が多いために、それぞれの細やかな要望や悩みも相談出来るのが嬉しいメリット。

 

・ 地域密着型の介護サービスには、「小規模多機能型居宅介護」の他、夜間訪問、認知症の方々へ向けたグループホームなども見受けられ、それぞのニーズに合わせた介護サービスを提供してくれます。

 

よく、特別養護老人ホームに長く待機して、やっと入所出来たものの、相部屋の人々が皆自分よりも重度であったり、認知症だったりして、精神的に参ってしまった…、などの体験談を聞きますが、それぞれに対応してくれるので、その点も安心できるのです。

 

 

地域密着型サービスの種類


親の介護でのニーズに合わせた地域密着型の介護サービスはさまざま。大きく分けて8種類の施設や介護サービスから選択が出来ます。

 

【 親の介護、地域密着型介護サービスの種類 】

 

★ 多機能系

① 小規模多機能居宅介護

 

★ 施設系

② 地域密着型老人福祉施設
③ 地域密着型入居者生活介護
④ 認知症対応型共同生活介護(通称:グループホーム

 

★ 通所系

⑤ 認知症対応型通所介護(通称:認知症デイサービス

 

★ 訪問系

⑥ 夜間対応型訪問介護
⑦ 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

 

★ 複合型

⑧ 複合型サービス

 

最後の複合型サービスは、例えばショートステイなども出来る、小規模多機能居宅介護に、訪問サービス系を合わせた(複合)介護サービスなど。どれも時々の出来事にも細やかな対応が出来るようなサービス内容を兼ね備えています。

 

 

地域密着型介護サービスの問題点


親の介護をしていると地域密着型介護サービスは、その時々の要望に細かく対応してくれそうで魅力的ですが、問題点もいくつか気になるのも事実…。

 

【 親の介護、地域密着型の問題点 】

 

★ 市町村で進めていること、2006年の介護保険制度改正によっって始まった、新しい部類であること(2010年、2012年と新しい介護サービスの導入などもありました。)、などから、地域によってバラつきがあるのが問題点。

 

・ 仮に充実していないエリアに住んでいると、他の市町村の地域密着型施設は利用出来ない規則があるため、活用できません。

 

もちろん、自分の住むエリアが地域密着型の施設が充実していれば、親の介護で悩んでも、地域密着型の施設を利用して快適に過ごせるはず。そのため、地域密着型の施設が充実した市町村に住民票を移す、引っ越す家族もいるほどで、それも問題となっています。

 

 

親の介護で地域密着型施設を活用する注意点


親の介護に地域密着型の介護サービスを利用したい、と思ったら、ケアマネージャーに相談するのが第一歩。ただ、地域密着型の介護施設を利用する事を決めた場合、今までお世話になったケアマネージャーを頼れないケースも考えられます。

 

【 親の介護、地域密着型の注意点 】

 

★ 例えば、小規模多機能居宅介護は、親の介護において、地域密着型介護サービスのプラットフォームともなっている施設。デイサービスを基本としながら、ショートステイも出来て、柔軟に訪問介護にも対応してくれる頼もしい存在です。

 

・ そのため施設内にいるケアマネージャーが、今後の介護プランを立ててくれるため、必然的に長くお世話になっていたとしても、今までのケアマネージャーに頼ることが出来なくなります。

 

ちなみにこの、小規模多機能居宅介護では、それぞれの生活や悩みまで細やかなケアが出来るよう、ひとつの施設で請け負う事が出来る人数は、限られているのが特徴のひとつ。

 

希望の施設が見つかっても、人数が満員であれば利用できませんし、急なショートステイにも対応出来ない事態も有り得ることも、理解しておきたいポイントです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は親の介護なら知りたい地域密着型の介護サービスについてお伝えしました。それぞれの施設の特徴や費用、内容などまで言及すると、まだまだたくさんお伝えすることはありますが、本日は概要をお伝えしています。

 

本文では具体的な施設については、小規模多機能居宅介護についてお伝えしていますが、夜間対応型訪問介護では、夜間の在宅看護が期待出来たり、定期的な訪問や、緊急時の対応もしてくれる介護サービスが…。

 

小規模多機能居宅介護で通所デイサービスを基本としながら、夜間にも看護が必要であれば夜間対応型訪問介護や、巡回サービスを利用する(複合型)なども可能

 

親の介護への不安も地域密着型の介護サービスなら、住み慣れた町に住みながら、充実したサポートが期待出来るため、介護者の負担もぐっと少なくなります。

 

まとめ

地域密着型の介護サービスとは

・市町村で利用出来る、介護サービス
・その地域に住む人が利用出来る
・通所や訪問介護など、8種類がある
・地域によって充実度に違いがある
・施設内のケアマネに移行することもある

 



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