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自宅に弔問する時のマナー。葬儀後に訪ねる5つの作法とは

自宅に弔問する時のマナー。葬儀後に訪ねる5つの作法とは
自宅に弔問する時、やはりマナーは気になりますよね。突然の訃報に駆けつけたくても、遠方では葬儀に参列できないことも多いです。また、近年では「家族葬」も増えてきました

 

家族葬を希望する方々には、一般の弔問客の参列を遠慮することも多く、時には葬儀を終えた後に訃報の知らせを送ることもあるのです。そのため以前よりも、自宅に弔問に訪れる機会が増えています。

 

ただ、まだまだ葬儀に参列することは想定しても、自宅に弔問する際のマナーまで配慮する方は多くありません。あまり考えずに自宅へ弔問してから、「マナーはどうだったかな…。」と急に慌てる方も多いのです。

 

そこで今回は、葬儀に参列できずに後々自宅へ弔問する際のマナー、ポイントを絞ってお伝えします。

 

実は自宅に弔問する時ほど、マナーが目立つので(人数が少ないですから)、ぜひ一読してから訪問してはいかがでしょうか。



 

自宅に弔問する時のマナー。
葬儀後に訪ねる5つの作法とは

 

自宅に弔問するまでのマナー


まずは自宅に弔問するまでのマナーとして、いくら葬儀の時間には予定が入っているからとは言え、故人のごくごく身近な家族のみの時間と考え、葬儀前に個人的に訪れるのは避けてください。

 

【 自宅に弔問するまでのマナー 】

 

① 時期 … 葬儀数日後から四十九日までの弔問が望ましいです。

 

② 連絡を取る … 突然訪れるのは遺族にとって迷惑となるので、事前に連絡をして日時を決めてから訪れてください。

 

③ 服装 … 葬儀後に改めて弔問に訪れる場合には、略式喪服で伺うと安心です。

 

④ 準備するもの … 葬儀後に訪問する際にはお香典を準備してください。手土産(お供え物)を準備する方も多いです。

 

自宅に弔問する際の服装マナーですが、とても親しく遺族から呼ばれたなどの理由で、葬儀前に訪問する場合には、よそ行き程度の普段着で問題はありません。

 

またこの場合には、後々お通夜や葬儀に参列するケースが多く、葬儀でお香典をお渡しするはずですので、ここでは用意しなくても大丈夫です。

 

 

遺族宅へ付いてから


遺族宅へ着いた時、玄関先で挨拶をしますが、必ず仏壇まで通されるとも限りません。伺う身としてはお線香を上げるつもりでいるはずですが、自分から家に上がろうとするのはもちろん、できれば尋ねることも避けてください。

 

【 自宅に弔問するマナー、玄関先 】

 

■ 玄関口で挨拶を交わし、仏間へ案内されないようでしたら、ここでお悔みの言葉をお伝えして、お香典やお供え物をお渡ししてください。

 

・ 通常であれば、仏間へ案内してくれるはずです。その場合には、案内に従い上がりますが、靴は下駄箱側にかかとを付けるようにして揃えて上がってください。

 

和式の家であれば、畳間へ上がる時などに敷居(ヘリ)は踏んではいけません。数珠を持参している場合には(できるだけ数珠は用意して訪問してください。)、左手に引っ掛けて歩きます。

 

 

お線香を上げる


葬儀と自宅へ弔問する際のマナーで、違うことが多い点がお線香です。葬儀ではお焼香が多いのですが、自宅ではお線香をあげるケースが増えてきますので、注意して確認しておくと安心です。

 

【 自宅に弔問するマナー、お線香をあげる 】

 

■ 座布団は本来、お坊さんが供養の際に座る席なので、座布団の手前に座ったら右側にずらしてから、お仏壇へ進んでください。

 

・ 遺影を眺めて一呼吸置いてからお線香を上げます。数珠は左手に掛けお線香は右手で持ったら、ろうそくから火を付けます。

 

ろうそくの火が付いていなければ、一度ろうそくの火を付け、ろうそくからお線香に火を移してください。直接ライターなどから火を付けるのは御法度です。

 

お線香に火を付けたら息を吹きかけることはせず、空いている左手で仰ぐか真下にさっと引いて、お線香の火を消します。

 

 

お線香を上げたあと


お線香を上げたら正座のまま両手で握りこぶしを作って地面に置き、近くで待っている遺族の方を向いて、お辞儀をした後にお悔みの言葉をお伝えします。

 

【 自宅に弔問するマナー、お悔みの言葉 】

 

■ お悔みの言葉は「この度はご愁傷様です。」などの言葉がありますが、ポイントは「この度は誠に…ご愁傷○△○×…。」と言うような感じで、最後の言葉を濁すことです。

 

・ そしてお悔みの言葉をお伝えしながら、持参したお香典や手土産(お供え物)をお渡ししてください。

 

また、りん(お線香をあげる時に鳴らす鐘)の扱いに困る方もいるようです。りんは葬儀や法要などの供養では、鳴らさないのが本来のマナーです。

 

ただ、ごくごく身近な立場でお経を唱えるためにおりんを鳴らす…、なんて言うことも、しばしばあります。

 

■ りんを鳴らす際には、りんは「頭」とも言われていますので、上からたたくことなく、下からたたいて鳴らすのが作法です。

 

 

思い出話など


自宅に弔問する時、マナーとして心得ておきたい事柄は、あまり長居をしないことです。四十九日までの時期は遺族も何かと忙しいだけではなく、まだ精神的にも落ち着いていません。

 

【 自宅に弔問するマナー、思い出話 】

 

■ そのためお線香を上げた後、思い出話に花咲くこともありますが、話は数分で短めに切り上げることをおすすめします。

 

・ 日ごろはハキハキとした態度が好感度が高いですが、自宅に弔問するマナーとしては、全般的に小さく低い声で伝える方が、遺族への配慮として寄り添うことになり、良いかもしれません。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は葬儀にも通夜にも参列できなかった時、後々に自宅に弔問する時のマナーや注意したポイントをお伝えしました。個人的に伺うからこそ、一定のマナーはまもりたいですよね。

 

また、通夜や葬儀に参列できなかった場合には、後々自宅に弔問するのもマナーのひとつですが、その前に、通夜や葬儀の席へ弔電も送っておくことをおすすめします。

 

弔電は訃報を聞いたらできるだけ早い段階で準備をし、葬儀前には届くように注意を払ってください。

 

遠方であればお香典は現金書留で送ることはできます。現金のみが入る現金書留だけではなく、香典袋が入る大きいものもあるので、香典袋に入れて送るのが礼儀です。

 

ただ、やはり通夜や葬儀に参列できなかった場合には、自宅への弔問がマナーとしてはベストですから、関係性にもよりますが、ぜひ時間を作って訪ねてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

自宅に弔問する時のマナーとは

・四十九日までに訪れるのが基本
・案内されなければ玄関先でお香典を渡す
・お仏壇前の座布団はずらして座らない
・お線香は手であおいで火を消す
・お悔みの言葉は最後を濁す
・お悔みの言葉とともにお香典を渡す
・短い時間で切り上げて帰る

 



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