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永代供養と代々墓の違いとは。お悩み別、ベストの選択

永代供養と代々墓の違いとは。お悩み別、ベストの選択

永代供養と言う言葉、終活をしている人々には、馴染みのある響きかもしれません。自分亡き後が不安な人も多く、その場合にはその管理や供養を約束してくれる、永代供養は、とても魅力的なものだからです。

 

一方で次男や三男の分家の立場の人々でも、自分達で先祖代々墓を設け、子どもや子孫に入ってもらいたい、と願う家庭もあるはずです。もちろん、どちらにもメリット・デメリットがあり、しかも子どもはともかく、孫、その孫までと言った未来は誰にも予知できません。どちらのお墓を選ぶか、悩ましいのが本当のところですよね。

 

そこで今回は、価格も大きさもコンパクトな永代供養墓と、昔ながらの先祖代々墓、それぞれの特徴を解説します。自分のケースにどちらが合っているか…、想像しながら参考にしてください。

 



 

永代供養と代々墓の違いとは。
お悩み別、ベストの選択

 

今人気の「永代供養」


そもそも、今終活をしている人々の間で注目されている「永代供養」が、どのようなものか、具体的に分かりますか?永代供養の本来の意味合いは、先祖代々墓のように、「永代に渡って供養をする」ことを言いますが、現代は少しその意味合いが違います

 

【 今、「永代供養」が注目される理由 】
 
■ 現代ではお墓の継承者がいない、その後が心配な人々へ向け、お寺や施設が子どもや子孫に変わって、供養をしてくれるサービスを指しています。

 

言い換えれば、現代は自分亡き後のお墓の後継者が続くか、不安に思っている人々が多い、とも言えます。

 

先祖代々墓との違いは?


永代供養、つまり「永代供養墓」と「先祖代々墓」は、簡単に言えば違いはありません。…と言うのも、永代供養墓は広い範囲での呼び名であるからです。

 

【 先祖代々墓と永代供養墓の違い 】
 
■ 自分の代からの一般的なお墓を建てた場合でも、施設や寺院によっては永代供養が期待できる場合もあるのです。

 

ただし、永代供養付きの一般的なお墓の中には、一般的なお墓の料金にプラスして、永代供養料が掛かる寺院や施設もあるので、事前に確認が必要です。

 

終活で注目される「永代供養墓」


では、今終活で人気の永代供養墓、とはどのようなものを指しているのでしょうか?実は「永代供養」が付きながら、価格もお墓もコンパクトなものが、最も注目されているのです。

 

【 今人気の永代供養墓の種類 】
 
■ 価格差はありますが5万円~50万円前後で、永代供養まで付いている、集合的なコンパクトなお墓が多いのです。
 
・ 例えば都心に近い施設が多い「納骨堂」も永代供養が一般的に付いているお墓のひとつです。

 

この「納骨堂」は「コンパクトなお墓」の代表格。ロッカーのような形状で、骨壷がご位牌や仏壇の下に収められているものなどがあります。

 

一般的なお墓 VS 永代供養墓


それでも、昔ながらの先祖代々墓か、コンパクトな永代供養墓か、悩む人々は多いものです。特に子どもや孫、親族がいる場合には、自分ひとりで決めず、相談しながら決断することをおすすめします。

 

【 お墓を選ぶ基準 】
 
■ 納骨堂を代表とする永代供養墓の場合、ある程度の年月が過ぎると、合祀され、他の人々と一緒に供養される場合が多いです。

 

その施設や寺院によって様々な取り決めがあるため、一概には言えませんが、合祀されてしまうと、後の改装や分骨は難しくなります。

 

先祖代々墓に向いている人々


それでは、一般的なお墓の選択をおすすめするのは、一体どのような人々でしょうか?田舎であれば、いわゆる「本家」と呼ばれる長男家庭において、自分達がお参りしやすい場所にお墓を改葬する場合などでは、現在の先祖代々墓の「墓じまい」が伴うことになります。

 

そのため、親族からの反対などのトラブルも懸念され、慎重に進めることになります。その他にあたるのが、次男や三男と言った分家したお家になりますよね。

 

【 分家した場合でも、お墓が向いている場合 】
 
・ 子どもや孫が多く、頻繁にお参りが予想される場合
・ また、その子どもや孫も後々お墓に入る場合
・ 血縁や縁故がある人々のみで埋葬を望む場合

 

ちなみに、自分の代からの先祖代々墓の選択もありますが、全くの個人、つまり自分のみの墓や、夫婦のみのお墓などを選択する人々もいます。

 

 

納骨堂は「個人墓」


一方、前述した納骨堂などの永代供養墓は、「個人墓」の扱いがほとんどです。そのため、その後家族がこのお墓に入ることは難しく、改めてお墓を買い足すことになります。

 

【 納骨堂は個人墓 】
 
■ 納骨堂を代表とした、永代供養付きのコンパクトなお墓の数々は、合祀型ではない場合でも、個人墓であることが多いです。

 

お寺や施設によっては少し価格帯がアップしますが「夫婦墓」や「家族墓」の選択もできます。

 

 

永代供養墓で個別に安置される年月


この永代供養墓を選択する時、最も気になるのが合祀されるか、個々に安置されるか…ですが、個々に安置される場合でも、施設やお寺は数に限りがありますので、ある程度の月日が経てば、最後には合祀されるケースが多いです。

 

【 永代供養墓で個別にご遺骨が安置される年月 】
 
■ これこそ、それぞれの施設・寺院によって様々ですが、その多くは回忌供養に合わせて合祀されるため、17回忌・33回忌前後での合祀が多いです。

 

未来永劫的に、一族のみの供養を望むならば、先祖代々墓がおすすめなのです。

 

 

いかがでしたでしょうか。個人のお墓を建てる場合には、自分亡き後だけに、その後のお墓の継承者はもちろん、その負担など、考えるほど迷宮に入ってしまうかもしれません。自分からの先祖代々墓ならなおさらですよね。

 

そのしがらみや心配が多いからこそ、最近では新しいお墓の形、コンパクトな個人墓である納骨堂や、合祀型の永代供養墓が注目されているのかもしれません。

 

本文中でも少し触れましたが、さらに現代では長男である「本家」が、「墓じまい」をして、より管理のしやすい場所に、お墓を改葬するケースも増えています。それも現代の暮らしやニーズに合わせた、柔軟な発想のひとつです。

 

本記事を参考にして、自分の納得の行くお墓の形をぜひ、見つけてください。

 

 

まとめ

永代供養付き個人墓と、先祖代々墓、選ぶ基準

・お寺や施設が代わって供養してくれるのが、永代供養
・永代供養付きの一般的なお墓も購入できるが、割高の場合もある
・現代は永代供養付きのコンパクトなお墓が多い
・納骨堂などは、子どもや親族に相談しながら決断を
・血縁や縁故がある人々のみで埋葬を望むなら、代々墓
・納骨堂などの多くは個人墓。家族は改めて購入する
・コンパクトな永代供養墓は、後々合祀される場合が多い

 



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