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おひとり様の老後暮らし☆老人うつ病から脱出する方法

おひとり様の老後暮らし☆老人うつ病から脱出する方法
おひとり様の老後では「孤独死が心配」「病気の時が不安…」などの声がありますが、よくよくその悩みを聴いていくと、行き着くところは「孤独感」が、その原因だったりしますよね。

 

一般的にはおひとり様の老後では、孤独死や突然の病気やケガが懸念されていますが、実はおひとり様の老後により起きる、老人うつ病の相談が格段に増えているのです。

 

老人うつ病で最も怖いことは自死であり、遠距離介護をしていた周囲の家族も、老人うつ病が深刻になれば、一緒に暮らすように検討しなければならないケースが増えてきました。

 

せっかく痴呆もなく元気に暮らしているのなら、老人うつ病からも抜け出して、充実したシニアライフを送りたいですよね。そこで今回は、老人うつ病から抜け出し、快適な毎日を過ごせるコツをお伝えします。

 



 

おひとり様の老後暮らし☆
老人うつ病から脱出する方法

 

痴呆症や「廃用症候群」との違いを理解する


おひとり様の老後で老人うつ病を発症しやすい原因では、「喪失」が多く挙げられます。例えば、長年働いてきた職場を退職した、子ども達が成人、独立した、などなどです。

 

そんな時、周囲はもちろん本人も勘違いしやすい他の病気が、「痴呆症」や「廃用症候群」なのですが、間違えたまま対処していると、どんどん悪化することにもなり兼ねません。

 

【 おひとり様の老後☆老人うつ病かどうかを見極める 】

 

① 痴呆症との大きな違い … 痴呆症は症状が進行するに従って、あっけらかんとしてくる傾向にあります。

 

・ 一方、老人うつ病の場合には反対に、周囲の人に迷惑を掛けている罪悪感にさいなまれやすいです。

 

② 廃用症候群との大きな違い … 「廃用症候群」とは寝たきりなど、何もしない状態が長く続くことで起きる心身の不具合です。

 

・ そのため廃用症候群の対処法として適切な方法は「凝り固まった体を動かすこと」、すると心にも影響しますが、老人うつ病の場合にも役立つ方法ながら、それぞれの状態によって対処法は違います。

 

廃用症候群と間違えている分には、さほど大きな影響は出ませんが、痴呆症と老人うつ病を間違えたまま対処をしていると、だんだんと自信喪失や自責の念が膨らみ、自死願望を増大しかねません。

 

周囲はもちろん、自分自身も自分をよくよく観察し、病気とその原因、対処法などを調べてみることも、改善につながります。

 

 

朝日を浴びて生きる


老人うつ病は若い頃のうつ病とは違い、働き過ぎなどで起きるケースは少ないです。反対に「何もすることがなくなった…。」と言う、毎日の暇や孤独感が、老人うつ病を引き起こしやすくなります。

 

【 おひとり様の老後☆生活リズムを保つ 】

 

★ 何もすることがなくなると、ついついだらしない暮らしをしてしまいがちですが、老人うつ病を自分でも自覚しだしているなら、朝決まった時間に起きると、その進行を防ぎやすいです。

 

・ そして、できるだけ家内でもきちんとした服を着て、女性であれば化粧をして、メリハリのある暮らしを試してみてはいかがでしょうか。

 

「毎朝ラジオ体操をする!」「○時~のドラマを必ず見る」などなど、毎日の小さな目標を作ると、楽しくメリハリのある暮らしがしやすく、おすすめです。

 

 

バランスの取れた食事を食べる


おひとり様の老後暮らしでは、「自分だけのために食事を作るのは面倒臭い…。」と、ついつい適当に食事を済ませてしまいがちですが、食事の内容と精神の状態は、実はとても関わりがあります。

 

下記に精神バランスが良くなり、前向きになりやすい食材をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

【 おひとり様の老後☆バランスの取れた食事 】

 

★ なかでもうつ病に効くビタミン群である、B2、B6、B12、さらに葉酸も含まれているレバーはおすすめです。同じくうつ病対策には欠かせないミネラルも、レバーには豊富に含まれています。

 

・ さらに注意して摂取したい栄養素が「アミノ酸」、必須アミノ酸は不足するとうつ症状も引き起こすので、積極的に牛乳や肉や魚、ナッツ類、大豆製品や卵を選んでみてください。

 

近年便利なサービスとして需要が高まっているのが、毎日の食事の宅配サービスです。

 

自分一人で食事を作って食べていると、料理もついついおっくうになりがちなので、毎食届けてくれる宅配サービスと提携すると便利ですし、ちょっと来てくれるだけでも、小さな張り合いになったりします。

 

 

適度に体を動かす


長く入院をしていたり、寝たきりの状態が続いていて、廃用症候群になっている場合には、「体の動かし方」に注意が必要ですが、単純に老人うつ病で引きこもっている場合には、体を動かすことから始めてみてはいかがでしょうか。

 

【 おひとり様の老後☆体を動かす 】

 

★ こちらも毎日定時に体を動かす習慣ができると、それをきっかけにどんどん、老人うつ病が改善しやすいのが特徴です。

 

・ 最もおすすめしたいものが、毎朝NHKで放送される、昔ながらの「ラジオ体操」で、これなら毎日定時に始めやすく、メリハリが生まれます。

 

その他、犬を飼い始めて毎日の散歩習慣にしてみたり、ガーデニングを始めることで、楽しみながら体を動かす方法も、それが転じて趣味としての楽しみも生まれ、良いかもしれません。

 

 

社会に交わって暮らす


おひとり様の老後で老人うつ病を患ってしまうと、なかなか難しいのですが、改善が最終段階に入っていて、より気軽に外に出られそうになってきたら、積極的に社会と交わると、一気に回復しやすいです。

 

【 おひとり様の老後☆社会と交わる 】

 

★ とは言っても、最初はちょっとしたことで構いません。老人うつ病を発症すると、ついつい引きこもりがちになってしまいますので、まずは近所に食事やお茶に出かけるだけでも充分です。

 

・ 若い世代のうつ病では「無理せず休む」ことが最善の治療になることが多いですが、老人うつ病の場合には「適度に動く」ことがポイントとなります。

 

毎朝決まった時間に、決まった場所にお茶をしに行き、周囲の様子を何となく観察するだけでも、心には活気が生まれます。それをクリアしたら、地域のレクレーションやボランティアに参加してみるのも、良いかもしれません。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回はおひとり様の老後で老人うつ病を感じ始めた時、自分でできるいくつかの対処法と豆知識をお伝えしました。

 

老人うつ病の場合には、喪失感や無価値感(自分には価値がないと感じること)から生まれるものが多いので、ただただ休んでいると、どんどん症状は悪化し、しまいには「セルフネグレクト」と呼ばれる状態にもなり兼ねません。

 

セルフネグレクトになると、自分へのケアを一切しなくなり、ゴミ屋敷と化したり、近隣の人々が引いてしまうほどの汚い身なりで歩くようになってしまうケースまであります。

 

外に出られるようになったら、自分の役割が持てるようなボランティア…、例えば読み聞かせなど、に参加するなどすると、気付けば改善しているかもしれません。

 

 

まとめ

自分でできる、老人うつ病を克服する方法

・自分の症状の状態と病気を理解する
・生活リズムを崩さず、服装まで気を配る
・宅配サービスで、健康的な食事を摂る
・NHKのラジオ体操など、小さな習慣を持つ
・お茶だけでも良いので、社会と関わる

 



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