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葬送の違い、密葬と家族葬。選択前に理解したい5つの事

葬送の違い、密葬と家族葬。選択前に理解したい5つの事
葬送の方法を選ぶ、と言う考え方自体がなかった…、とも言えるひと昔前。現代でも多くの遺族が選択するように、そのほとんどが一般葬でしたよね。その他でも、会社が主体で葬儀を執り行う社葬や密葬…、この三種類の葬送スタイルだったのではないでしょうか。

 

けれども近年では、人気が高い家族葬をはじめ、宗教的な儀式を行わないような直葬、埋葬方法まで考えた葬送なら、海洋散骨や樹木葬と言った、自然葬まで、多岐に渡る選択ができるようになりました。

 

ただこの「家族葬」概要だけを知ると、密葬と家族葬の違いが分からず、戸惑う方々も多いですよね。そこで今回は、後々まで納得できる葬送スタイルで故人を見送ることができるよう、今人気の高い家族葬と、密葬の違いをお伝えします。

 



 

葬送の違い、密葬と家族葬。
選択前に理解したい5つの事

 

昔からある葬送のひとつ、密葬


密葬は名前の通り、広く訃報を知らせずに身内である遺族や、ごくごく親しい知人・友人のみでしめやかに執り行われる葬儀スタイル。そのため訃報の知らせも、葬儀の後にハガキで送られることもあるのが特徴。

 

【 葬送の違い:密葬とは 】

 

■ 密葬とは言え、ごく身内ですが通常通りの流れで葬儀は執り行われます。

 

・ 近年では無宗教を貫いた、何も儀式を行わない「直葬」なども見受けられますが、直葬の場合には火葬のみを行うため、意味合いとしては全く異なる…、と考えて良いのではないでしょうか。

 

ごく身内のみで執り行われるため、ある程度の自由が利く葬送プランではありますが、多くのケースで通夜や告別式を執り行っています。

 

 

地位の高い方が選ぶことが多い


また密葬と言うと、何か特別な事情があるようなイメージを持つ方もいるのですが、密葬を選ぶ多くの理由には、芸能人や有名人、会社の社長などの立場から、会葬者が多く予想されるため。

 

【 葬送の違い:密葬は本葬とセットが多い 】

 

■ これも密葬を選んだ遺族によって選ぶことはできるものの、多くのケースで密葬を執り行った後に、一般会葬者を迎える「本葬」が開かれるのが、密葬の特徴。

 

・ 例えば芸能人の訃報ニュースなどで、「○○さんを偲ぶ会」などの会が開かれる様子を見たことがある方も、多いのではないでしょうか。このような、「偲ぶ会」などが本葬

 

多くの弔問客が見込まれ、混雑が予想される葬儀では、この本葬をセットにした密葬を選ぶ遺族が多いのです。

 

 

家族葬の考え方


では家族葬はどのようなものになるのでしょうか。実は「家族葬」と言う言葉自体は本来なかったもの…。ですが密葬でありながら、本葬を行わないパターンが一般層を中心に広がってきた流れに伴い、とある葬儀社が付けた名前が、「家族葬」だったのです。

 

【 葬送の違い:家族葬とは 】

 

■ このような事情から、「家族葬」は簡単に言えば、密葬の本葬をしないスタイル。ただし、まだ新しい葬送スタイルで、細かく決まり事はありません。

 

・ 「ごく身内のみで、しめやかに葬儀を執り行いたい。」と言う遺族の願いに応えて生まれた、新しい葬送スタイル。

 

細やかな部分は遺族の希望に沿ったプログラムにできる事が多い傾向にあるのです。

 

 

従来の常識を覆す、家族葬


そのため密葬と同じく、葬儀を終えてから訃報を知らせるハガキを送る遺族も少なくありません。葬儀を終えた旨をひと言添えますが、なかには「最後の別れをしたかった…。」と考える知人友人もいるので、自由になる反面、細やかな心配りは必要かもしれません。

 

【 葬送の違い:自由な家族葬プラン 】

 

■ 家族葬と言っても、その規模もさまざま。案内する人数も遺族で自由に決めることができます。「家族のみ」に限られているから、家族葬でもありません。

 

・ さらに会葬者からのお香典を、辞退する家族葬も増えてきました。お香典を辞退する代わりに、香典返しなどを用意しない、と言う考え方。

 

ただしこの場合、まだ新しいスタイルだけに、なかにはそれでもお香典を持ってきたり、後々自宅まで焼香に訪れて、お香典を渡す方も…。このような方々に備えて、いくつかの香典返しは準備しておくと、よりスムーズです。

 

 

注目したい、その他の葬送スタイル


このように遺族の素直な気持ちや、自由な考え方による、現代のニーズに沿って生まれたのが新しい葬送スタイルとも言える「家族葬」。確かに現在ではこの家族葬の人気が高まっているのですが、さらに新しく生まれた葬送スタイルがあります。

 

【 葬送の違い:ホテル葬 】

 

■ そのひとつが「ホテル葬」。家族のみで火葬を済ませた後、密葬で言うところの本葬として、ホテルの会場を利用した葬送スタイル。この目的は、しめやかに行うのではなく、楽しく故人を見送ろう…、と言うもの。

 

・ そのため、参加者がお焼香をしたり、弔事を述べたり…、などのプログラムは一切省くことも。

 

まるで同窓会のように、ゆかりある人々が集まって、明るく故人の思い出を語り合う…、そんな葬送スタイルなのです。

 

 

いかがでしたでしょうか、ひと昔前であればほとんどの葬儀が「一般葬」。会社関係者から知人友人、隣近所まで100人前後の弔問客が訪れ、遺族は喪主は挨拶やおもてなしで、慌しく過ごすのが常でした。

 

けれども日本では、敬虔な仏教徒も少ないこともあり、より自由な葬送スタイルが好まれるようになりました。確かに以前から、厳かな葬儀を執り行いながらも、「もっとゆっくりと、故人と話をして最後の別れをしたかった…。」と言う声は聞こえていたのは事実です。

 

周囲の常識などは一度横に置いて、遺族が自分たちが納得できるような、希望の葬送スタイルを選ぶようになったのかもしれません。ホテル葬のなかには、一連の宗教儀式を一切行わないスタイルも見受けられます。

 

自由な葬送スタイルを選ぶことができる現代、ぜひ納得できる形で、故人を見送ってください。

 

まとめ

葬送スタイルの違いとは

・密葬はまずは、ごく身内で葬儀を行う
・密葬では、会葬者を募る本葬が行われるのが、一般的
・家族葬は密葬と違い「本葬」をしない
・家族葬では、お香典の辞退など自由に決められる
・家族葬の他に、ホテル葬も注目されている



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