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通夜の服装はTPOに合わせる。現代の5つのポイント

通夜の服装はTPOに合わせる。現代の5つのポイント

通夜の服装は、突然の訃報も多いだけに「これで大丈夫かな…」と、戸惑う方も多いですよね。

 

仕事を終えてそのまま駆けつける方もいますから、実際に昔ながらの通夜の服装マナーは、翌日の葬儀とは違います。

 

…ただ、最近では霊園室も性能が良くなり、ゆっくりと行う通夜も増え、服装マナーも現代に合わせて変化しつつあるため、そこでも戸惑う方が多いです。

 

そこで今日は、現代の事情も考慮に入れながら、通夜の服装マナーで押さえたいポイントをお伝えします。ぜひ、参列前の参考にしてください。

 



 

通夜の服装はTPOに合わせる。
現代の5つのポイント

 

本来の通夜の服装マナー


冒頭でお伝えしたように、故人が亡くなった翌日以降に行う葬儀と、すぐに執り行う通夜とでは、服装マナーが違います。

 

葬儀では心の準備もできるため、服装マナーが徹底していますが、通夜では服装マナーも「気のみ気のまま駆けつけている」ことを前提としています。

 

【 本来の通夜の服装マナー 】

 

☆ そのため、「平服」と呼ばれる地味目な色合いの服装であれば、問題はありません。

 

男性なら … 濃紺やグレーなどのスーツ、黒い靴に黒い靴下、Yシャツは白、ネクタイも地味な色目のものを選べば安心です。

 

女性なら … 濃紺やグレーなどのシックなワンピースやツーピースが望ましいです。露出の少ない、袖丈は肘以上、スカート丈は膝以上の長さで選びます。

 

男性は、Yシャツが白でもカジュアルなボタンダウンは避けてください。また、靴やベルトのバックルに金があるのも、良くありません

 

靴は光沢のないマットな黒の革靴がベストです。ネクタイも濃紺などの地味目のものを選びます。

 

…このような平服は忌明けの法事(地域によっても違いますが、一周忌や三周忌以降)などでも利用することがあるので、喪服とともに一式揃えておくと便利です。

 

 

現代増えてきた、通夜の服装マナー


以上が本来の通夜の服装マナーですが、これは昔、霊安室の性能もあまり良くなく、早くに火葬を済ませなければならない時代のものでした。

 

最近では霊園室の性能も良くなったことで、ご臨終から日にちが経ってから執り行われる通夜も多いです。

 

そうなると、参列者もキチンと心と服装もろもろの準備ができます。

 

【 現代に多い、通夜の服装マナー 】

 

☆ さらに近年では、仕事のスケジュールが付かない方も増え、昔のように通夜と葬儀の両日参列する方が少なくなりました。

 

・ そのため、通夜のみの参列者の方や、日にちが経った通夜では、葬儀と同じ服装マナーが求められつつあります。

 

葬儀と同じ服装マナーは、知人や友人の参列者であれば「略式喪服」、基本は光沢のない黒のスーツ、女性であれば黒いワンピースやアンサンブルです。

 

「平服」であれば女性のストッキングも肌色ですが、「略式喪服」なら黒のストッキングを着用します。

 

なかには染まった色をスプレーで黒く染めて参列する方もいますから、上方や小物類(バッグなど)まで、「布製の黒・地味目な装い」を年頭において準備をします。

 

 

現代、引かれることも多いNGマナー


通夜の服装マナーは本来「平服」ですが、それでも前項と同じく「地味目に」整えることは必須です。

 

けれども、それこそ気のみ気のまま出向くことが多いからか、「通夜会場にたどり着いてから、『しまった!』と後悔した…。」との失敗談がいくつかあります。

 

【 現代に多い、通夜のNG服装マナー 】

 

① ネイルが派手な色で、気づいても会場では落とせなかった。

 

② ピアスを付けたまま参列していた。

 

③ それほど明るくないと思っていたが、会場に着くと髪の毛のカラーリングが目立った。

 

④ (日にちが経ってからの通夜で)、深い濃紺のスーツを「黒っぽいかな…。」と着て行ったが、喪服の人々と並ぶと色目の違いが目立った。

 

⑤ 靴を脱がないと思って、気を抜いていたら畳間だった…、と言うことも多く、「靴を脱いだら靴下が柄物だった」などがあります。

 

昔ながらの通夜で平服での参列だった場合、女性は肌色のストッキングで参列しますよね。

 

その時に、ストッキングから透けて見える「ペディキュア」が派手で気になった…、との失敗談もありました。

 

 

「平服」と「略式喪服」の判断


「平服」と「略式喪服」の違いです。周囲も判断の難しさを理解しているので、引かれるほどでもないですが、浮いた状態になってしまいます。

 

…とは言っても、時代に合わせて通夜の服装マナーが変化しつつある今、どう判断して良いものか…、迷いますよね。

 

【 通夜の服装マナーの判断 】

 

① 故人を亡くしてから通夜までの日数があれば、略式喪服で参列する方が安心です。

 

② 通夜に略式喪服で参列する新しいマナーは、都心部の方が広がっています。地方の自宅葬などでは、今でも昔ながらの平服も多いです。

 

…などが判断材料になります。一緒に参列する方がいるなら、相談をしたり、葬儀社などに問い合わせるのも一案です。

 

それでも迷うようなら、略式喪服で会場へ向かい、平服だったなら、男性なら濃紺などのネクタイを持参して交換、女性なら肌色のストッキングを持参して履き替えるのも、良い方法かもしれません。

 

 

マナーある人が持つ、小物類


日ごろから冠婚葬祭のマナーをわきまえている人なのかどうか、周囲が判断するものが、小物類です。

 

突然の訃報も多いので、成人になったら、一式揃えておくことをおすすめします。

 

【 通夜の服装マナーで準備したい、小物類 】

 

① 袱紗(ふくさ) … お香典を包んで持ち歩きます。紫や緑などの地味な色を選んでください。

 

② 数珠(じゅず) … 略式の数珠で問題ありません。自身の宗旨宗派の数珠があれば、(相手の宗派に合わせなくとも)それでも良いです。

 

③ 白か黒のハンカチ … 意外にも忘れがちなハンカチですが、通夜の席だけに出す機会は多いので、白か黒のハンカチを準備してください。

 

…涙を押さえるために出したら、ハンカチが派手な色で目立ってしまった…、などの失敗談もありました。準備をしておくと便利です。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は現代変化しつつある、通夜の服装マナーについてお伝えしました。

 

都心部では通夜と葬儀の両日とも、多くの方々が参列する場となっていますが、地方での昔ながらの通夜は、故人を良く知る知人や友人、親族のみが集まるものも多いです。

 

このような通夜での服装マナーは、形よりも心を表現するものを大切にしています。

 

例えば「平服」も、慌てて駆けつけたことを表しますし、香典も「涙で濡れた」薄墨です。

 

ぜひ通夜の服装マナーを理解して、故人を弔う気持ちをお伝えしてください。

 

 

まとめ

現代の通夜の服装マナー

・昔ながらの通夜では「平服」
・現代は通夜も「略式喪服」になってきた
・髪や爪、靴下まで注意をする
・日にちがあいた通夜では喪服がベター
・都心部では略式喪服が多い
・迷ったらネクタイやストッキングを持参する
・袱紗や数珠、ハンカチも忘れず準備する



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