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お葬式をオリジナルにする、5つの葬儀スタイル

お葬式をオリジナルにする、5つの葬儀スタイル

お葬式は最近では、一般葬だけではなく、それぞれの家庭の希望や事情に沿った、さまざまなスタイルが見られるようになりましたよね。一戸建ての家が多かった時代には、自宅の畳間を利用して執り行われることも多かったお葬式。

 

けれども最近では葬儀場でのお葬式が一般的で、反対に都心近郊では、自宅で葬儀を執り行うことを「自宅葬」と呼んだりもします。不思議ですが、現在の自宅葬はマンションの一室と言う事例も多くあり、昔ながらのものをイメージして参列すると、また少し違うことに気付くかもしれません。

 

その他にも人気の家族葬や、明るく故人を見送るホテル葬など、自分達らしくしかも、葬儀社のプランにもあって執り行いやすい、多くの葬儀スタイルが存在します。ならば自分達も、より故人も遺族も温かく心に残るお葬式を行いたいですよね。

 

そこで今回は、自分達らしいお葬式を実現するために知りたい、いくつかの葬儀スタイルの事例おお伝えします。

 



 

お葬式をオリジナルにする、
5つの葬儀スタイル

 

故人が愛する家で行う、自宅葬


確かに葬儀会場でお葬式を行うと、自宅が狭いお家でもスペースが取れますし、突然の身内の訃報に忙しい時期に、お家を掃除するなどの手間隙が省けるかもしれません。けれども、一方で自宅で葬儀を行う「自宅葬」も昔から需要が高いのです。

 

【 故人が愛する家で行う、自宅葬 】

■ 故人が慣れ親しんだ自宅でお葬式を行いたい、というニーズは今も昔も高いです。

・ 昔ながらの一軒家など、大きなお家ではなくても、最近では小さなマンションやアパートの一室で、静かに執り行われることも多くあります。

 

「我が家は狭いから…。」とはじめから諦めるのではなく、もしも故人や喪主、遺族が本当は希望しているのであれば、一度確認してみると、案外希望に沿ってくれる葬儀社も多いです。

 

 

家族だけで気遣いなく、家族葬


自宅葬と同じく、喪主や遺族が大切な故人を偲ぶ時間を大切にしたいなど、近年選ばれることが多いのが家族葬です。

 

【 家族だけで気遣いのないお葬式 】

■ 家族葬はその規模も小さいため、料金的にも30万円~60万円と、比較的リーズナブルな点もニーズが高い理由のひとつで、終活をしていた故人の遺族への配慮や希望によって、選ばれることも多々あります。

 

家族葬とひと口に言っても、一般の弔問客の範囲や、お供え物や香典、供花の受付などの判断は、それぞれの家族によってさまざまです。

 

 

社会的立場がある故人なら、密葬


反対に社会的な立場があり、大勢の弔問客が見込まれる場合、先に家族だけでしめやかに葬儀を執り行い、後々「偲ぶ会」などを催す事例が多い葬儀スタイルが、密葬です。

 

【 社会的立場のある故人だからこそ、密葬 】

■ 後々に一般の弔問客を募った「偲ぶ会」のようなものを催すかどうかが、密葬と家族葬の大きな違いです。

 

会社の社長や重役など、幹部であった故人の場合には、密葬に限らず、会社が葬儀費用を出して執り行う「社葬」になる事例も多いかもしれません。

 

 

明るく見送る、ホテル葬


一方、近年注目されている葬儀スタイルが「ホテル葬」です。基本的には密葬と同じような葬儀スタイルなのですが、少し目的や意味合いが違います。

 

【 近年注目されている、ホテル葬 】

■ 密葬で後に催す「偲ぶ会」のような会が、社会的な意味合いが強く、弔問客も大勢参列するケースがほとんどであるのに対し、ホテル葬ではごく身近な、プライベートな関係に近い参列者でアットホームに行われるケースが多いです。

 

故人とゆかりのある人々が集まり、明るく見送る葬儀スタイルです。

 

 

お花が大好きな故人に…、花葬


祭壇を美しい花で彩る、「花葬」も人気の葬儀スタイルのひとつ。甘い香りや美しい花姿、お花を愛する人々は多いですよね。

 

【 お花で美しく祭壇を彩る、花葬 】

■ 従来の祭壇が花で囲まれ、美しい花々の中でお葬式が進行します。お花を愛した故人にピッタリの花葬。生前に故人が好きだった花々で装飾する場合が多いです。

 

 

ピアノや楽器を象る祭壇、音楽葬


故人とゆかりが深いモチーフで祭壇をデザインしたお葬式が、最近見受けられるようになりました。

 

【 音楽を愛した故人に、音楽葬 】

■ なかでも多く見受けられるのが、ピアノや楽器といったモチーフで祭壇をデザインした「音楽葬」です。

 

特に生前に終活をして、自分の葬儀スタイルを選択していた故人などを中心に、故人が愛した曲を葬儀中の「葬送曲」にしたものもあります。

 

 

自然葬は、ひとつの「セレモニー」


最後に近年注目されつつある「自然葬」。最も人気がある樹木葬は大木の下に遺骨を埋葬したり、墓標代わりに植林したりする葬送方法。その他、海に遺骨を散骨する「海洋散骨」などがあります。

 

【 自然葬をセレモニーとして捉える風潮 】

■ 自然葬は、例え樹木葬であってもいつかは自然へと帰ります。遺族のなかには、抵抗のある方も多くいますので、遺骨の一部を自然葬とし、葬儀外のひとつの「セレモニー」と捉える風潮も出ています。

 

例えば、故人が以前愛した海外や遠くの海へ、遺骨の一部を散骨しに来る、と言う遺族も多くいます。

 

 

いかがでしたでしょうか。確かに日本人の多くは葬儀自体は仏教に則ったものが多いながらも、考え方や価値観は無宗教でもあり、それぞれに自由な発想や希望を持っている場合が多いです。

 

アメリカでは「宇宙葬」や「花火葬」と言ったものもありますが、日本人のニーズで多い葬儀スタイルは、派手さよりも家族の絆を改めて実感できる、若しくは故人らしさを感じられるものが多いです。

 

特に最近増えてきた「終活」をしている方々はとても前向き。自分亡き後のお葬式を、ひとつのイベントとして捉え、「自分らしさ」を演出する葬儀の手配をしたり、生前契約をする事例も多くなりました。

 

ただ、「終活」をしているとは言え、やはり残された遺族の悲しみの深さは変わりません。自分を支えてくれる遺族が、残された時の気持ちも鑑みて、多くの可能性のなかから、故人も遺族も、皆が納得できる葬儀スタイルを選んでください。

 

 

まとめ

自分達らしく故人を見送る葬儀スタイルとは

・住み慣れた我が家で行う、自宅葬
・家族だけで故人を弔う、家族葬
・家族と社会的なものとを分ける、密葬
・ホテルでゆかりのある人々が集う、ホテル葬
・キレイは花々で祭壇を彩る、花葬
・音楽を愛した故人の好きな曲で送る、音楽葬
・自然葬は遺骨の一部を利用する流れもある



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