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沖縄でも注目されるリビング葬①。メリットと費用の目安

沖縄でも注目されるリビング葬①。メリットと費用の目安
沖縄でも増えてきた「リビング葬」は、全国的に人気がある家族葬スタイルのひとつです。「昔のように自宅葬ができれば、家族のみでしめやかな葬儀ができるものの、部屋も狭くて会場にはしにくい…。」と言う方は多いですよね。

 

そもそも家族葬は名前の通り、ごくごく親しい家族や友人のみで執り行う葬儀です。ただ、まだまだ新しいスタイルと言うこともあり、「小さい規模の葬儀」と言う事以外には、細やかな定義はありません

 

そんななか、故人の性格や遺志によって家族葬を検討している遺族にとっては、「小さい規模での葬儀であっても、丁寧に故人を送り出したい。」と言う思いは強いのではないでしょうか。

 

そんな時、小さい斎場ながらも葬儀社が用意する空間で、丁寧な葬儀を行うことができたら、有難いですよね。そこで今回は、沖縄でリビング葬を執り行うメリットや費用についてお伝えします。

 



 

沖縄でも注目されるリビング葬①。
メリットと費用の目安

 

沖縄でのリビング葬の会場例


沖縄でのリビング葬はまだまだ新しいスタイルですが、多くの葬儀社のなかには沖縄でも積極的にリビング葬を扱い、会場も用意している会社もあります。

 

【 沖縄のリビング葬:会場例 】

 

★ 平屋の小さな一戸建てにある会場では、リビングから広がる棺が入る畳間、カウンターキッチンがありました。お風呂場も完備されており、モデルルームのような清潔感があります。

 

・ この他、沖縄では「リビング葬」と銘打ってはいないものの、風呂場・キッチンを完備した斎場では、寝泊まりOKの会場が多いです。

 

その他、アパートなどの一室を利用したリビング葬の会場も見つけることができました。これらの斎場では、葬儀はもちろん法要にも対応しているケースが多いので、問い合わせてみてください。

 

 

沖縄でリビング葬を選ぶメリット


沖縄でリビング葬を選ぶケースでは、もともとは家族葬を検討していた遺族が多いです。多くの弔問客が参列する沖縄の葬儀ですが、リビング葬を選ぶ家では荼毘広告も出さず、家族のみの葬儀が多いです。

 

【 沖縄のリビング葬:メリット 】

 

① 「世間体や周囲を気にせず、家族でゆっくりと故人を弔いたい。」と言う方には需要があります。

 

・ 一晩通して故人の傍にいることができ、自宅に招くように弔問客をリラックスして招くために、対応に追われることがありません。

 

② 故人が高齢などで、体力的に二日間の参列が難しい遺族が多い場合には、その場で寝泊まりができて楽なうえ、自宅葬のように家の掃除も気になりません。

 

・ 沖縄のリビング葬会場は家のような造りなので、喪服を着ないで葬儀を進める遺族も増えました。「最期の家族の時間を慈しむ」感覚で葬儀ができます。

 

また沖縄でリビング葬を選ぶ家では、昔のように、夜通し一番近しい女性が添い寝をしたり、お線香(ヒラウコー)を絶やさない、…と言ったような、「沖縄の風習に倣いたい」として選ぶケースも多くあります。

 

 

沖縄でのリビング葬、費用の一例


沖縄のリビング葬に限った話ではないのですが、現代では形式が自由になってきたため、(例えば、香典を受け取るか否か、訃報を事前に知らせるか否か、など)リビング葬ひとつとっても、一概に〇〇万円!とは言えません。

 

けれどもひとつの目安として、実際に沖縄でリビング葬を執り行った事例をお伝えします。

 

【 沖縄のリビング葬、費用例 】

 

① 会場費・生花代(多くの生花で演出しました)…120万円
② 遺影・位牌・枕飾り・後飾り・礼状など…9万円
③ 返礼品・通夜ぶるまい・精進落とし(20名分)…28万円
④ 車手配(寝台車・霊柩車・マイクロバス…13万円
⑤ 立替金(火葬料・収骨器など)…9万円
⑥ 供花1対(2基)…3万円
⑦ サービス料金…10万円

 

…以上、弔問客が20名のリビング葬で、Aさんのケースでは192万円でした。

 

ただし沖縄のリビング葬では、祭壇や棺などもさまざまなタイプがあるため、その料金はまちまちです。お香典を辞退して、返礼品を用意しなかったり、通夜ぶるまいや精進料理を仕出し弁当で節約することもあります。

 

 

沖縄のリビング葬に多い、自由葬


また、沖縄のリビング葬では宗旨宗派を問わない、いわゆる自由葬を希望する方も見受けられます。

 

【 沖縄のリビング葬、自由葬 】

 

★ 一般的にはお坊さんをお呼びして読経供養が行われますが、そうなると遺族は喪服に着替え、迎える準備をしなければなりません。

 

・ もともと「ゆったりと故人を見送りたい」とするリビング葬では、普段着(平服)で葬儀を進めたい意向が強いです。そのため読経供養は行わず、それぞれが故人に話しかけたり、家長が御願のグイスを唱えたりして供養します。

 

前述のAさんの事例でも自由葬でしたが、もしも読経供養を検討しているのであれば、前項の費用の他にお坊さんへの「お布施」代金が掛かります。

 

お布施では、それぞれの白い封筒に「お布施」として、読経供養の3万円~7万円前後、「お車代」として5千円前後、お食事に御一緒しない場合には、「御膳代」として5千円前後を包んでください。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で増えつつあるリビング葬についてお伝えしました。リビング葬は全国的にもニーズがどんどん高くなっている、家族葬のスタイルのひとつです。

 

さらに、自宅のようにくつろげる「部屋」をイメージしていることもあり、沖縄のリビング葬では、20人前後の弔問客を想定した、小さい規模の葬儀が多い傾向にあります。

 

Aさんの例のように生花を棺がある畳間にふんだんに飾る演出が人気ですが、自由葬に近いために、さまざまな希望が叶う点も魅力です。

 

告別式では参列者全員が、それぞれにゆっくりと故人の顔を見て話しかけ、手紙を棺に納めたり、音楽好きな故人の沖縄のリビング葬では、友人知人が棺の傍らで弾き語りを楽しんでいました。

 

故人をゆっくりと偲びながら葬送したい遺族には、おすすめのスタイルです。

 

 

まとめ

沖縄のリビング葬、メリットと費用例

・高齢の参列者の寝泊まりが楽
・ごく親しい人たちでゆっくり葬送できる
・自宅葬のように家の掃除が必要ない
・20名で生花をふんだんに使った例で190万円前後
・リビング葬には自由葬が多い

 



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