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お悔やみの言葉を友人に送る。参列する時の言葉掛けとは

お悔やみの言葉を友人に送る。参列する時の言葉掛けとは
お悔やみの言葉を友人に掛ける時、参列時にはどのような言葉を掛けて良いのか、迷ってしまいますよね。友人だからこそ、形式ばった言葉ではなく、率直な方が良いのか…、それともマナーを重んじたものが適切か…。

 

メールやLine文化が当たり前になっている現代では、参列時だけではなく、訃報を受けた後にもさまざまな迷いがあることも。

 

例えば、他の友人や知人から訃報を受けた時、ひと言でもすぐに、Lineやメールなどでお悔やみの言葉掛けをした方が良いのかどうか、など。

 

親しい友人であればあるほど、悩ましい部分でもありますよね。そこで今回は、大切な友人が悲しみのなかにいる時、どのようにお悔やみの言葉を掛けたらよいのか、基本的なマナーをお伝えします。

 



 

お悔やみの言葉を友人に送る。
参列する時の言葉掛けとは

 

お悔やみの言葉を伝える、基本のマナー


お悔やみの言葉は仏式のお通夜や葬儀では、必ず伝えるのがマナーです。ただし喪主は当日忙しいため、一般的には持ってきた香典を渡しながら、受付の人へお悔やみの言葉を伝えます。

 

「でも、葬儀社の人が受付をしているし…。」と考える方々も多いのですが、葬儀社スタッフや知人・友人が受付をしている場合でも、お悔やみの言葉を伝えて香典を渡すのが基本のマナーなのです。

 

【 お悔やみの言葉、基本の例文 】

 

・「この度は、ご愁傷様です。」
・「この度は、心からお悔やみ申し上げます。」
・「この度は突然のことで、言葉もありません。」

…などなどがあります。

 

仏式の葬儀がほとんどですが、これが神道やキリスト教になると、その死生観からお悔やみの言葉も変わってきます。例えば、キリスト教であれば「安らかに眠りにつかれますよう…」などのお悔やみの言葉を用い、「お悔やみ」の言葉を使いません。

 

 

親しい関係の場合の、お悔やみの言葉


前項でお伝えしたお悔やみの言葉が基本ですので、通夜や告別式へ参列した際には、親しい関係性の友人であっても、前述したようなお悔やみの言葉を伝えることは、基本的な作法であり、問題はありません。

 

とは言え、確かにマナーを大切にすることが、何よりの心遣いとは言え、親友など近しい関係性では、心もとありませんし、寄り添う言葉掛けをしたいですよね。

 

【 親しい関係性での、お悔やみの言葉 】

■ 「何かできることがあれば、言ってね。」

 

・ 今回は遺族が友人の場合なので、少し立場は違いますが、故人と近しい関係性もあれば、黒いエプロンを持参してお手伝いを申し出ることも多いです。

 

その他、友人を労うひと言をお悔やみの言葉に添えても、寄り添いたい気持ちは伝わるかもしれません。例えば「この度は突然のことで、何て言えばよいか分からないけれど、大変だったね。」などの言葉掛けはいかがでしょうか。

 

 

お悔やみの言葉は、メールでも良いのか


一人に一台スマホの時代、メールはもちろん、LineやSNSと、離れていても連絡手段が多い今の時代です。突然の訃報を本人以外の知人や友人から受けたら、何かひと言、伝えたくもなりますよね。

 

現代では、近しい関係性に限っては、お悔やみの言葉をメールで伝えるケースも増えてきました。ただし、メールはあくまでも簡略化した連絡手段であることは、意識しなければなりません。

 

【 お悔やみの言葉をメールで送る 】

■ お悔やみの言葉をメールで送るだけ…、と言うのは、出来るだけ避けるべきと言えます。

 

・ 訃報を聞いたらすぐに、お悔やみの言葉をメールで送りつつ、通夜や告別式には参列したり、それがムリであれば弔電お悔やみの手紙を出すことをおすすめします。

 

 

敢えて多くを語らない選択も


多くのケースで親しい友人からの、心を込めたお悔やみの言葉は相手の心に響くもの…。けれども、とても繊細な場面だけに、状況によっては言葉は少なく留めた方が良いこともあります。

 

もともと親しい友人ではない場合、葬儀の場での長話は避けるべきこと。喪主や遺族の立場であれば、忙しいこともあるので、こちらから相手を呼び止めて話をするのは、マナー違反でもあります。

 

【 敢えて多くを語らず、意思表示を 】

■ 「この度は、突然のことで…」などと言葉少なに伝え、深く頭を下げたり、目が合った時に気持ちを込めつつ頷いたり…、などなどの行動で、お悔やみの気持ちを伝えるのも、ひとつの方法です。

 

そして何よりも、しっかりとマナーある態度で参列、焼香をする行動が、故人や遺族である友人に弔意を示していることにもなるのです。

 

 

伝えてはいけないお悔やみの言葉


このように、繊細な葬儀の場面だけに、伝えたいお悔やみの言葉が見つからなかったら、言葉少なに終わってしまっても、問題はありません。けれども、「使ってはいけない言葉」は意識しておきたいもの。

 

葬儀では使ってはいけない言葉である「忌み言葉」があります。

 

【 葬儀で使ってはいけない、忌み言葉 】

不幸が重なることを意味する言葉

 

・ 重ね重ね
・ 追って
・ 再三

などなど。

 

その他、「生きている時」や「悲しい」「死去」などの直接的な表現は避けるべき。このような言葉は「まだお元気だった頃」や「傷心のなか…」「永眠」、などの表現で表すのがマナーです。

 

 

いかがでしたでしょうか、お悔やみの言葉は定例文もあり、さほど多くを話す必要はありませんが、相手が親しい友人であれば、「どのようにお悔やみの言葉を伝えれば良いのか…。」悩むもの。

 

ただし通夜や告別式当日は、喪主や遺族はとても忙しい日でもあり、まだ心の整理もできていない状況のなか、気を張って責任を全うしていることもありますので、そっと見守ることもひとつの方法です。

 

また葬儀では、故人が亡くなった理由や状況を事細かに聞くのは、タブーと言う事も理解しなければなりません。

 

まずはしっかりとした葬儀マナーを理解して、友人や遺族の皆様、そして故人に精一杯の弔意を示すことを最優先して、参列してください。その様子だけでも、友人の心に寄り添い、気持ちが届くことも大いにあるのです。

まとめ

お悔やみの言葉を伝えるマナー

・お悔やみの言葉は、香典とともに必ず伝える
・「何かできることがあれば、言ってね。」
・お悔やみをメールで伝えるだけで終わらせない
・敢えて多くを語らず、態度で表す方法もある
・忌み言葉や直接的な表現は避ける



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