のんびり沖縄 沖縄から地元ならではの情報をお伝えします。
ID:2262

葬儀信託って何?終活で活用したい5つのメリット

葬儀信託って何?終活で活用したい5つのメリット
葬儀信託(葬祭信託)は近年始まった商品で、終活を進める方々に注目されている信託。有名な葬儀信託は三井住友銀行ですが、今では複数の企業や銀行で、この葬儀信託(若しくは葬祭信託)が設立されています。

 

まだまだ新しい形式であるため、それぞれに詳細は異なりますが、後々まで自分の口座として金銭を管理し、自分亡き後には葬儀費用を自動的に支払ってくれるため、身寄りのない高齢の方々や、家族に迷惑を掛けたくない方々に、高評価を得ているのです。

 

保険からの支払いなどいくつかの方法はありますが、いくつかの選択から最も自分達にピッタリした、信頼できる方法で葬儀費用を確保したいですよね。そこで今回は現在注目されている葬儀信託(葬祭信託)の基本と、そのメリットをお伝えします。

 



 

葬儀信託って何?
終活で活用したい5つのメリット

 

終活で葬儀の生前契約をする


終活の3本の柱は、葬儀・お墓・相続。相続に関する終活では財産目録を作ったり…と、その時に自己完結するものですが、葬儀やお墓の終活では、その時に終わるものではありません。特に葬儀では、自分で葬儀業者を見て回り、プランなどを聞いて検討してから、生前契約を結ぶまでを終活でこなす方々がほとんどです。

 

【 葬儀の生前契約 】

■ 「白装束は嫌。自分らしい服を着せて欲しい。」「仏教式ではなく、音楽を流したり映像を流して、自分らしい無宗教葬がしたい。」などなど、生前に自分の希望を叶えた葬儀スタイルを選択できるのが、生前契約の何よりの魅力です。

 

また一方で、生前契約をすることによって、愛する家族に余計な負担を掛けずに済む、と生前に自分で済ませる、と言う方々も増えています。

 

 

生前契約で懸念される問題点


この「家族に負担を掛けたくない。」の意味合いには、金銭的な負担も含まれています。そのため生前契約の際に、その費用まで預けるケースが多いのですが、金銭が絡むだけに多くの心配を伝える声は多く聞こえます。

 

【 生前契約での金銭問題 】

・ 葬儀社に預けても、その葬儀社が倒産したらどうなるのか?
・ 一人で終活をしているため、契約通りの葬儀が行われるか不安。
・ 費用は葬儀後に支払う契約だったものの、口座が凍結されている。

 

などなどの問題が挙げられます。ひとつの方法として、葬儀を終えた後、お香典で支払える範囲内での後払いの形態を取る方法もありますが、その時にも自分が関与できないだけに、スッキリとしない…、と言う声もあるのです。

 

 

葬儀信託で葬儀費用を保管する


このような不安に応える商品が「葬儀信託」です。会社によっては「葬祭信託」とも言われています。これは葬儀費用を預ける銀行に設けられた信託。葬儀のための信託ですので、当然口座は凍結しませんし、相続分割協議前でも支払いができます。

 

【 葬儀信託と言う選択 】

■ 信頼できる葬儀社を選ぶ際に、この葬儀信託を利用している業者を基準にするのもひとつの目安です。

 

・ もあい型と言われる、毎月支払うことで費用を貯蓄する形式を取るものもあります。これは昔から取られている形式で、決して信頼がない訳ではありませんが、「倒産したら…。」の不安には応えるものではありません。

 

その他の葬儀費用の捻出の仕方では、保険から出す方法があります。この場合、状況によっては遺族が仮払いをする可能性がありますので、葬儀信託よりは少し、迷惑が掛かるとも言えます。

 

 

葬儀信託をおすすめする方々


このような理由から、現在葬儀費用を保管するのであれば、葬儀信託が最も信頼できる預け先と言えます。葬儀社と提携している信託も多いため、契約者の訃報が届いたら、同時に支払いの手続きがされる点も、便利なところです。

 

【 葬儀信託をおすすめする事例 】

・ 血縁者がすでに周りにいないため、葬儀の不安がある場合。
・ 愛する家族に自分の葬儀の費用で困らせたくない場合。

 

ちなみに、血縁者が周りにいない、と言う場合には喪主なども心配ですよね。葬儀信託とは少しテーマがずれますが、葬儀社に相談する際に、喪主を決める段階がありますので、その時、喪主の不安も伝えることで解決する事もあります。

 

 

葬儀信託のメリット


ここまでお伝えするなかで、葬儀信託のメリットは十分伝わったかもしれませんが、ここで大まかにまとめてみます。ただし、それぞれの立場や状況によって、もあい形式など他の方法も十分にそれぞれのメリットがあります。

 

【 葬儀信託のメリット 】

・ 自分亡き後でも、葬儀代金を自動的に支払ってもらえる機関と言うこと。
・ 契約者本人の名義で預けているために、葬儀社の経営状態に左右されないこと。

 

…この2つが最大のメリットです。

 

終活ではもともと葬儀信託と提携している葬儀社と生前契約を進めると、よりスムーズ。葬儀プランが決まったら、指定された葬儀信託にその費用を預ければ、契約完了です。

 

 

いかがでしたでしょうか、亡くなるとその人の財産は全て相続財産となりますから、口座は自動的に凍結されてしまいます。そしてその口座は、遺言書がなければ遺産相続協議を終えた時点で、遺言書がある場合にはその分配が執行される時点で口座が再度開きます。

 

もちろん、口座が凍結されても葬儀費用の捻出が困難な場合などは、銀行に申請をすることで出してもらうことも可能ですが、その手続きも銀行によりさまざまで、手間が掛かるもの。

 

故人が生前に葬儀信託に葬儀費用を預けてくれたら、自動的に葬儀が執り行われる訳ですから、遺族としても助かることは確かですよね。本記事を参考にしながら、愛する家族が戸惑うことのない、葬儀の生前契約を検討してください。

 

 

まとめ

葬儀信託のメリットとは

・生前契約で葬儀を決めて、自分らしいものにする
・葬儀社に預けるなどの方法での不安が解消される
・葬儀信託に預ければ、葬儀社の状況に左右されない
・身寄りがない、身内に迷惑掛けたくない方々におすすめ
・葬儀信託に預けておけば、葬儀費用が自動的に支払われる



free_dialshiryou_seikyu

カテゴリー:
タグ:

関連記事

合わせて読みたい

人気記事ランキング

カテゴリ

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp