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葬送は自分達らしく。選べる今だから考える7つの事柄

葬送は自分達らしく。選べる今だから考える7つの事柄

葬送方法と言えば、誰もがお墓に遺骨を埋葬することを考えましたが、最近では「お墓はいらない。」と言う考え方を持つ方々もいるほど、多くの葬送プランが見受けられるようになりましたよね。

 

その背景には「終活」の広がりもあり、多くの故人や遺族が自分達らしい、納得の行くお葬式や葬送方法を実現しています。

 

けれどもその一方で、多くの選択肢があり自由に選べる時代になった現代だからこそ、お葬式や葬送がスムーズに進められなかったり、トラブルが起きることも…。できるなら、思い出して心が温かくなるようなお葬式や葬送方法を選びたいですよね。

 

そこで今回は、現在の傾向やお葬式や葬送プランの数々、今だからこそ意識したい注意事項をお伝えします。本記事もチェックしながら、自分達らしい葬送方法を実現してください。

 



 

葬送は自分達らしい姿で。
今だから選べる7つの形

 

お葬式も自由な時代


葬送方法を選ぶことで、おのずと自分達がしっくりとくる「死」への考え方が分かるため、お葬式のスタイルも決まってきます。何も考えずそのままお葬式、葬送…と流れる場合には、多くが一般的な仏教のお葬式を執り行いますよね。

 

【 お葬式の形式を決める 】

■ しかし現在では故人自身が生前に、お葬式や葬送方法を考える「終活」が広まっている背景から、さまざまなニーズに見合ったお葬式プランが発見できます。

 

例えば最近では、ごく身内の家族だけで、ゆっくりと故人を見送る「家族葬」の需要が高まっています。さらには「お墓はいらない、葬儀もいらない。」と言う考え方の「0葬」は、本が出版されたことで注目されました。

 

 

「終活」での生前契約前に


このように、お葬式や葬送方法のニーズが多様化した背景である「終活」。確かに故人の気持ちを汲むことができるのですが、一方でお葬式から始まる一連の供養や葬送は、故人だけではなく、残された遺族のためにもあるもの。

 

【 「終活」で葬送方法を決める前に 】

■ 確かに故人の遺志を汲むことが、遺族の癒しにもなりますが、0葬や海に遺骨を散骨する海洋散骨など、選択肢によっては、遺族への心配りも必要です。

 

特に残される遺族に相談せず、自分だけで生前契約をして進めた場合には、「聞いていなかった」と言うショックも相まって、トラブルになりがち。周囲へも相談をして、家族皆で決めていくことが大切なのです。

 

 

家族と共に考える、最後の時間


このようにお葬式や葬送は、残された遺族がその気持ちを癒す過程の、ひとつの儀式としての役割もあります。ご本人の気持ちを大切にするのはもちろんなのですが、「家族と一緒に」終活をしてみては、いかがでしょうか。

 

【 家族とお葬式や葬送を考える 】

■ 一緒に終活をすることで、お互いの気持ちや考えを理解する事例もありますし、何よりも、家族自身が納得して、お葬式や葬送を受け入れることができるのです。

 

前述した「家族葬」であれば、家族だけなのか親族も招待するのか、と言った参列する方々の範囲や、香典の有無など、細やかなところまで相談しながら進める家族も多いです。

 

 

葬送を選ぶことは、「死」を考えること


現在の葬送プランは、驚くほど多くのものがあります。従来通り、お墓に埋葬する葬送方法の他、変わったプランではバルーン葬や宇宙葬など、セレモニーの要素を含めたものも多いです。

 

【 葬送で「死」への考え方が分かる 】

■ 「明るい葬送にしたい。」とバルーン葬や宇宙葬を生前に選んだ事例もあれば、「自然に帰りたい。」と、樹木葬や海洋散骨を選択したケースもありました。

 

その他、珍しい選択ではありますが、自身の山などの敷地に粉骨した骨を撒いて葬送した事例もあります。このように、おのずと「死」への考え方が見えてくるのが、葬送の選択なのです。

 

 

昔ながらのお墓の埋葬


もともとある先祖代々墓でも、新しく家族墓や個人墓を建てるケースでも、昔ながらのお墓に埋葬する葬送方法は、やはり最もご遺族や親族が納得して、ゆっくりと故人の死を受け入れることができる葬送方法でもあります。

 

【 お墓に埋葬する葬送 】

■ 従来のしきたりに倣って、お墓を立てれば開眼供養、納骨式…、と定められたお供養を重ねていくことは、面倒な気もしますが、実はそれ自体が良い側面でもあります。

 

・ と言うのも、悲しみの中にいる遺族が、自然な形で新たな故人との繋がりを感じ、立ち直っていくことができる事例が多いのです。

 

お墓やお仏壇を通して、日々故人と繋がり話をしていくこと、お供養を続けることは、安心しながら新たな日常を送るための、大きな支えにもなります。

 

 

愛する遺族のための、葬送方法


潔ささえ感じる何も残さない「0葬」などが注目される一方で、このように残された遺族のための新たな葬送方法も多くあります。

 

【 遺族の心に寄り添う、葬送方法 】

■ 悲しみに少しでも寄り添うことのできる「手元供養」も、ニーズの高い葬送方法のひとつ。遺骨をそのまま家に置いたり、ダイアモンドや指輪などの形で、手元に残す葬送方法です。

 

この場合には、少しの遺骨でも大丈夫ですので、遺骨の一部を分骨して手元葬にし、残りをお墓に埋葬するなどの選択があります。

 

 

死しても尚、愛を育む


さらにニーズの高い新しい葬送方法と言えば、樹木葬ではないでしょうか。自然葬のプランは合祀タイプや個人で分かれた植林プラン、公園葬や里山葬など、多くの種類があります。

 

【 夫婦で入る樹木葬 】

■ 墓地を設けそこに木を植える樹木葬は、お墓こそないものの扱いはお墓に似ている「墓標」の役割を果たしています。

 

長く時間が経てば土に帰るよう、骨壷は溶けるようにはなっているものの、同じ墓地内に後々は夫婦で入ることができる樹木葬プランも見受けられます。

 

 

いかがでしたでしょうか。「終活」の言葉が存在しなかった時代には、そもそも「死」を言葉にすること自体がタブー視されていたこともあり、現代のような多くの葬儀や葬送プランは見受けられませんでした。

 

それでも、多くの日本人が昔から自然と仏教の教えに倣って、お葬式を執り行い、お墓に埋葬してきたように、昔ながらの風習や教えには、残された遺族が生きるための、たくさんの智慧が詰まっています。この多くの選択肢を持つことができる今だからこそ、改めてその良さも実感することができるのかもしれません。

 

昔ながらの葬儀や葬送方法でも、新しいスタイルを選ぶ場合でも、自分達で改めて考え、自分の「死」への考え方を理解して、選択する時代になりました。本記事を参考にしながら、納得のできる葬送方法を選んでください。

 

 

まとめ

現代のお葬式、葬送方法の選び方

・家族葬や0葬など、お葬式も多様な選択肢が増えた
・生前契約をする前に、家族にも相談をする
・「終活」は家族と共に進めると、理解し合える
・葬送方法の選択は、自分達の考え方が見える
・昔ながらのお墓の埋葬は、遺族の心に寄り添いやすい
・「手元供養」の選択で、愛する故人をより身近に
・樹木葬でも夫婦でひとつの場所に入れる



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