老後の健康維持に役立つ運動☆脳や体を元気に保つポイント
老後の健康維持は、シニア世代だけではなく40代50代の人々にとっても、興味深い課題ですよね。老後も健康維持さえ出来ていれば、収入が少なくなっても働き続けることができますし、介護の必要もありません。
人生100年時代、超高齢化社会が到来した現代の日本では、年金も先細りし、今の40代50代の世代になると、「悠々自適な年金生活」も夢のまた夢です。そのため、中高年の働き盛りから老後資金を貯蓄したりと対策を取っています。
けれども、どんなに老後の資金対策をしても、人生100年となれば膨大!「長生きリスク」と言う言葉まで出現しました。それならば、老後の健康維持に注力して、出来る限り楽しく長く働き続けられれば安心ですよね。
そこで今回は、老後も健康維持で長く働き続けるよう、楽しく趣味として続けられるような運動をいくつかお伝えします。
老後の健康維持に役立つ運動☆
脳や体を元気に保つポイント
老後の健康維持が習慣化するまで
老後の健康維持を続けるなら、「一生」続けなければなりません。ダイエットでも一時期的に痩せたとしても、その体重を維持しなければなりませんよね。老後の健康維持も同じです。
【 老後の健康維持のコツ:習慣にする 】
★ 特に、年齢に関係なく成長する組織は「筋肉」なのですが、この筋肉こそ、日々のトレーニングで維持ができる性質があります。
・ 新し習慣が定着するのは3か月、3か月さえ乗り越えれば「やらないと気持ち悪い」と感じるようになるので、この3か月間を目安に「同じ時間、同じ場所で」行って、習慣化させてみてください。
また、筋肉トレーニングなど「辛い」と感じる運動を習慣化するのであれば、終わった後の御褒美も続けるポイントとなります。
老後の健康維持ですから大量には勧めませんが、「一日に運動の後だけ、コップ一杯のビールが飲める」、もしくは「運動後のお風呂やサウナ」なども人気です。
老後の健康維持に役立つスクワット
老後にずっと健康維持が出来ていたのに、急に要介護状態になるケースでは、転倒による怪我や骨折などが多く見受けられます。
階段や部屋の敷居などに足が引っ掛かって転倒する事例も多いのですが、「自分ではもっと足を上げているつもりだった…。」との声も良くあるのではないでしょうか。
【 老後の健康維持のコツ:スクワット 】
★ このように老後は足腰から衰えが来やすいため、筋力トレーニングを始めるなら、まずスクワットをおすすめします。
・ 長く続けられる老後の健康維持に役立つスクワット法に、ソファーを使ったトレーニングがあります。ソファーの高さまで腰を落とし(ソファには座らず)立ち上がります。これを10回、毎日続けてみてください。
腰を落とす時には、お尻を突き出すようにして、お尻や腿の筋肉を意識します。10回とお伝えしましたが、ムリはせず、続けることを目標にすることで、息の長いトレーニングができます。
老後の健康維持に役立つ有酸素運動
老後の健康維持には、スクワットのよな筋力トレーニングで体幹を鍛えるとともに、有酸素運動を並行することがポイントです。特に長く続ける老後の健康維持には、ウォーキングをおすすめします。
【 老後の健康維持:ウォーキング 】
★ 筋力トレーニングは転倒による骨折や、筋肉の衰えによる身体の衰弱に役立ちますが、血流が良くなるウォーキングは、脳梗塞(脳卒中)などに役立ちます。
・ シニアでもムリなく続ける視点ではウォーキングがおすすめですが、有酸素運動であれば問題はありません。例えば、水泳やサイクリング、ムリがなければマラソンも有効です。
最近では夜間パトロールをしながらウォーキングをしたり、挨拶や声掛け、歩きながらおしゃべりをする…、などの「ソーシャル・ウォーキング」が注目され、サークルも増えてきました。
「ながらウォーキング」で一石二鳥なうえに、サークルで始めれば仲間も増えて毎日が充実します。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。
老後の健康維持におすすめの「趣味」
もちろん、趣味と老後の健康維持を両立できれば、一石二鳥で楽しく続けることができます。老後の健康維持におすすめの趣味の特徴は、①有酸素運動②軽く体を動かす趣味③手先を使う、頭を使う趣味があります。
そのなかでも、有酸素運動系でシニア世代に人気の趣味がコチラです。
【 老後の健康維持に役立つ、人気の趣味 】
① 登山 … 登山と言ってもハイキング感覚で登る山もあれば、本格的な登山もあります。自分達のレベルで挑戦できるのが、魅力のひとつです。旅行がてら、夫婦で楽しむ人々も多くなりました。
② マラソン(ジョギング) … こちらも夫婦で楽しめる点がポイントのひとつです。さらに地域のマラソン大会なども多くなり、目標を持ちやすいのもやりがいに繋がります。
③ サイクリング … 意外に人気の趣味がサイクリングです。本格的な自転車ではなくても、マラソンよりも景色が流れて気分も乗りやすく、より運動感覚ではなく続けられる点も人気の秘密ではないでしょうか。
…などなどがあります。老後の健康維持の観点から、この他にも合唱やカラオケなどの「歌」はおすすめです。本格的に学べば腹筋力もつき、肺活量も上がるうえに、ストレスまで発散できます。
いかがでしたでしょうか、今回は老後の健康維持におすすめの運動を、そのポイントとともにお伝えしました。老後の健康維持がライフワークとなって、楽しく続けることができれば、シニアライフもワクワクしますよね。
定年退職後から老後の健康維持を始める方も多いですが、できることなら40代50代の内から趣味として定着している状態が理想的です。特にサイクリングやジョギングなど、少し負荷が強い有酸素運動は、急には続けられません。
また、近年注目されている老後の健康維持の運動には、「シニアヨガ」や「陰ヨガ」もあります。なかには最初は老後の健康維持でヨガを始めたものの、はまってしまいインストラクター資格まで取っているシニアの方もいるほどです。
自分がインストラクターになれば、それこそ、趣味と実益、さらには老後の健康維持までできて、一石二鳥どころか三鳥にもなります。
まずは最初の一歩からですので、ぜひ、長く続けられる老後の健康維持対策を見つけてみてください。
まとめ
健康維持のための運動ポイント
・3か月は続けて、習慣化する
・初めての筋トレはスクワットから
・シニアから始めるならウォーキング
・有酸素運動と筋トレを組み合わせる
・登山やマラソン、サイクリングも人気
・合唱やカラオケなど、歌もおすすめ
・シニアヨガや陰ヨガも注目されている