老後も仕事を続ける方法☆自分らしく働く5つのアイデア
「老後も仕事を続けて、充実した暮らしがしたい!」または、貯蓄が充分にできていないために、「老後も仕事を続けられたら安心…。」などと考える方々が増えてきましたよね。
ひと昔前までは定年退職年齢の60歳以上が老後とされてきましたが、今は昔。現代ではその後も再就職をして、65歳、70歳と働き続ける方々が増えています。
ただ、老後の給与が大幅に減ることはもちろん、「そもそも働きたくても老後の仕事はあるのだろうか…。」と不安になることも、多いのではないでしょうか。
長く働いてきた後の、シニア世代。せっかく働くのであれば、生きがいも兼ねた、充実した働き方をしたいですよね。
そこで今回は、経験者が語る、老後も仕事を続けつつ、辛い労働ではなく、自分らしく充実した毎日を過ごすいくつかの方法を、お伝えします。
老後も仕事を続ける方法☆
自分らしく働く5つのアイデア
「充実」を求めるなら、海外シニアボランティア
60歳で定年退職を迎えたシニア世代に注目されている「再就職先」が、海外シニアボランティア。ボランティアで求められる職種は、日本語教師や保健師などの他、家畜飼育、IT関連などもあります。
【 老後の仕事、海外シニアボランティア 】
★ 一例として、JICAが募集するシニア海外ボランティアでは、40歳~69歳までを募集枠として募集をしています。
・ 長期では2年、短期の1年や1年未満のものも見受けますが、働くことを意識すれば、2年での応募。
海外ボランティア期間だけではなく、帰国後もある程度の期間は、「国内手当」が貰えるのもメリット。しかも募集に通過し採用されれば、夫婦で海外生活ができるのも注目される理由です。
子育てを終えた主婦に、ファミリーサポート
子どもが皆独立したお母さん、40代50代から保育士の資格を取得して、保育施設で働く方々も見受けますが、思う以上に体力勝負の現場…、長続きしない例も少なくありません。
【 老後の仕事、ファミリーサポート 】
★ そんな子育てをしてきた「スキル」を生かし、自分のペースで働きたいなら、自治体が募集するファミリーサポート、通称「ファミサポ」の応援要員として、登録するのも一案。
・ 数日の講義を受ければ、一時的に子どもを預けたい人や、保育園などにお迎えに行ってほしい…、などの要望に応えることができます。
ファミサポの仕事の目安は自治体によっても違いますが、時給700円前後が目安。ちょっとしたアルバイトと同じくらいの金額です。
インターネットを駆使した、クラウドワーク
年齢を経てくると気になるのが健康。精神は充分に元気でも、足腰が弱ってしまった…、などの理由で、思うように外で働けないシニア世代も多いもの。
そんな時には、インターネットを利用した働き方も模索してみてはいかがでしょうか。
【 老後の仕事、クラウドワーク 】
★ 現代では主婦層やシニア世代を対象に、「クラウドワークス」や「ランサーズ」と言った、インターネットを通じて受注発注する働き方が増えています。
・ 最も多い仕事が記事のライティングなど、その他、40代50代からでも少しずつ技術を身につければ、webデザイン関連などの技術職で、単価の高い仕事を受けることも充分に可能です。
インターネットで仕事をするのであれば、場所を選ばないのもメリットのひとつ。定年退職後は田舎や海外に移住して、余生を楽しみたい!と言う場合にも、仕事をしながらシニアライフを満喫できます。
趣味を生かして、起業をする
現代70代…、時には80歳を超えても現役でバリバリ頑張っているおじいちゃんおばあちゃんのほとんどが、自営業。そのなかには、60歳を過ぎてから起業したケースも…。
【 老後の仕事、起業 】
★ 今までの仕事での人脈を元に、独立して仕事をする方々も多く、現役時代の仕事経験を元に起業をする方が約五割と言われています。
・ 一方、40代50代から細々と準備をし、60歳の定年退職後に、特定の技術やスキルを使って、新たな分野で起業をする方もいるのが特徴。
シニア世代では融資制度も見受けられますが、まずは無理のない範囲から始めると安心。近年ではSNSを駆使した集客も充分に役立ちます。
本格的な仕事に、資格取得
もしも40代50代から老後の仕事を考えているのであれば、多くの方々が定年退職後の再就職のために、早い段階から資格取得の勉強をして準備をしている方々が多くいることも、意識しておきたいポイント。
【 老後の仕事、再就職に役立つ資格 】
★ 社会保険労務士(社労士)の他、女性であればファイナンシャルプランナーなども、ニーズの高い資格。
・ 中小企業診断士などのコンサルタント系も、年齢層が高い方が説得力もありシニアの再就職に役立ちます。
その他、シニア世代に向けた求人が多いマンション管理系の資格として、管理組合への助言やアドバイスができる、マンション管理士などもおすすめの資格です。
いかがでしたでしょうか、今回は老後も仕事を続けたい方々へ向け、生き生きと働き続けるためのいくつかのアイデアをお伝えしました。60代から働くのであれば、シニアのニーズを見極めるのも大切。
マンション管理関係やコンサルタント関連、さらにはコーチングや心理カウンセラーなどのメンタル系の資格を取るのも、シニア世代だからこそのメリットを充分に行かせる職種かもしれません。
現代の50代60代の方々に多い意見が、「70代くらいまでは働きたい。」と言うこと。確かに60代はまだまだ体も元気で働き盛り!とは言え65歳を過ぎてくると、さまざまな病気や体力の変化も多いもの。
老後の仕事を確保するとともに、有酸素運動を暮らしに取り入れるなど、自分の体の健康へのケアも忘れずに、働くことができる体と心も整え、充実した老後の仕事を楽しんでください。
まとめ
老後も仕事を続ける方法
・海外シニアボランティアで働く
・自治体のファミリーサポートで子どもを預かる
・インターネットを使って仕事を請け負う
・起業をして自分のスタイルで稼ぐ
・シニア世代からでも役立つ資格を取る