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【遺族の手続き】家族の危篤~臨終を迎えた時に行う事柄

【遺族の手続き】家族の危篤~臨終を迎えた時に行う事柄
遺族が行う手続きの数々は、大切な家族が危篤状態の時や臨終を迎えた直後も数多くあります。ショックも大きいなかですぐに行わなければならない遺族の手続きは、ガイドラインがないとパニックになってしまうことも多いですよね。

 

一方、家族が危篤の連絡を受けたらまず病院へ駆けつけて、家族それぞれ手分けして、後々まで後悔を残さないよう、遺族が行うべき手続きを進めなければなりません。

 

日ごろから考えることはタブーと考える方もいますが、事前の知識や理解は、どのような時にも落ち着きを取り戻し、少しでもパニックを抑えてくれます

 

そこで今回は、家族が危篤状態に陥ってから臨終の日まで、遺族が行うべき事柄をお伝えします。ぜひ参考にしながら冷静に遺族の手続きを進め、後悔のない葬送をしてください。

 



 

【遺族の手続き】
家族の危篤~臨終を迎えた時に行う事柄

 

家族の危篤~会わせたい人へ連絡~


病院から家族の危篤を伝えられたら、まずは現在同居している家族に連絡を取ってください。同居家族が集まったら、危篤となっている本人に会わせたい人々に手分けをして連絡します。

 

【 遺族の手続き、会わせたい人へ連絡 】

 

■ 同居家族の他、親族への連絡は基本的に三親等までが一般的です。ただし、三親等までの親族であっても、日ごろ交流のない親族には連絡の必要はありません。

 

・ さらに故人が特別に親しくしていた知人友人がいれば、時間帯関係なく、早急に連絡をしてください。

 

遠方に住んでいる方々は、その後の葬儀の準備をしてから行くことになるはずです。連絡する際には、早急に駆けつける必要があるのか、また連絡をするのかを家族で話してから連絡を取ります。

 

病気などで余命宣告がされていた場合、危篤者本人がエンディングノートなどに「最期に会いたい人々」のリストを用意しているかもしれません。引出しなどを一度確認してみてください。

 

 

会わせたい人に連絡が付かない場合


現在では電話連絡の他にもLineなど、さまざまなツールがありますが、特に高齢者になると電話以外の連絡手段がないことも少なくありません。

 

危篤の連絡は深夜や早朝に至ることもありますので、電話連絡をしても繋がらない事も多いのではないでしょうか。このような場合には、昔ながらの連絡手段として、「電報」があります。

 

【 遺族の手続き、電報を打つ 】

 

■ 電報は115番(NTT)で依頼できます。電報には文字数がありますから、簡潔に必要事項を伝えなければなりません。

 

・ ①危篤者の氏名②連絡している人の氏名③連絡先、…これを漏らさずに電報を打ってください。

 

例文としては「○○○○危篤、至急電話されたし(電話番号)」などが適切です。相手が危篤者本人の入院している病院先、連絡者の電話番号を知っている状態であれば、「○○○○危篤、至急来られたし。」でも通じます。

 

 

臨終~遺体搬送


家族が臨終を迎えたら、病室から病院の霊安室へ移動しますが、霊安室にいられる時間は長くて一日です。この間に遺族は遺体移送の手続きを踏まなければなりません。

 

【 遺族の手続き、臨終~遺体搬送 】

 

■ 臨終後、遺族が行うべき手続きは以下の通りです。

 

① 入院中の病室の整理(退室準備)
② 入院中の医療費の精算
③ 臨終を確認した医師から、死亡診断書の受け取り
④ 遺体搬送のための葬儀社の手配
⑤ 遺体の搬送先の確保
⑥ 危篤時に連絡した以外の関係者へ臨終の連絡

 

…以上が遺族が行う手続きの基本です。

 

この間に遺族や病院の看護師は、死に水(最期の水)を取り、遺体を清める(清拭=せいしき)を行います。

 

特別に深いお付き合いでなければ、仕事関係者や所属団体への連絡は、臨終を迎えてからで問題ありません。

 

 

遺体搬送に伴う葬儀社探し


24時間以内に葬儀社を探す、となるとあまり経験がないだけに慌てる方も多いのですが、病院(警察)でも葬儀社を紹介してくれるので、その点は安心です。

 

ただ、そのまま葬儀までお願いしない場合、その旨を伝えてください。できれば遺体の搬送から葬儀社を決めてしまっておくとスムーズに遺族も手続きができます。

 

【 遺族の手続き、葬儀社探し 】

 

■ 葬儀社は2~3件を目安に相見積もりを取って比較検討をする遺族は多いです。病院や警察から紹介された葬儀社に搬送のみをお願いする場合には、ひと言「搬送のみお願いします」と伝えてください。

 

・ 遺体の搬送のみの料金目安は2万円~3万円前後(10km)で、プラス棺や布団、ドライアイスの代金が掛かります。

 

棺や布団(安置用布団)は種類が数多くあり、価格帯にも幅があるので、求める質と予算を考えて適切なタイプを選んでください。

 

もちろん安ければ助かるかもしれませんが、安置用布団など、安いのは良いもののペラペラな布団もあるので、あまり安すぎるなら質まで確認できると納得できます。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は大切な家族の危篤~臨終の当日までに行う、遺族の手続きについてお伝えしました。葬儀社が決まってしまうと、専門家が揃っているだけに心強いですが、それまではパニックにもなりやすいです。

 

病院や警察に紹介されたまま、その葬儀社で葬儀までお願いすることも多いのですが、もしも紹介された葬儀社に一抹の不安があったり引っかかる点があるならば、搬送だけで済ませる方が、後々後悔することも少なくなります。

 

葬儀社が決まったら皆で喪主を決め、遺族は打ち合わせなどの手続きに進んでください。

 

打ち合わせでは葬儀の予算と、希望する葬儀スタイル(一般葬や家族葬)などを決めておけば、その後も葬儀スタッフが進めてくれるはずです。

 

遺族の手続きである火葬許可証の申請(死亡診断書を役所に提出して申請する)などもありますので、葬儀社スタッフと綿密な打ち合わせをして、納得できる葬送をしてください。

 

 

まとめ

危篤~臨終当日までに遺族が行う事柄

・危篤時に連絡する親族は、三親等までが一般的
・連絡が取れない場合、電報を打つ方法もある
・臨終から一日以内に、遺体搬送の手配をする
・相見積もりを取って、葬儀社の比較検討
・棺や安置用布団によって搬送費用も変わる
・喪主を決めて葬儀社と葬儀の打ち合わせ

 



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