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【沖縄の御願】拝みに欠かせない「シルカビ」と「ウチカビ」

【沖縄の御願】拝みに欠かせない「シルカビ」と「ウチカビ」
沖縄の御願では欠かすことのできないものに、「シルカビ」と「ウチカビ」がありますよね。

 

沖縄では日ごろからウチカビなどは販売していますが、特に旧盆や清明祭(シーミー)など年中行事が近くなると、スーパーなどで良く見かけるようになります。

 

お墓参りではお墓の前でウチカビを燃やしますが、この燃やすウチカビにも枚数が決まっていることは、あまり知らない方も多いです。

 

家それぞれで問題はないのですが、特に若い世代や本州から来た方などには興味深い「シルカビ」や「ウチカビ」、その豆知識も含めて、一度確認しておきたくもなりますよね。

 

そこで今回は、沖縄の御願には欠かせない、シルカビとウチカビについて、豆知識とともに説明をしていきます。

 


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【沖縄の御願】拝みに欠かせない
「シルカビ」と「ウチカビ」

 

シルカビとウチカビの役割


沖縄の御願で、屋敷の拝みなど神様へ拝む時に供えられるのが「シルカビ」、お墓参りなどご先祖様へ拝む時に供えられるのが「ウチカビ」です。

 

【 沖縄の御願、シルカビとウチカビ 】

 

① 「シルカビ」は漢字で書くと「白紙」、つまり白い紙の半紙で作ります。

 

… 「シルカビ」は神様へのお金(税金)として、沖縄の御願で用いられるようになりました。

 

② 一方「ウチカビ」は「打ち紙」です。藁を原料とした黄色い紙に小判のような丸い刻印が打たれています。

 

… シルカビが神様へのお金なら、ウチカビはご先祖様へのお金です。あの世で故人がお金がなくて困ることがないよう、あの世へ送ります。

 

シルカビもウチカビも、神様やご先祖様の前で燃やして、煙にしてあの世や天界へ送ってください。また、シルカビはヒラウコーに火を付けずに拝する時、ヒラウコーの下に敷くこともあります。

 

 

シルカビの作り方


ウチカビはスーパーなどで販売されていますが、シルカビはあまり販売されていません。…と言うのもとても簡単に手作りできるので、沖縄の御願では皆、シルカビを作って準備をするからです。

 

【 沖縄の御願、シルカビの作り方 】

 

★ 作り方は簡単!三枚重ねた半紙を縦半分に折ったら、横に四等分に折ります。折り目を目安に手で四等分にちぎれば完成です。

 

・ 一般的には三枚重ねですが、しばしば地域や家によって枚数が変わることもあります。この四等分された三枚重ねのシルカビを、一組としてお供えしてください。

 

一般的な家庭では「シルカビ」と言いますが、一部の地域やユタさんなどは「クバンチン」などと呼ぶ方もいます。

 

 

シルカビを作る時の注意点


このシルカビの作り方ではひとつだけ、注意点があります。

 

【 沖縄の御願、シルカビの切り方 】

 

★ それは、シルカビを四等分に切る時に、ハサミなどの刃物を使わない、と言うことです。

 

・ 四つに折り目を付けて、その折り目を目安に手でちぎります

 

何度も折り目を付けると、まっすぐにちぎりやすいので、ぜひ試してみてください。

 

 

ウチカビの燃やし方


沖縄の御願ではお墓参りや旧盆などウチカビを燃やす事が多いため、ホームセンターや大型スーパーなどに行くと、ウチカビを燃やすための金属製のボールや箸など(カニバーキ)が販売されています。

 

【 沖縄の御願、ウチカビの燃やし方 】

 

★ ウチカビを炊くボールの底に網を敷き、チャーギなどと共にウチカビを炊き、最後にお供え物のお酒などを掛けるのが一般的です。

 

・ ウチカビはお墓では「ヒジャイガミ」と呼ばれる、お墓の土地紙様の前(お墓を向いて右側)で焼いてください。

 

旧盆の最終日、ウークイでは、焼いた後のボールにお花やお供え物から取り出したウハチなどを入れて「ウサンデー」を行います。

 

 

ウチカビを燃やす枚数は決まっている?


このウチカビですが、燃やす枚数は家によってさまざまだったりします。

 

【 沖縄の御願、ウチカビを燃やす枚数 】

 

★ 本来はウチカビは1人3枚とも言われていますが、家族の人数を燃やす家もあり、その解釈はさまざまです。

 

・ ウチカビは「あの世のお金」なので「あればあるだけ良い!」と多く燃やす家もあり、ウチカビのお金としての価値は、一枚で一万円、とも言われています。

 

基本的には細やかなしきたりがありながら、意外にも家々で自由に決めているのも、沖縄の御願らしいのではないでしょうか。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の御願行事で欠かすことのできない、ウチカビとシルカビについてお伝えしました。本文中でも少し触れましたが、シルカビは神様のお金ですが、「税金」とも言われています。

 

また故人のお金となるウチカビは、例えばお盆のウークイ(最終日のお見送り)では、次にまた来るまでのお金(おこづかい)と言う考え方もあり、「ウチカビを持ってお帰り下さい」と見送るのです。

 

また、沖縄のお供え物の重箱料理「ウサンミ」を持ち出す際に用いられる、沖縄の御願道具に「サン」もあります。

 

ススキの葉を縛って作られるサンは、食べ物の魂が悪霊に取られないために、ウサンミに乗せて持ち歩くのです。

 

このように沖縄の御願では、道具ひとつとっても深い意味合いがあり、調べるほど興味深いものばかりですので、ぜひ、その意味合いまで調べてみてください。

 

 

まとめ

拝みで用いるシルカビとウチカビ

・シルカビは神様への「税金」
・ウチカビは故人が使う、あの世のお金
・シルカビは三枚重ねの半紙を切って作る
・シルカビを作る時には、ハサミは使わない
・ウチカビを燃やしたらお酒を掛ける
・ウチカビは基本的には3枚燃やす

 


お墓の引越し、改葬・墓じまい


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