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遺言書を残す理由。残しておきたい5つのパターン

遺言書を残す理由。残しておきたい5つのパターン
遺言書を残すなんて、実際に考えている方は少ないですよね。もともと日本では、人の「死」について考えたり語ることは、縁起が悪いとタブー視されてきましたし、ましてはお金が絡んだ相続に関しては、なかなか口には出しにくいもの。

 

けれども、それ故に対策が取れる生前に何も出来ず、亡き後に大きなトラブルに発展する事例も少なくありません。特にお金をいただくことになる、相続人の立場では、元気な内からいろいろ考えるのも、不謹慎に感じるものです。

 

そう考えるとやはり、被相続人本人が生前から、後々のトラブルに配慮して対策を取るのが、穏やかな相続へ繋がりますよね。その対策として、最も有効に働くのが、「遺言書」です。

 

そこで今回は、遺言書を残しておきたい家族の事例や、穏やかな相続のために配慮したいポイントをお伝えします。

 


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遺言書を残す理由。
残しておきたい5つのパターン

 

確認しておきたい「戸籍」


終活で遺言書を残す前に、ぜひ確認しておきたいのが戸籍です。一度の結婚で子どもがいて…、と言ったシンプルな場合なら、あまり問題はないのですが、再婚歴がある場合には、改めて戸籍を取り寄せて確認しておくと安心なのです。

 

【 生前に戸籍を整理する 】

★ 前妻の子どもの戸籍の他、現在の家族が子連れ婚である場合、その子ども達の戸籍が「両親の」戸籍に入っているかも確認してください。片方の戸籍に入っていないケースもあるからです。

 

また、「認知をしたい子どもがいたけれど、家族の問題で認知ができなかった…。」などの戸籍に関する心残りがある場合には、遺言書で認知をすることも可能。認知ができれば、その子どもも相続人の一人として数えることができます。

 

 

気になる家族がいるなら、遺言書で


終活をしている時、やはり気になるのは同居家族ではないでしょうか。自分亡き後、思わぬ相続トラブルがあれば、今住んでいる家を追い出される事態も有り得るのです。

 

【 今の住まいを同居家族に残したい 】

★ 不動産は配分通りに分割することは、まず不可能。そのため相続トラブルが起きると売却して現金化することも多々あります。

 

・ 「愛する妻が高齢で、今の家を出ることになったら、今後が心配…。」など、気になる家族がいる場合には、遺言書で財産分割をすることで、守ることができます。

 

また、後見人の指定も遺言書でできるので、未成年の子どもが残される場合や、介護が必要な家族がいる場合には、気になる家族を遺言書で信頼のできる人へ託すこともできます。

 

 

同居家族と子ども達との関係


遺言書が有効に働いて、穏やかな遺産相続の手続きが進んだ事例では、同居家族と別居家族との確執などもあります。特に嫁いできた嫁と、実の子ども達との相続トラブルを避けるには、遺言書が有効に働くことも意識してください。

 

【 穏やかに進んだ相続事例 】

★ 同居している嫁と実子の仲が生前からあまり良くなかったため、事前に遺言書を書いて財産分与をし、穏やかに解決した事例があります。

 

・ 相続人同士では不信感などで納得ができないことでも、故人である被相続人本人の意向であれば、それぞれが抵抗なく受け入れることも多いのです。

 

別居している子ども達も、遺言書で自分達への配慮があることが分かると、冷静に受け止めることも多く、実は、お金だけの問題ではなかった…、と気付く事例も見受けられます。

 

 

後妻と前妻の子ども達との関係性


現在子どものいない後妻と暮らしている場合、前妻の子どもとの折り合いが悪い家庭もありますよね。この場合、仲を繋いでいる被相続人が亡き後の、相続について話し合う「遺産分割協議」では、その問題が露呈してしまうことも多くあります。

 

【 遺言書で分配し、遺産分割協議を避ける方法 】

★ それぞれの相続人遺留分も配慮した、有効な遺言書が執行された場合、遺産分割協議を行う必要がありませんので、問題が大きく露呈することが少なくなるのがメリットのひとつ。

 

・ この際、弁護士など専門的でどちらにも偏らない、中間的な立場に立つ「執行人」を遺言書で指定することにより、よりスムーズに相続手続きが進みます。

 

前妻がまだ生きているケースでは、それほど大きな問題にならないものの、死別などの理由で離婚した後、後妻と結婚したケースなどでは、前妻のように仲裁する存在もいなくなるため、特に遺言書と執行人の存在が役立つことが多いのです。

 

 

遺言書による円満解決のポイント


このように遺言書が有効に働くと、遺産相続トラブルのきっかけにもなる「遺産分割協議」での相続人全員の合意なく、遺言書の采配で相続が進むのが、大きなメリット。さらにそれぞれの相続人が「納得して」、相続をして欲しいですよね。

 

【 円満解決のポイント 】

★ 気のおけない家族だからこそ、元を探れば感情的な原因が多くあるもの。そのため、それぞれに、遺産を分割した理由を添えて遺言書を残すことがポイントです。

 

そして「介護をしてくれた。」などの感情的な部分も加味した、「平等」な分配が不可欠。遺言書でメッセージを残すのもよし、エンディングノートを利用して、それぞれに長い手紙を残すのも、相続人それぞれの感情を解きほぐす、きっかけになるかもしれません。

 

 

いかがでしたでしょうか、何らかの理由で気になる家族関係がある場合、やはり生前に遺言書などを書いて対策を取ると、少しでも安心できるのではないでしょうか。相続トラブルの当たり前でありながら、特徴的な点が「深い関係性」で起きるもの、と言うこと。

 

これが他人同士であれば、「お金で解決」ともなるところが、複雑な感情も相まってより大きなトラブルに発展してしまうことも多々あります。反対に考えれば、愛情をお金で換算しようとしている、相続人も少なからずいる、と言うことです。

 

遺言書を通して、それぞれの相続人に平等に愛情を掛け、財産分配をしながらも、心を込めた言葉を添えれば、案外するりと、長年の確執が解けたりすることも、実は多いのです。

 

本記事を参考にしながら、自分の家族に当てはめ、これをきっかけに相続について向き合ってみても良いのかもしれません。

 

 

まとめ

遺言書を残すメリットとは

・遺言書を残す前に、戸籍を改めて確認する
・同居家族に家を残したい場合も、遺言書に書く
・相続人同士ではもめても、遺言書なら納得できる
・血縁のない相続人同士がいるなら、遺言書で解決
・遺言書には分配の理由やメッセージがあると、尚良い

 

 


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