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お墓の改葬は家族と相談。事前に話したい5つの事柄

お墓の改葬は家族と相談。事前に話したい5つの事柄
お墓の改葬は、金銭的にも労力的にも大きな決断ですよね。ただ、お墓は代々続くものでもありますから、気になる所を自分達の世代で先延ばしをしてしまうと、子どもや孫が解決しなければなりません。

 

そのため、最近ではシニア世代の墓主が、終活を通して墓じまいやお墓の改葬などを決断し、問題をスッキリとさせるケースが増えてきました。

 

お墓の改葬でも、先祖代々墓や沖縄では門中墓などになると、自分達家族だけの問題ではありません。そのため、若い内は周囲の親族の意見などがあって、問題解決をしないまま、今に至っていることも多いです。

 

「今だからこそ。」と、お墓の改葬を決断するシニア世代の墓主の方が増えてきましたが、それでも、家族や親族にも心から納得してもらい、お墓の改葬が進められたら、後々まで安心ですよね。

 

そこで今回は、お墓の改葬をする時に、後々トラブルにならないよう、家族や親族と話し合って決めたい事柄をお伝えします。

 



 

お墓の改葬は家族と相談。
事前に話したい5つの事柄

 

お墓の改葬をするなら、予算計画


お墓の改葬は、いくら切り詰めてもやはり費用が掛かります。予算がなければ、もちろん修繕や建て替えの方法もありますが、改葬をするからには、それなりの理由があるケースが多いです。

 

例えば、お墓自体が辺境の地にあって、お墓参りがしにくかったり、老朽化しすぎて修繕が効かない、建て替えができない地盤問題…、などなどがあります。

 

お墓の改葬を決めたら、このような理由を説明しながら、いくつかの予算案を提案して、相談すると、家族親族も心づもりができるはずです。

 

【 お墓の改葬、費用の分担を決める 】

 

★ 墓主さんが「全て自分で負担する」と言うのなら、費用面までの相談は必要がないのかもしれませんが、一度、費用の分担についても相談しておくと、後々のトラブルは会費できます。

 

・ 墓主とその家族や兄弟で分担する方法や、墓主家族だけではなく、親族まで分担し合って、一人一人の負担を軽くする方法など、いくつかのパターンを検討してみてください。

 

ただし、ここでのポイントは、着手する前に相談することです。…と言うのも、すでに支払うことを決めてから打診されると、あまり良い気持ちをしない親族が多く、これがトラブルの原因になりやすいのです。

 

 

お墓のデザインを一緒に考える


最近ではお墓のデザインもさまざまで、自分達で選ぶ「デザイン墓」も増えてきましたし、お墓に彫る文字も「ありがとう」など、家名ではないものも多くなりました。

 

特に皆でお金を出し合ってお墓の改葬をするのなら、新しいデザインも決定前に一度相談してみることをおすすめします。

 

【 お墓の改葬、デザインも相談 】

 

★ 石材屋さんからいくつかのプランと見積もりをもらって、相談してみたり、定型のお墓であれば、サンプルで見せてもらった墓石の写真を撮っておいても、分かりやすくておすすめです。

 

・ もちろん、一緒にお墓の改葬を検討している霊園の見学に行っても、スムーズに進みます。

 

ただ、墓地スペースをしっかりと決めてから、お墓のデザインを検討してください。せっかく家族親族で決めたのに、スペース的に入らなかった…、などの事態にもなり兼ねません。

 

 

遠方の親族への配慮


お墓の改葬を行う場合、多くは墓主の家族や、相談しても周囲の親族までがほとんどですが、遠方に住んでいる親族へも、お墓の改葬をする旨や、進行状況をこまめに報告しておくと安心です。

 

【 お墓の改葬、遠方の親族へ 】

 

★ お墓の改葬に掛かる期間は、スムーズに進んでおおよそ2、3か月となり、なかなか長くなります。

 

・ そのため特にお彼岸など、お墓参りをするシーズンと被りそうなら、早めに伝えておいてください。

 

何も知らないままだと、家族で長時間掛けてお墓参りに行ってみたら、墓地にお墓がまるまるなかった!なんてことにもなり、驚かせてしまうことにもなります。

 

 

現在、そしてこれからのお墓のこと


お墓の改葬について家族や親族で話し合う機会があるのなら、状況によっては、一度現在の墓主の報告をしておいても良いかもしれません。

 

と言うのも、墓主はひとりだけなのですが、お墓の改葬などを行う場合、墓主の許可が必要だからです。

 

【 お墓の改葬、これからの墓主について 】

 

★ また、お墓の改葬で話し合いの場があれば、今後のお墓の継承者を確認しておいてください。

 

・ お墓の改葬をする墓主の年齢が高齢なら、特に確認しておきたい事柄です。もしも継承者がいない場合には、霊園のお墓であれば、現代では「永代供養」墓を選ぶことをおすすめします。

 

永代供養とは霊園墓地に近年あるシステムで、後々継承者がいなくても、継承者に代わり霊園の管理者が永代に渡り、管理や供養をしてくれると言うものです。

 

継承者がいない場合、一定年数が過ぎると個別での供養ではなく、合祀墓に合祀供養される施設が多いですが、無縁仏になる心配がないために、終活では注目されています。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回はお墓の改葬を検討しているなら、後々のトラブルを避けるためにも、家族や親族に相談しておきたい、いくつかの事柄を体験談を元にお伝えしました。

 

最後に永代供養墓もお伝えしましたが、永代供養墓を選ぶのであれば、個別スペースで管理してくれる年数は、施設によって違うので、確認しておくと安心です。

 

今現在は後々合祀供養をしても大丈夫、と家族親族が納得していても、子ども世代で個別に管理したい親族が出てくるかもしれません。

 

合祀墓の場合、一度合祀してしまうと、遺骨を取り出すことはできないので、もしも継承者が後々決まったら、合祀せず、そのまま個別スペースでの管理や供養ができるよう、ぜひ、年数や更新などについても確認しておいてください。

 

 

まとめ

お墓の改葬、家族親族で相談したい事柄とは

・予算をどのように出し合うかを確認
・お墓のデザインも皆で決める
・遠方の親族にも改葬の旨を伝える
・現代の墓主を周知しておく
・後々の継承者について相談する
・継承者が不安なら永代供養を検討する

 



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