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清明祭のお供え物、ウサンミとは。自分で用意する基礎知識

清明祭のお供え物、ウサンミとは。自分で用意する基礎知識
清明祭のお供え物と言えば重箱料理の「ウサンミ(御三味)」ですよね。昔の清明祭では、女性がお供え物を朝からみんなで準備をして、男性陣はお墓を掃除する家も多くありました。

 

現在では清明祭のお供え物を準備してくれる仕出し料理店も多く、スーパーでも清明祭のお供え物として、ワゴンに並ぶ姿を見かけます。最近では「ウチジヘージ」も並んでいるため、とても助かるのではないでしょうか。

 

ただ、最近は門中墓から独立して自分たちのお墓(家族墓)を建てる沖縄の方々も増えました。かつての清明祭ではお供え物も義母や親族の女性皆で作っていましたが、個々で作るとなると分からないことも出てきますよね。

 

そこで今回は、清明祭のお供え物、ウサンミの基本と、墓前でのお供えの仕方などをお伝えします。墓主が行う墓前での拝みの流れも一緒にお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。


お墓の引越し、改葬・墓じまい


 

清明祭のお供え物、ウサンミとは。
自分で用意する基礎知識

 

清明祭のお供え物、ウサンミ(御三味)の基本


清明祭のお供え物のウサンミの場合、「お祝い用」のお重料理を作ります。お重をキレイに賽の目にして、おかずを詰めたお重「おかず重」と、お餅をならべた重「お餅重」の二種類です。

 

清明祭のお供え物用では、おかず重とお餅重を一対として、二対の四段用意します。このように二対用意したウサンミは、沖縄では「チュクン(両方)」と言いますが、対する一対のウサンミは「カタシー(片方)」です。

 

【 清明祭のお供え物、ウサンミの基本 】

 

★ おかず重は賽の目のようにキレイに仕切って、奇数の品数で準備をします。一般的には9品目が多いですが、7品目や11品目も見受けられ、5品目でも問題はありません。

 

・ お餅重は3個×5個の15個が多いですが、3個×3個(9個)、7個×3個(21個)の家もあります。法事用のお餅重は全て白餅ですが、清明祭のお供え物ではきな粉をまぶしたり、あんこの入ったお餅などを交互に並べてください。

 

ウサンミは沖縄では欠かせないお供え料理ですので、法事などの弔事でも出てきます。離島地域で多い十六日(ジュウルクニチー)の墓前祭も、清明祭のお供え物とは違い弔事用となるため、注意をしてください。

 

 

清明祭のお供え物、ウサンミのおかず


ウサンミのおかずの料理などは、ここでは書ききれないので別記事に用意しますが、(「御三味(ウサンミ)は沖縄の行事料理☆自分で作るレシピ」をご参照ください。)自由ながらいくつかの定番おかずがあります。

 

【 清明祭のお供え物、ウサンミの定番おかず 】

 

★ 人気の定番おかずは、次の9品目です。

 

・ カステラかまぼこ
・ 豚バラの煮つけ(豚の三枚肉)
・ 魚天ぷら
・ 昆布
・ 紅かまぼこ
・ 結び昆布
・ ごぼうの煮つけ
・ 揚げ豆腐
・ 大根の煮つけ

 

…などなど

 

…ここで、ジュウルクニチー(十六日)や弔事のウサンミとの違いは、①紅かまぼこが白かまぼこになること、②結び昆布が返し昆布になること、③豚バラの煮つけは並べ方が変わります。

 

弔事では豚バラの皮が見えるように上に並べるのですが、清明祭のお供え物では豚バラの皮は底に並べるので、上下が反対になるのです。

 

 

現代のウサンミの準備の仕方


昔からの清明祭のお供え物の準備は、朝から義母を中心に嫁が集まって、おかずを調理しましたが、家族だけなど近年増えてきた自分たちだけの清明祭のお供え物では、外で調達する方も多いのではないでしょうか。

 

最も便利な方法は仕出し料理店で注文すること、もしくは清明祭のお供え物をお重ごと受注販売をしているスーパーもあります。ただ近年若い世代で人気がある準備の仕方は、「一品手作り、後は購入」の方法です。

 

【 清明祭のお供え物、ウサンミの準備 】

 

★ 沖縄のスーパーに行けば、カステラかまぼこや紅かまぼこ、揚げ豆腐はすぐに調達できます。惣菜コーナーまで見回ると、豚バラの煮つけ(三枚肉)や昆布の煮物なども見つけることが多いです。 

 

・ さらに沖縄には人気の天ぷら屋さん(沖縄天ぷら)が多いので、ここで魚の天ぷらを調達するのも良いのではないでしょうか。

 

このように購入しながら、ごぼうや大根の煮つけなど、できる範囲で数品目を手作りして、子どもと一緒に詰めて楽しみながら準備をする家庭も多くなりました。

 

 

「ウチジーへーシー」も用意して!


これで初めてでも手軽に自分たちで清明祭のお供え物の用意ができますが、墓前ではウサンミを取り分けてお皿に盛りお供えをします。この時、沖縄では抜けたお重のおかずを、新しく詰めるのが習わしです。

 

【 清明祭のお供え物、ウチジーへーシー 】

 

★ そのためお墓へ出掛ける前にウサンミの他に、おかずを補充するための余分なおかず、「ウチジーへーシー」を持って行くようにしてください。

 

・ お墓にヒジャイヌカミ(左の神)が鎮座されているなら、ヒジャイヌカミと墓前の二回分を準備します。実は、こちらも沖縄のスーパーに行くと「ウチジーへーシー」として惣菜コーナーで販売されていることもあるので、チェックしてください。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は清明祭のお供え物を自分で準備する時に役立つ、基礎知識をお伝えしました。できれば朝から早起きして、全てを丁寧に作ってしまいたいところですが、毎日忙しい家も多いですよね。

 

現代の沖縄では清明祭が近づくと、お供え物をアチラコチラで見掛けることがあります。さらには墓前でのウサンデーのために、現代風のオードブルもそれぞれのスーパーや料理店で出しているので、随分便利になりました。

 

ただ、家族など小規模で行う清明祭のお供え物であれば、小さなウサンミに、運動会などで準備をするような家族用のお弁当を持って、ピクニック気分で出向いても良いのかもしれません。

 

大切なことは御先祖様へ日ごろの家族の健康と穏やかな日々を感謝し、手を合わせること、そして美味しくご先祖様と共食することです。ぜひ、心を込めて拝みを捧げ、ご先祖様と楽しくウサンデー(お供え物をいただくこと)をしてください。

 

 

まとめ

ウサンミを用意するための基礎知識

・ウサンミはお餅二段、おかず二段を準備する
・おかずは5・7・9・11の奇数の品目
・清明祭のお餅は、あんこ入りなども入れる
・カステラかまぼこや豚の三枚肉などが定番
・沖縄のスーパーでもおかずは販売している
・できる範囲で手作り、詰め込んで準備を楽しむ
・ウチジーへーシーも忘れずに用意して出掛ける

 


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