のんびり沖縄 沖縄から地元ならではの情報をお伝えします。

御三味(ウサンミ)は沖縄の行事料理☆自分で作るレシピ2

御三味(ウサンミ)は沖縄の行事料理☆自分で作るレシピ2
御三味(ウサンミ)は沖縄の行事料理☆自分で作るレシピ1」で、豚の三枚肉、魚天ぷらのレシピをお伝えしましたが、「ここまで作ったら、全てのおかずを手作りしたい!」と言う方も多いですよね。

 

前記事でもお伝えしたように、ウサンミ料理は沖縄で、9品・15品ほどが一般的です。

 

定番おかずのなかでも、カステラかまぼこやかまぼこはスーパーで購入する方がほとんどなので、魚天ぷらと豚の三枚肉の煮つけを入れれば、これでもう4品目になります。

 

近年ではエビフライなど、子どもが喜ぶおかずを入れたウサンミも、沖縄の若い世代の家庭では見られるようになったので、家族で行く清明祭などに、より気軽に楽しんで、子どもと手作りしてみてはいかがでしょうか。

 

そこで今回は、ウサンミのおかず、沖縄での定番レシピを、さらにいくつかお伝えします。


soudan_bnr_600b


 

御三味(ウサンミ)は沖縄の行事料理☆
自分で作るレシピ2

 

煮つけ料理に欠かせない、鰹出汁


ウサンミは沖縄では、昆布の煮しめゴボウや大根の煮つけなど、あらゆるおかずで鰹出汁(かつおだし)が欠かせません。ウサンミだけではなく、沖縄ではお祝い膳で出されるお味噌汁、イナムドゥチなどでも使用する定番出汁です。

 

作り方はごくごく簡単なのですが、基本として鰹出汁レシピをお伝えします。

 

【 ウサンミで欠かせない、沖縄の鰹出汁 】

 

① 鍋に水をたっぷり張り、加熱する。

 

② 気泡がぷつぷつと立つほど熱くなってきたら、たっぷりの鰹節を投入する。

 

… 沖縄では削りの粗い厚めの鰹節が袋で多く販売しています。小パックで分けられているような鰹節ではなく、こちらの大振りのものを選んでください。

 

③ お湯が沸騰したら、30秒くらいで一気に鰹節を取り出す。(網を利用すると簡単です。)

 

…以上が基本の鰹出汁の取り方です。ウサンミを作るなら沖縄では何かと便利ですので、まとめて作っておいても良いかもしれません。

 

定番おかずの他にも豚肉をゴボウに巻き付けて煮付けた「グンボーマチ」などなど、多くの料理で活用できます。沖縄そばでも、鰹出汁は欠かせません。

 

 

昆布の煮しめ


「よろ昆布(喜ぶ)」などの縁起物で知られる昆布のおかず、これもウサンミの定番ですが、沖縄では弔事でも出てきます。弔事の時には「返し昆布」で調理し、清明祭やトゥシビー(年祝い)などのお祝い事には「結び昆布」です。

 

【 ウサンミ、沖縄の定番、昆布の煮しめ 】

 

① 昆布は水洗いをして塩気を取り、水に数分付けてもどします。

 

② 結び昆布の場合には、もどした昆布を結んで、結び目が調理過程でほどけないように、爪楊枝などで留めておいてください。

 

③ 返し昆布(ケーシ昆布・ケーシクウプ)の場合には、昆布を二つに折り、輪っかになったら切り目を差し、また真ん中で二つ折りをします。最後に輪の端っこを返して、昆布全体をまとめてください。

 

④ 鍋に用意した昆布を並べたら、ひたひたになるくらいに、前項でお伝えした鰹出汁を入れ、さらにお酒・砂糖・塩で味を整えて煮付けていきます。

 

⑤ 濃くなりすぎないよう、味は鰹出汁を効かせてごくごく薄めに…、だんだん煮詰めて行くうちに、丁度良い味付けになるので安心してください。

 

⑥ すっかり汁がなくなるほど煮付けたら、最後に醤油を回し入れます。ふんわりと香りが付くくらいの気持ちで大丈夫です。

 

⑦ 醤油を回し入れてすぐ、サラダ油を少々(小さじ1杯程度)入れて照りを出してください。

 

…これで完成です!大きなボールに移してしばらく荒熱を取っていく過程で、丁度良く味も染み込んでいきます

 

 

大根やゴボウの煮つけ


続いて大根やゴボウの煮つけですが、こちらも基本は昆布の煮つけと同じ手順です。ウサンミですので沖縄では、重箱の1/3の長さに揃えて下準備をする必要があります。

 

1/3と言ってもややこしいですから、かまぼこに長さを合わせる家庭が多いのではないでしょうか。ざっくり余裕を持って下準備し、最後にキレイに切り揃えると便利です。

 

【 大根やゴボウの煮つけ 】

 

① かまぼこの長さに長さを揃え、ゴボウは半分に切り、大根もその厚さに揃えます。下茹でをしますが、この時、お米のとぎ汁を使うことが多いです。(もしくは米びつのお米を少し入れます。)

 

② それぞれ鍋に入れたら、ひたひたになるくらいに鰹出汁を入れ、薄めに塩・砂糖・お酒で味付けをして煮詰めてください。

 

③ 後は昆布の煮つけと同じ過程で煮詰め、最後に醤油とサラダ油を回し入れれば完成です。

 

…ほとんど調理法は同じなので、最初にたっぷりの鰹出汁を作り、鍋にそれぞれ一気に作って、バットなどで荒熱を冷ましていくと、時短でどんどんおかずが出来上がります。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回はウサンミの沖縄での定番おかずレシピ第二弾、基本の鰹出汁の取り方と、鰹出汁を使ったおかずの昆布の煮しめ、大根やゴボウの煮つけをお伝えしました。

 

レシピと言ってもごくごく簡単なのですが、基本が分かると何かと便利です。同じレシピでこんにゃくの煮つけも出来ちゃうので、ぜひ挑戦してください。

 

ウサンミの沖縄料理としては、こんにゃくは同じくかまぼこの長さに合わせ、厚さ1cm~1.5cmほどに切り揃え、それぞれのこんにゃくの中央に縦長に切れ目を入れてください。

 

その切り目に端っこを入れて返し、捻じれを作ると飾りこんにゃくができます。この作り方が定番です。それぞれの調理法は思った以上に簡単で、作り始めると割と早くできるので、ぜひウサンミの手作りを沖縄で楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

ウサンミの定番おかずレシピのポイント

・鰹出汁は沸騰したらすぐ取り出す
・昆布の煮しめでは、結び目を楊枝で留める
・鰹出汁に塩・お酒・砂糖で煮付けるのが基本
・濃くなりすぎないよう、最初は薄味にする
・最後に醤油、次にサラダ油を少々回し入れる
・大根やゴボウ、こんにゃくなども同じレシピ
・こんにゃくは切り目を入れ、返して捻じれを作る

 


soudan_bnr_600c


free_dialshiryou_seikyu

新着記事

  • 宮古のお墓で歴史を探る。四島の主墓の「主」は誰?
  • 【沖縄の法事】供物の重箱料理ウサンミ、沖縄の現代事情
  • 沖縄にも広がる永代供養墓。歴史から紐解く5つの特徴
  • 宮古のお墓に伝わるマムヤの伝説!美女に起きた悲劇とは
  • かかりつけ医の探し方。シニアに必要な理由と選ぶポイント

カテゴリ

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp