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【沖縄の葬儀のしきたり】本州出身者が驚く3つの違いとは

【沖縄の葬儀のしきたり】本州出身者が驚く3つの違いとは
沖縄の葬儀には多くの独特なしきたりがあり、本州の方々が沖縄の弔事に参列すると、驚ことも多いですよね。とても新鮮に映る一方で、葬儀と言うシーンだけに、その独自のしきたりを知らずに失礼になっていないか…、不安になる方も多いです。

 

そもそも、仏教の教えや文化を主軸に置いている本州の方々と違い、沖縄では独自の宗教観を持っています。沖縄に興味を持つ方であればよく知られる「トートーメー(位牌)」でも分かるように、先祖崇拝もそのひとつです。

 

さらに沖縄では自然崇拝も浸透していて、日々の暮らしに多くの神様が寄り添っているため、独自の「御願」文化が発達しているのです。これが、沖縄の葬儀をはじめとした、弔事のあらゆるところで、独特の風習を持っている理由ではないでしょうか。

 

そこで今回は、本州の方々が一度は理解しておきたい、沖縄の葬儀に関する本州とは違う「常識」となるしきたりを、いくつかお伝えします。

 


遺骨・位牌の年間預り


 

【沖縄の葬儀のしきたり】
本州出身者が驚く3つの違いとは

 

沖縄には檀家制度がない


まず、大きく本州と違う点をお伝えする前に、その背景をお伝えします。と言うのも、実は沖縄にはそもそも檀家制度が浸透していません。これは、沖縄と本州の歴史の違いが起因しています。

 

本州で檀家制度が始まったのは江戸時代、当時の本州では全国各地に広がった寺院が「身請け制度」を行っており、これによって今で言うところの戸籍のように、国民が把握されていました。

 

けれどもその時、沖縄では琉球王朝の時代があったのです。

 

【 沖縄の葬儀のしきたり、お寺を選ぶ 】

 

★ かと言って、現代の沖縄に寺院がない訳ではありません。そのため沖縄の葬儀は読経を唱えて供養する仏教文化と、自分たちやユタさんによって行う御願とがミックスされています。

 

・ そのため、なかにはお坊さん自体を呼ばない家や地域もありますが、一般的には近隣のお寺などを自由に選んで、読経供養をお願いするケースが多いです。

 

近年では本州でも仏教的儀式を行わず、黙祷で進める「自由葬」が増えつつありますが、沖縄の葬儀の場合にはこれとは少し違います。

 

お墓事や法事でユタさんが依頼されることもあるように、独自のアミニズム的な宗教観があり、その上で仏教的儀式も受け入れている…、と言う感覚ではないでしょうか。

 

 

豚肉料理は沖縄の葬儀や法事に不可欠


このように独自の沖縄らしい葬儀のしきたりがあるため、お墓や弔事でのお供え物も独特です。お墓参りで準備をする重箱料理のお供え物、「ウサンミ」もその特徴のひとつですが、ここで注目したいのは豚肉料理です。

 

【 沖縄の葬儀のしきたり、豚肉料理 】

 

★ 沖縄では枕飾りに豚の三枚肉が登場します。ヒラウコーと呼ばれるお線香を6本つなげたお線香とろうそく、お水を供えますが、さらに豚の三枚肉を茹でて、お供えをするのです。

 

・ その他、お箸を立てたご飯、饅頭、味噌・塩、さらに仮の位牌となる「白位牌(シルイフェー)」が並びます。

 

そもそも仏教に沿った枕飾りではありませんので、「なぜ豚の三枚肉を?」と疑問に思うこと自体が意味はないのかもしれませんが、豚の三枚肉は、沖縄では葬儀に限らず、前述した「ウサンミ」にも登場する、欠かせない存在です。

 

諸説ありますが、一説では豚肉はタンパク質が豊富で栄養満点、そのため、故人が少しでも良いもの、美味しいものを食べられるように…、と供えたと言う説もあります。

 

 

沖縄のお通夜にお坊さんはいらない


檀家制度の項で沖縄の歴史的な事情はお伝えしましたが、それでも沖縄の葬儀ではお坊さんを呼んで読経供養を行う家は多いです。ただ、お通夜となれば、また事情が本州とは変わってきます。

 

【 沖縄の葬儀のしきたり、独自のお通夜 】

 

★ 本州ではお通夜、葬儀、ともに重要な弔事であり、両方とも参列する方も多く、時にはお通夜のみに参列する方も少なくありません。

 

・ けれども沖縄の葬儀では、お通夜は遺族や故人とごくごく親しい人たちが、故人の死と向き合うための時間です。この日は参列者もほとんどなく、来てもちょっとお線香をあげたり、翌日の葬儀の日時確認に訪れる程度となります。

 

このようなお通夜ですから、お通夜の儀式も沖縄(ウチナー)式の御願をして済ませる家がほとんどです。御願のための言葉を唱えて、遺族や集まった人々で御願をします。

 

そのため、沖縄では葬儀のみお坊さんを呼び、お通夜では読経供養は、ほとんどの家で行いません。

 

 

沖縄では葬儀当日に納骨する


さらに本州の方々で驚く点が、多い沖縄の葬儀でのしきたりが、葬儀が終わってすぐに納骨式が行われることではないでしょうか。

 

【 沖縄の葬儀のしきたり、当日に納骨 】

 

★ 沖縄の葬儀ではほとんど一連の儀式を、本州で言うところの葬儀の日に、一日で済ませてしまう風習があります。つまり、納棺・火葬から告別式を行い、そのまま納骨式まで済ませてしまうのです。

 

・ もともと、沖縄には大きな門中墓が存在します。本州のようにお墓に故人の名前などを彫刻したりする手間がないため、四十九日まで待つ必要がないのも、当日に納骨する一因かもしれません。

 

納骨まで済ませてしまうと、次は翌日の午前中にお墓参りを行う風習もあります。昔ならの風習を今も残している地域では、この翌日から毎日、初七日までお墓参りを行うこともあるのです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄での葬儀、本州の方々にとってはあまり考えられない、独特のしきたりをいくつかお伝えしました。他にも北枕ではなく西枕で寝るなど、琉球王朝時代から独自の文化を辿ってきた、沖縄ならではの風習があります。

 

このように仏教と独自の御願文化をミックスした、葬儀や法事の風習を残す沖縄ですが、なかにはキリスト教や仏教を信仰している家もあり、その場合には、信仰している宗教に沿ったお通夜や葬儀を行っても、もちろん問題はありません。

 

沖縄には檀家制度が浸透していないため、寺院も単独で存在するものが多く、寺院墓地もあまり見掛けませんが、それでも寺院墓地はいくつかあり、その信仰は自由ではあります。

 

ただ沖縄の昔ながらの宗教観は独特で、自然崇拝の神教的な信仰を持つ一方で、先祖崇拝も深い文化を持ち、弔事にはお坊さんではなく、ユタさんや家の長による御願を用いる家も多いです。これを「ウチナー式」と呼ぶ方もいます。

 

 

まとめ

沖縄ならではの葬儀のしきたりとは

・沖縄では僧侶を選ぶことができる
・枕飾りに豚の三枚肉を供える
・お通夜で読経供養を行わない
・葬儀後すぐに納骨式を行う
・葬儀前に火葬することも多い
・葬儀は新聞などで告知する

 


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