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沖縄でお墓を安く建てたい!予算を押さえるポイントとは

沖縄でお墓を安く建てたい!予算を押さえるポイントとは
沖縄でお墓を建てるとなると、「大きなお墓が一般的だし、金額も高くなりがちで…。」と躊躇する方も多いですよね。確かに、一部のお墓では新築一戸建てなみの金額になった事例も聞こえます。

 

現代、全国的なお墓を建てた金額の目安は300万円~600万円、昔ながらの沖縄のお墓では、大きなお墓が多いため高くなるものの、門中の人たちで出し合ったり、石材をコンクリートにしたりして、できるだけ安く建ててきました。

 

ただ、コンクリート造りにも綻びが見えるようになり、最近では門中から独立する世代も増えてきて、「予算を出し合っても限りがあって…。」と言う悩みも聞こえます。

 

そこで今回は、予算内で賢く沖縄でお墓を建てるために、注意したいポイントをお伝えします。

 



 

沖縄でお墓を安く建てたい!
予算を押さえるポイントとは

 

沖縄のお墓、最初の選択


沖縄でお墓を建てようとすると、まず最初にぶつかる選択が、「個人墓地か霊園か」ではないでしょうか。ただこれは地域や墓地の場所によって、個人墓地の価格に幅があるので、一概には言えません。

 

ただひとつ言えることとして、後々の管理状況まで鑑みて、「安い墓地」でお墓を建てることを考えてください。

 

【 沖縄のお墓、個人墓地か霊園か 】

 

■ 個人墓地の場合、あまり辺境で広い墓地になると、後々清掃業者にお願いしてお墓の掃除や管理を行うことにもなりかねません。

 

・ また、近年では沖縄県が新しく個人墓を建てることを良しとしていないため、申請が通らないケースもあります。沖縄で個人墓地のお墓を建てるなら、最初に自治体に確認してから進めると安心です。

 

…沖縄では最近、お墓の無縁仏化が問題になっています。そのため集合墓地である霊園での新規のお墓を推奨しているのです。

 

■ 霊園で安いお墓を建てたいなら、まず考えたいのが公営墓地です。

 

・ 寺院や民間霊園であれば、予算を最初に伝えて相談し、いくつかの霊園で相見積もりを取ることをおすすめします。

 

 

コンクリート造りのお墓は?


沖縄の大きなお墓、安く建てるために昔から多く使われてきたのが、「コンクリート造り」ではないでしょうか。けれどもこのコンクリート造りも、現在では問題が起きています。

 

【 沖縄のお墓、コンクリート造りの問題 】

 

★ 建物と同じでコンクリートの経年劣化が進み、大きなお墓だけに建て替えも難しい状況が起きてきました。

 

・ ヒビ割れなどの深刻な劣化で、毎年修繕費が掛かり、経済的にも精神的にも負担になって墓じまいをする家が増えつつあります。

 

コンクリート造りの場合、一度ヒビ割れが起きてくると、修繕をしてもまたヒビ割れや不具合を起こして繰り返すようになるので、小さくとも石材を利用する方が賢明です。

 

 

敷地は広くなければいけない?


沖縄のお墓と言えば、大きなお墓に広い敷地が有名で、そのお墓参り風景は風物詩でもありますが、安く抑えたいのであれば大きな敷地にこだわる必要もないかもしれません。

 

【 沖縄のお墓、敷地を抑える 】

 

★ 当然ですがお墓の料金は、墓地+お墓(お墓の大きさと石材の料金)で決まります。

 

・ また、敷地を小さくすることで必然的に、使う石材の量も押さえることができますし、お墓がコンパクトでも違和感はありません。

 

近年の若い世代では「広い敷地でお墓の管理や掃除が大変になるよりも、適度な敷地で砂利や敷石を敷き詰め、管理や掃除がラクなお墓を選びたい!」と言う声も多くなりました。

 

 

予算を押さえるために知りたい、墓石の知識


沖縄に限らず、お墓の金額を決める大きな要素となるのが墓石。石材は産地や種類の他、同じ種類の石材にも「ランク」があり、その金額はピンからキリまで…、幅が広いのが特徴です。

 

【 沖縄のお墓、石材の知識 】

 

★ ただ、石材の値段を決める要素のひとつには「産出量」があります。そして、産出量と石材の質は、実は関係ありません

 

・ 現在の石材では中国産やインド産の御影石が多く出回っていますが、中国やインドでは産出量が多いために石材の料金も安くなっているものが多いです。

 

…けれども産出量の少ない日本の御影石と質が劣るかと言えば、そう言う訳ではありません。確かに例えば御影石でも、質の良い御影石、悪い御影石がありますが、「中国産やインド産だから悪い」と勘違いする必要はないのです。

 

★ 地元の石材で予算に見合う安いものがあれば、良質な石材が多いのは確かですが、中国産やインド産にも、上質な石材が多くあります。

 

 

コンパクトなお墓に納める遺骨


沖縄でお墓を建てるとなると「安く収まるとは分かっていても、納める遺骨が多くて、ある程度の大きさは必要…。」と考える方もいるかもしれません。

 

【 沖縄のお墓、コンパクトに納める遺骨 】

 

★ 近年では狭い敷地内にコンパクトなお墓を建てる家も多くなりました。

 

・ そのため遺骨が多く入るよう、遺骨を粉骨したり、喉仏のみを納めて残りを合祀供養するなどの方法も取られています。

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で安くお墓を建てたい方々が知っておきたい、いくつかのポイントをお伝えしました。

 

沖縄ではお墓の大きさも全国的なものと比べてもとても大きいので、その石材や敷地までこだわれば、上を見ればキリがないほどの金額になります。

 

一例では個人墓地の大きなお墓を建てかえて、コンクリート造りから良質な墓石にし、敷地内も敷石を敷いて整えたところ、5,000万円掛かった!と言う事例もありました。家並みの金額です。

 

ですから最初に予算を決めて、その予算内で判断することは、沖縄でお墓を建てる上でとても大切な準備段階となります。

 

特に親族が利用する門中墓となれば、それぞれの要望も出てくるはずです。その要望を全て飲み込むと、莫大な金額にもなり兼ねませんので、「予算と優先順位」を明瞭にして、負担をできるだけ少なく、お墓を建ててみてください。

 

 

まとめ

安く沖縄でお墓を建てるための基礎知識

・個人墓地は後々の管理も鑑みて選択する
・コンクリート造りは後々の修繕まで鑑みる
・敷地を抑えて良質なお墓を建てる選択もある
・中国産インド産でも、良い石材はある
・コンパクトなお墓でも、遺骨を納める方法はある

 



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