沖縄でのお墓の費用、個人墓地になるとまず墓地を購入して…、想像するだけでも、それなりの覚悟が必要ですよね。けれども訃報は突然やってくるもの。日頃から気にしていないと、そう簡単には用意することができないのではないでしょうか。

ただ、漠然と考えているだけでは「人生で、家に次いで二番目に大きな買い物」と言われるお墓だけに、沖縄のお墓に掛かる費用も何百万と青天井のように見えて気が遠くなりますが、数字を確認すると、具体的なイメージもできます。

見ないように過ごしていても、いつかは直面するのがお墓問題。沖縄でお墓を建てる費用、いつかは直面するのなら、事前に確認して備えておく方が得策ですよね。

そこで今回は、沖縄のお墓に掛かる費用、その目安と近年の沖縄のお墓事情をお伝えします。

沖縄のお墓に掛かる費用。
目安とローンの基礎知識

沖縄のお墓、費用を決めて相談

沖縄でのお墓の費用に限らず、お墓を建てる際の基本は「地代（永代使用料）+墓石代+施工料」施工料は、例えば詳細な細工が施されたり、お花柄などの彫刻代など。細やかな細工あがればそれだけ高くなります。

一時期は300万とも言われたお墓の代金、上を見ればキリがありませんが、一般的な目安のひとつとして、50万円～100万円前後の予算でも、いくつかのプランを用意してくれる業者は多いです。

ただし、「大きなお墓がいい」などなどの希望がさまざまある場合には、それに見合った金額になることも理解しておかなければなりません。

予算に合わせた沖縄のお墓

やはり沖縄のお墓の費用でも、昔ながらの大きなお墓で、雨風もしのいで法要が出来るような、屋根付き、柵付き…となると300万円以上は覚悟した方がスムーズ。そして霊園ではなかなか大きいお墓は難しい施設が多いです。

個人墓地での沖縄のお墓となると、地代も千差万別、お墓も相当大きなものまでありますので、ここでは霊園でのお墓のタイプ別、金額相場をお伝えします。

この他、近年では樹木葬なども人気ですが、このような自然葬も50万円前後を目安にしておくと、セットプランを用意してくれる施設は多いです。

沖縄のお墓の費用、メモリアルローンで賄う

突然の訃報で急いで用意する場合など、建てたいものの沖縄のお墓の費用が賄えないことも少なくありません。その場合には、多くの方々が業者などが紹介するメモリアルローンを利用しています。

このメモリアルローン、何十万であっても長く支払うものであれば、詳しく知ってから活用したいもの。実はメモリアルローンは三種類に分けられます。

…これらの三種類が、沖縄でお墓の費用を賄うためによく使われるローン。建墓ローンには住宅ローンなどと同じく、団体信用生命保険（団信）が付加されるものもあるので、内容までチェックして比較検討してください。

沖縄のお墓の費用、後々掛かるもの

沖縄でお墓の費用をローンで賄う場合、ローン以外に掛かる費用があれば、それも把握して検討しなければなりません。霊園でお墓を購入した場合には、永代使用料は最初にまとめて支払う施設が多いですが、管理費は毎年の支払いになる施設が多数。

寺院墓地になると檀家に入らなければならないお寺が多いので、その場合には檀家料を支払わなければなりません。

ただし「安くて良かった～！」と言うものでもなく、管理料は霊園をキレイに保つためのものですから、霊園の管理の良さにつぶさに現れることは意識して、霊園選びをした方が、後々気持ちの良いお墓参りができます。

いかがでしたでしょうか、沖縄でのお墓の費用目安をお伝えしました。「お墓を建てよう！」と考えた時、やはり建てた経験のある身近な方へその相場を聞いたり、相談するものですが、本文でもお伝えしたように、沖縄でのお墓の費用は千差万別。

特に沖縄のお墓の費用では、個人墓地の場合にはその土地代も含まれますから、大きな差が出てきます。全国的な統計では200万円～250万円前後が平均的ですが、近年では100万円や100万円以下の方々も多くなりました。

ただ一方で500万円以上の費用を掛けてお墓を建てた方々も、一定人数見られるのです。一人二人の体験談では、その相場が見えてこないのも分かる、と言うもの。また、管理料が霊園では掛かりますが、個人墓地では自分達で管理をする料金が出てきます。

本記事を参考にしながら、自分達らしい沖縄のお墓、費用もムリのない範囲内で、納得の行くものを選んでみてはいかがでしょうか。

まとめ