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【沖縄のお墓】コストを押さえる石材選び、5つのポイント

【沖縄のお墓】コストを押さえる石材選び、5つのポイント
沖縄のお墓はひと昔前まで、コンクリートで造られたものが多かったですよね。けれどもそのコンクリート造りの沖縄のお墓が、近年になって劣化や修繕の問題が多発しています。

 

もちろん、全国的な石材のお墓でも時が経てば、修繕・リフォームを行う事例もあります。

 

ただ、コンクリート造りの沖縄のお墓の場合には、一度劣化してヒビ割れなどを起こしてしまうと、直しても直しても、すぐにヒビ割れなどの劣化損傷が起きてしまうケースが多いです。

 

これは想像が付いたことですが、それでもコンクリートが多く使用されたのには、大きなお墓である故に、石材だとコストが掛かることにありました。

 

ただ最近ではコストを抑えた石材を使った沖縄のお墓が、多く建てられるようになったのです。コンクリート造りの沖縄のお墓を建てかえるなら、ぜひ安く抑えた石材のお墓にしたいですよね。

 

そこで今回は、これからお墓を建てる方々が、コストを安く抑えるために知っておきたい、いくつかの石材についての知識をお伝えします。

 



 

【沖縄のお墓】コストを押さえる石材選び、
5つのポイント

 

日本産ブランドにこだわらない


「品質が悪い」と言うイメージから、中国産などの輸入石材を避けて国産にこだわる方も多いのですが、この「国産へのこだわり」がコストが掛かる一番の原因になっていることも、少なくありません。

 

【 沖縄のお墓、少ない日本産 】

 

★ 全国的に使用される石材で、現在ではすでに8割が輸入石材です。日本産はすでに多く掘り出されている事もあり、石材の質などとは関係なく、希少価値が高くブランド化しています。

 

・ 庵治石や本小松などの超高級日本産石材などであれば質も安定していますが、希少性がプラスされているので、全ての日本産石材が質が良い、と言う訳でもありません。

 

 

輸入石材、それぞれの特徴


ひと昔前までは韓国産も多かったのですが、近年では日本の墓石市場ではほとんどが中国・インドになります。

 

特に中国の墓石は産出量が多く、世界的にも多くの取引が行われています。墓石の産地であり、墓石業者が多数あるのが福建省で、この地域の石材業者は日本の墓石業者とも歴史があり、加工技術としても安心できる業者が多いです。

 

【 沖縄のお墓、輸入墓石の特徴 】

 

★ 次いで輸入量が多いインド産はバリエーション豊富なことで需要が高くニューインペリアルレッド(赤御影石)やM-10(緑系)などがあります。

 

・ そのなかでも日本人に需要が高いインド産の石材はクンナム(黒御影石)です。

 

テカリがあってスマートな黒御影石は、現在人気の石材のひとつです。インド産の他にも、スウェーデン産のファイングレイン(黒御影石)、黒御影石のなかでは最高峰とまで言われています。

 

 

石材業者選びは重要


このように日本はもちろん、世界まで産地を広げて行くと、予算を低く見積もっても、多くの石材の選択肢があります。

 

同じ御影石でも産地や種類・色味まで、何千と枝分かれするので、なかなか専門的な知識のない個人では、選ぶのに迷うのも仕方がありません。

 

そのためやはり沖縄でお墓を建てるならば、沖縄での実績が高く、さまざまな質問に丁寧に答えてくれるような、信頼できる石材業者との出会いは欠かせません。

 

【 沖縄のお墓、石材業者選び 】

 

★ 沖縄の霊園でお墓を建てるのであれば、霊園が提携している石材業者があるはずです。霊園の施設管理者と言う、お墓の専門家が提携していることもあり、質の良い業者が多く安心です。

 

・ ただ、自分で探したり霊園から複数の石材業者を紹介されるようであれば、自分の足で業者をまわり、過去の実績や展示品を実際に見ながら、さまざまに質問をして様子を見てみるのも良いかもしれません。

 

複数の石材業者を見てまわり、相見積もりを取ることで、自然により良い(相性の良い)石材業者を見分けることができます。

 

 

墓石の耐久性を見る


自分で実際に触って、より良い墓石を選びたい!」と言うのであれば、沖縄のお墓の場合には、いくつかのポイントをチェックしてみてください。

 

【 沖縄のお墓、耐久性のチェック 】

 

★ 沖縄のお墓は塩害と台風に強い、耐久性のある石材でなければなりません。

 

① 浸水性の低い墓石 … 触ってより固さがある、ツルツルのものがベターです。(凸凹していると、水が溜まり入り込みやすくなります。)

 

② 目が詰まった墓石 … 模様が詰まっている墓石は、石材の密度が高いと言うことなので、目が詰まり浸水性も低く、耐久性が高くなります。

 

さらに霊園などで、その石材業者の過去のお墓を見ることができるなら、建てて時間が経ってからのお墓の様子までチェックしてください。

 

 

デザイン・装飾はシンプルに


安くても質が良い石材を選ぶことができたら、よりコストを押さえるためには石材の使用料を極力減らすデザインを検討してみてはいかがでしょうか。

 

【 沖縄のお墓、コストを押さえるデザイン 】

 

★ ポイントは細かく装飾を施す必要がなく、シンプルなお墓です。琉球墓であれば小型にも対応する家形墓の他、近年需要が高まっている軸石型もシンプルでおすすめです。

 

・ 沖縄の霊園でお墓を建てるのであれば、ベーシックなお墓デザインにも注目してください。

 

霊園で同じ型のお墓を多く建てているのであれば、それだけ価格帯が安く提供できるケースが多いからです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回はしっかりとお墓を建てたいけれど、さほど予算がない!と言う方々が知っておきたい、コストを抑えながらも質の良い沖縄のお墓を建てる方法をお伝えしました。

 

「質の良いお墓」=耐久性で考えれば、何よりも石材選びを慎重に行うべきです。霊園で墓地を購入(永代使用の契約)をしたのであれば、そのまま墓石について相談できます。

 

現在では御影石が主流で、昔からずっとグレー系の需要が高いものの、本文中でお伝えしたように最近では黒系の御影石は人気です。

 

また、実は墓石の値段は石材業者の「言い値」であることがほとんどなので、交渉も検討してみてください。時には30万円前後まで変わることもあります。

 

全国的にお墓を建てる予算は300万円~600万円ですが、最近では100万円前後の小さなお墓も登場するなど、それぞれの予算に見合ったお墓を選ぶこともできるようになりました。

 

ムリのないお墓選びをぜひ行ってください。

 

 

 

まとめ

沖縄でお墓を建てる時の石材の選び方

・日本産の石材だから良い訳ではない
・中国は福建省が盛ん
・インドやスウェーデンの黒御影石も人気
・信頼できる石材業者との出会いが大切
・浸水性が低く、目が詰まり、ツルツルの石材が◎
・コストを抑えるならデザインはシンプルにする

 



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