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チクザキ(菊酒)の御願☆家族の健康を祈願する拝み方

チクザキ(菊酒)の御願☆家族の健康を祈願する拝み方

チクザキ(菊酒)は、沖縄で旧暦9月9日に行われる家族の健康祈願行事ですよね。新暦2018年では10月17日(水)が旧暦9月9日!

 

今では沖縄の御願行事を行う家庭も少なくなりましたが、チクザキ(菊酒)は、ヒヌカンやお仏壇へのお供え物も難しいことはありません

 

昔から伝わる拝み行事で、家族の健康を祈願できたら、安心感もありますよね。

 

そこで今日は、沖縄に伝わる旧暦9月9日の御願行事、チクザキ(菊酒)について、その拝み方やお供え物をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

 


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チクザキ(菊酒)の御願☆
家族の健康を祈願する拝み方

 

チクザキ(菊酒)で家族の健康祈願


旧暦9月9日、新暦2018年10月17日(水)はチクザキ(菊酒)の日…、少しずつ少なくなってきた沖縄の御願行事の中でも、まだまだ馴染みのある健康祈願です。

 

【 チクザキ(菊酒)とは 】

 

★ 一説では1664年頃にはすでにチクザキ(菊酒)の風習があったとされ(『使琉球記』や『琉球國由来記』)ています。

 

・ 家の者の健康祈願はもちろん、家から離れている人々や、山仕事・鍛冶仕事などの仕事をしている人々の手足を守るためにも行われました。

 

…この拝みを「手足の御願」と言う意味合いで「ティフィサヌウニゲー」と呼び、一日掛けて行われていたそうです。(「沖縄文化史辞典」より)

 

 

チクザキ(菊酒)のお供え物


沖縄では御願の際のお供え物を「ウサギムン」と言いますが、キクザケ(菊酒)でのウサギムンは菊の葉を浮かべたお酒です。

 

【 チクザキ(菊酒)のウサギムン 】

 

★ 日ごろのお供え物の他、盃に菊の葉を3枚浮かべたお酒を供えます。

 

・ ヒヌカン(火の神)とお仏壇、どちらも同じですが、お仏壇へは膳に乗せてお出しする家が多いです。

 

日ごろのお供え物は、ヒヌカン(火の神)なら供え葉・水(ミジトゥ)・塩、お仏壇は供え花・お茶(ウチャトゥ)・お酒(菊酒とは別に)を供えてください。

 

…お酒に菊の葉を3枚浮かべて供えるだけに、お仏壇の供え花は菊が多いのではないでしょうか。ちょっと言い方は悪いですが、一石二鳥なので節約できます。

 

また、日ごろの供え葉はチャーギやクロトンが定番です。

 

 

チクザキ(菊酒)の拝み方


沖縄の御願ではジューバク(御馳走を詰めた重箱料理)など、ウサギムン(お供え物)の手が込んだものも多いですが、チクザキ(菊酒)はこれだけ!

 

他の拝みと同じように、最初にヒヌカン(火の神)→続いてお仏壇へ拝みを捧げます。

 

【 チクザキ(菊酒)の拝み方 】

 

★ 拝む時に供えるヒラウコー(沖縄線香)は、ヒヌカン(火の神)へはタヒラ半(2枚と半分※)、お仏壇へはタヒラ(2枚)が基本です。

 

・ 「ウートゥートゥー ヒヌカン(ウヤフジ)ガナシー、(あな尊き 火の神(御先祖)様)、

 

本日はチクザキ(菊酒)の日を迎えました。お蔭様で家族皆、何事もなく、健やかに今日の日を迎えることができました。

 

どうぞこれからも、この家に暮らす家族みな、健康に穏やかに暮らすことができますよう、

 

ミーマンティー ウタビミスーリー、ウートートゥ。(見守ってください。)」

 

※ヒラウコー(沖縄線香)は、日本線香が6本くっ付いたような板状の形が特徴です。

 

「タヒラ」は「2枚」なので日本線香であれば12本、「タヒラ半」の場合には、ヒラウコーを2枚と半分に割ります。(日本線香であれば、12本と3本を供えてください。)

 

 

チクザキ(菊酒)の拝みの後


以上のチクザキ(菊酒)の拝みを、まずは家長がヒラウコーを供えて拝み、続いて集まっている家族がヒラウコーを供えます。

 

家族のヒラウコーはそれぞれ半分(日本線香なら3本)、皆で手を合わせたら、一連の御願は終了です。

 

【 チクザキ(菊酒)の拝みの後 】

 

★ その後は供えたチクザキ(菊酒)をウサンデー!「ウサンデー」とは沖縄で、お供え物を下げて共食をする、と言う意味合いがあります。

 

・ 大人はチクザキ(菊酒)をいただきますが、子どもはもちろん、飲めませんよね。ですから「ウビナディ(水撫で)」を行ってください。

 

「ウビナディ(水撫で)」とは、指の腹にお酒(御願によってはお水など)を浸けて、ポンポンっと触れるようにおでこに付ける儀礼です。

 

大人が子どもに付けてあげてください。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は旧暦9月9日(新暦2018年10月17日水曜日)に沖縄で行われる「チクザキ(菊酒)」の御願行事についてお伝えしました。

 

チクザキ(菊酒)は準備も簡単、拝みも簡単ですので、多くの御願行事のなかでも、より気軽に行える行事ではないでしょうか。

 

さらに大人はお酒が好きな方も多いですよね…、そのためか、ウサンデー(お供え物を下げる)の後は、そのまま集まった人々で酒盛りへと移行する家庭も多いです。

 

ぜひ、神様へ日ごろの感謝を伝えながら、楽しく拝みを捧げてください。

 

 

まとめ

チクザキ(菊酒)の拝み方

・家族の健康や安全を祈願する
・盃にお酒、菊の葉を3枚浮かべて供える
・日ごろの感謝と今後の見守りを祈願する
・拝みを終えたらウサンデー
・子どもはミジナティー


お墓の引越し、改葬・墓じまい


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