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【沖縄の御願】お祝いで出される、ハレの料理の定番レシピ

【沖縄の御願】お祝いで出されるハレの料理、定番レシピ
沖縄のお祝いの御願行事では「ハレの料理(膳)」が作られますよね。旧正月や61歳以上のお祝いのトゥシビーでは、訪れたお客様へのふるまい料理として、また、ヒヌカン(火の神様)やお仏壇へのお供え料理としても用意されます。

 

全国的にもお正月にはおせちなどがありますが、沖縄の御願行事で用意されるハレの料理(膳)は、他の地域にはない、沖縄ならではの伝統料理が並びます。

 

沖縄では現在でも御願文化とともに伝統料理も馴染み深く、スーパーや仕出し店でも購入できる一方、地方では家庭で手作りする家も少なくはありません。

 

せっかくなら沖縄の伝統料理から御願を行い、お祝いをしたいですよね。そこで今回は、沖縄のお祝い御願行事で供えられる、定番おかずのレシピをお伝えします。

 

ぜひ参考にして、沖縄ならではのお祝いの御願をしてみてください。


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【沖縄の御願】お祝いで出される、
ハレの料理の定番レシピ

 

沖縄の御願、ハレの料理の基本


旧正月の他、13祝いやカジマヤー(自分の干支が巡ってきた時の沖縄の御願、初めて巡る13歳と61歳以上は祝う家が多いです。)などのお祝いでは、昔ながらの沖縄の伝統料理が並ぶ膳料理が供えられます。

 

【 沖縄の御願、ハレの料理の基本 】

 

★ まずはご飯に汁物、副菜が並べられますが、ご飯は小豆で炊いた赤飯、汁物には琉球王朝のイノシシ汁を模した、豚肉と具だくさんの味噌汁「イナムドゥチ」やアーサ汁などが多いです。

 

・ 副菜には多くの家庭で、本州でも「喜ぶ」の語呂合わせで用いられる、昆布料理の「クーブイリチー」を準備します。

 

その他、お膳には豚の三枚肉の煮つけや紅白のかまぼこ、揚げ豆腐などなどがおかずのお皿に盛りつけられて配膳されますが、これらのおかずを盛り付けたお供え物のお皿が「ウチャワキ」です。

 

「ウチャワキ」は「茶脇」と書き、本来はお祝い料理のごちそうを取り分けたお皿なのですが、現在では「ウチャワキ」として仕出し料理店で注文できるため、多くの家で利用しています。

 

 

お祝いのトゥシビーで出される「ドゥルワカシー」


沖縄の御願行事で出される独特の伝統料理に、ターンム(田芋)の煮込み料理「ドゥルワカシー」があります。ターンム自体に粘り気があるため、ねっとりとしたおかずです。

 

【 沖縄の御願料理、ドゥルワカシー 】

 

★ ドゥルワカシーは田芋の他、タームジ(芋茎)も用います。

 

・ ターンム
・ タームジ
・ 茹でた豚の三枚肉
・ 干しシイタケ
・ 白味噌
・ 塩
・ カステラカマボコ

 

★ 作り方 ★

 

① 豚の三枚肉のかたまりを茹で、細かい賽の目切りにして、茹で汁は後ほど使うために残しておいてください。

 

② 他の食材であるシイタケ(水で戻しておく)やカステラカマボコも賽の目切りにします。

 

③ タームジは皮を剥いたら短く切り茹でておき、ターンムも皮を剥いたら輪切りにした後にボロボロにしてください。タームジはしっかり絞って水気を取ります。

 

④ フライパンに豚肉→タームジ→ターンムの順番で炒め(油を敷いてOK)、豚の茹で汁を加えてターンムが柔らかくなるまで煮詰めます。

 

⑤ 煮詰まったフライパンに賽の目切りにしていたシイタケを加え、白味噌を溶いてください。(出汁を入れて調整することもあります。)

 

⑥ 塩で味調整をしながらさらに煮詰めカステラかまぼこを加え、栗きんとんのように柔らかくなったら完成です!

 

白味噌味のドゥルワカシーが多いですが、白味噌を使わず、出汁で味付けをする家もあります。

 

 

ターンムきんとん?「田芋田楽」


前項で登場したターンム(田芋)ですが、沖縄ではとてもポピュラーな食材です。

 

日頃からターンムの天ぷらやお菓子にもなりますが、ハレの料理では本州で言うところの「栗きんとん」のような、甘いターンム料理が登場します。これが「ターンムのディンガク(田芋田楽)」です。

 

【 沖縄の御願料理、ターンムのディンガク 】

 

★ コチラは食材もターンム(田芋)、砂糖、生姜のみで、調理方法も簡単!割と現代でも気軽に作れます。

 

★ 作り方 ★

 

① ターンムは皮を剥いてざっくりと切り、生姜はすりおろしてください。

 

② 下準備したターンムは水をはった鍋に投入し、中火で煮込んでいきます。

 

③ ターンムが柔らかくなってきたら、均等に煮込めるように混ぜながら、お玉の背などで潰してください。

 

④ 栗きんとんの餡のようにドロドロ感が出て来たら砂糖を投入!甘みは味見をしながらでも問題はありませんが、目安としてはターンム1キロに砂糖100gくらいです。

 

⑤ お玉からヘラへ道具を変更、練るように混ぜて煮込んで行き、最期にガーゼにすりおろした生姜を包んで、絞り汁を加えます。

 

…これでターンムのディンガクが完成!ですが、ともかくこげやすいので、弱火~中火でこげつかないように注意して、混ぜながら調理するのがコツです。

 

本来は生姜の絞り汁を加えますが、最近では「生姜の味が嫌!」と言う方も見られるようになりました。この当たりの味付けは家族に合わせても良いかもしれません。

 

 

ぜんざいにも活躍!サーターマーミ


また、甘いお供え物はターンムのディンガクだけではなく、「サーターマーミ(砂糖豆)」と呼ばれる金時豆の砂糖煮も人気です。実はこのサーターマーミは沖縄の御願料理ではなくても、沖縄ぜんざいなどのおやつにも大活躍しています。

 

【 沖縄の御願料理、サーターマーミ 】

 

★ こちらもターンムのディンガクと同じく、材料も金時豆とお砂糖、水のみで作り方も簡単な料理です。缶詰でも販売されているのですが、簡単なので手作りしても手軽です。

 

★ 作り方 ★

 

① 金時豆は多めの水に浸して柔らかくしてください。本来は半日(12時間)と言われているのですが、意外にも数時間で切り上げる家庭も多いのではないでしょうか。

 

② 鍋に新しく水を入れて(浸した水は使いません。)沸騰させ、浸した金時豆を入れたらアクを取りながら、グツグツ煮ます。

 

③ 充分に金時豆が柔らかくなった頃にお砂糖を投入!少しずつお砂糖を入れると良い、ともありますが、結構一般家庭では「ザザッといれちゃう!」と言う方が多いです。

 

このサーターマーミですが、たっぷりの水でしっかり柔らかくなるまで煮詰め、最後に砂糖を投入するのが何よりのコツです。砂糖を入れてしまうとあっと言う間に固まってしまうので、砂糖は最後に入れてください。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の御願料理、特にトゥシビーや旧正月で出されることの多い、お祝いのハレの料理で準備されるおかずをお伝えしました。

 

今回は沖縄ならではのターンムを使ったおかず、甘いおかずをお伝えしましたが、他にもさまざまな沖縄の御願料理、お供え料理があります。ハレの料理の他のレシピは、「【沖縄の御願】旧正月を祝う準備。「ハレの料理」レシピ」も参考にしてください。

 

最後にお伝えしたサーターマーミですが、本文中でもあるように、沖縄では日ごろからおやつとして親しまれています。白玉粉で作った白玉に和えても良いですし、かき氷にかけて食べるのも人気です。

 

本州の金時豆の煮ものとなれば、汁けがなくなるまで煮詰めますが、かき氷にかけたりして味わいたいならば、シロップに金時豆が浮いているような状態ほど、水けがある方が食べやすくなります。

 

とても簡単にできあがるので、本記事も参考にしながら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

ハレの料理にならべる、沖縄の伝統おかず

・赤飯に汁物、副菜にウチャワキを供える
・田芋や芋茎を煮込んだ「ドゥルワカシー」
・田芋を甘く煮込んだ「ターンムのディンガク」
・金時豆を砂糖で煮込んだ「サーターマーミ」

 


お墓の引越し、改葬・墓じまい


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