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沖縄の十五夜と言えばフチャギ☆本州と違う5つの特徴

沖縄の十五夜と言えばフチャギ☆本州と違う5つの特徴

沖縄の十五夜は「フチャギ」と呼ばれるお供え物を供えるなど、本州のものとは随分と違う慣習が残っていますよね。

 

そもそも、本州では新暦9月15日に十五夜を行いますが、旧暦行事が一般的な沖縄では十五夜は旧暦8月15日に行います。

 

2019年の旧暦8月15日は、9月13日(金)!沖縄では家庭の拝みはもちろん、「フチャギ」を作って供えたり、大綱引きなどの催し物を行う集落も多いです。

 

フチャギの作り方までお伝えしていますので、ぜひ、参考にしてください。

 



 

沖縄の十五夜と言えばフチャギ☆
本州と違う5つの特徴

 

沖縄の十五夜は「旧暦」8月15日


暦

現代の本州では新暦9月15日が「十五夜」とされていますが、本来は旧暦8月15日が昔ながらの十五夜です。ただ、新暦と旧暦は毎年だいたい1カ月前後の差があるうえに、本州では旧暦に馴染みがありません。

 

さらに、毎年新暦と旧暦にはズレがあるので、分かりやすく「新暦9月15日」となった経緯があります。本州の多くの地域ではお盆もこの方法を取って、旧暦7月13日~15日の昔ながらのお盆が、新暦8月13日~15日になっていますよね。これと同じです。

 

一方、沖縄ではお正月を含め(旧正月)、ほとんどの年中行事が旧暦で行われています。十五夜も旧暦に倣うため、新暦で見ると毎年、日にちが違うのが特徴です。

 

【 沖縄の十五夜 】

 

★ もともと旧暦行事に馴染みがある沖縄では、十五夜の旧暦8月15日に行われますが、新暦2019年度は9月13日(金)が旧暦8月15日の十五夜に当たります。

 

・ 沖縄では十五夜に大綱引きや組踊りなどが行われ、今も大切な年中行事のひとつです。昔から各地でこの十五夜を、「月まつり」「月ウガミ(月拝み)」、「ジューグヤガミ」などと言い、親しまれています。

 

 

琉球王朝時代の沖縄の十五夜


琉球王朝

農耕が盛んだった琉球王朝時代の沖縄の十五夜は、他の一連の沖縄の年中行事と同じく、豊作祈願の意味合いが強くありました。集落によっては、月の様子を見ながら、今年のこれからの豊作不作を判断する、「占い」の要素があった様子も見受けられます。

 

【 琉球王朝時代☆沖縄の十五夜 】

 

★ その昔の記録では、「ウチチウグァン(月御願)」として、ノロ殿内の庭でウサギムン(お供え物)を供えて拝みを捧げました。

 

・ この時のウサギムン(お供え物)には感謝祭として、今でも供えられる小豆餅「フチャギ」の他、麦や豆、米などの収穫物も供えられています。

 

現代もトゥクヌマ(床の間)がある家ではそうであるように、その昔の家庭では①ヒヌカン②お仏壇③トゥクヌマ(床の間)の三か所にお供えをしましたが、その年に家族が亡くなった家では、ウサギムン(お供え物)も控えています。

 

十五夜のお供え物「フチャギ」


フチャギレシピ

沖縄の十五夜ならではのお供え物と言えば「フチャギ」、お家で作る「豆もち(塩豆もち)」で、本州で言うところの「月見団子」の役割があります。

 

昔ながらのフチャギや市販のものは、小豆は砂糖煮が多いのですが、近年では水で煮た程度のサッパリした味付けが人気です。

 

【 沖縄の十五夜のお供え物☆フチャギの作り方 】

 

①小豆は前日に洗って鍋に入れ、水に浸しておきます

 

②浸けてあったあずきの鍋に火を付け、煮立たせてこぼし、さらに水を入れて煮てください。

 

③おもちを作ります。もち粉3カップに対して水1杯半を目安にしてください。(だんご粉を使う家庭もあります。)

 

④もち粉であれば蒸し器で蒸し(強火15分がおすすめ)、だんご粉であれば別鍋でお湯を沸かして、茹でます。

 

⑤できあがったおもちに小豆をまぶしたら、できあがり!

 

昔ながらの作り方ではもち粉が多いのですが、今では手軽なだんご粉で作るのが人気です。

 

だんご粉には砂糖を加えて味付けをしても美味しいですし、小豆もお砂糖を入れない場合には、塩を入れても美味しく仕上がります。

 

今でも親しまれる沖縄では、この時期に地元のスーパーへ行けば、お惣菜コーナーなどでも市販されていますよね(*^_^*)

 

【 沖縄の十五夜☆フチャギの意味合い 】

 

★ このフチャギにも意味合いがあり、おもちが「月」を表すことに対して、小豆は「星」=「子ども」「子孫」を表すとされています。

 

・ ですからフチャギにはたくさんの小豆をまぶし、多ければ多いほど、子孫繁栄が期待できるとして、良いとされてきました。

 

沖縄の十五夜、拝みの流れ


フチャギ

フチャギが出来たら、それを供えて手を合わせればOK!ヒヌカンとお仏壇、両方に供えます。

 

【 沖縄の十五夜、拝みの流れ 】

 

①フチャギをヒヌカン、お仏壇へ供えます。

 

②まずヒヌカンへ手を合わせて、今日が十五夜であることを報告、感謝と共に、今後の家族の健康を祈ってください。

 

続いてお仏壇へ移り、同じく手を合わせれば、沖縄の十五夜の拝みは終了です。

 

最初にヒヌカン、続いてお仏壇の流れさえ理解すれば、後は問題ありません。

 

 

沖縄の十五夜での拝み方


拝み

沖縄では十五夜に限らず、御願の時のヒラウコーの枚数に習わしがあります。

 

ヒラウコーは6本が一枚にくっついているので、もしも沖縄線香であるヒラウコーはない場合には、その本数に見合った日本線香を拝すれば大丈夫です。

 

【 沖縄の十五夜、拝み方 】

 

①ヒヌカンに拝するヒラウコーは「タヒラ半」の「二枚と半分」、三枚目を半分に割って供えます。日本線香であれば、12本と3本です。

 

「ウートーゥートゥ、ヒヌカンガナシー、

 

本日は8月15日の十五夜となり、フチャギをお供えして拝んでおります。どうぞ、お受け取りください。いつも私達家族をお見守りいただき、感謝しております。

 

これからも家族みな、健康で穏やかに過ごせますよう、クァッウマガンチャァ サカイハジュウ、シミティ ウタビミスーリー。」

 

②続いてお仏壇へ拝みます。ヒラウコーはタヒラの二枚のみ(日本線香であれば12本)、拝む言葉はヒヌカンと同じです。

 

フチャギのお供え物は、ヒヌカンへはお皿に乗せれば大丈夫ですが、お仏壇に供える時には、お盆にお皿を置き、お箸まで添えてください。

 

 

一部地域で開催される、「八月踊り」


八月踊り

沖縄県本島では名護市の屋部区など、一部地域ではこの沖縄の十五夜前後に、「豊年満作祝い」である「八月踊り」が催されます。

 

沖縄では十五夜も本来、豊年祝いの意味合いがあるからです。

 

【 名護市屋部区などに見る、八月踊り 】

 

★昔から伝わる伝統行事で、旧暦8月8日・10日・11日の三日間で行われるのが特徴で、真ん中に当たる10日には道ジュネーで祝います。

 

・名護市屋部区は他の地域と違い、「沖縄県無形民俗文化財」に指定されました。道ジュネーの後には舞台で多くの演目が繰り広げられます。

 

八月踊りは「八月遊び」などとも言われ、多良間島や奄美大島などでも見られる年中行事です。

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄の十五夜の一連の流れをお伝えしました。家庭でできる拝み方、お供え物「フチャギ」の手作りレシピもご紹介しているので、ぜひ、それぞれのご家庭でも試してみてはいかがでしょうか。

 

本州ではだんご粉で作ったまん丸い「お月見団子」を「月見台」に△に盛りつけ、ススキを飾って満月を愛でます。沖縄とは全く違いますよね。

 

沖縄では子ども達にも馴染みの深い年間行事のひとつです。ぜひ沖縄の十五夜も実践し、楽しんでみてください。

 

 

まとめ

沖縄の十五夜の進め方

・沖縄の十五夜は旧暦8月15日
・「フチャギ」を供える
・フチャギは、おもちに小豆をまぶしたもの
・最初にヒヌカン、続いてお仏壇へ拝む
・十五夜では家族の健康と無病息災えお願う
・お仏壇へ供えるフチャギは膳に乗せる



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