のんびり沖縄 沖縄から地元ならではの情報をお伝えします。
ID:5585

【2026年版】沖縄の旧正月とは?若水・お飾り・ヒヌカン・仏壇へのお供えと拝み方を解説

【2026年版】沖縄の旧正月とは?若水・お飾り・ヒヌカン・仏壇へのお供えと拝み方を解説
沖縄では、新暦の正月とは別に、旧暦一月一日を迎える「旧正月(ソーグヮッチ)」を大切にしてきました。
 
ヒヌカン(火の神)お仏壇、床の間へお供えをし、家族そろって一年の無事と健康を祈る――それが沖縄の旧正月です。
 
とはいえ、
「若水はいつ汲むの?」
「ヒヌカンと仏壇、何が違う?」
「お供え物はどこまで準備すればいい?」

…と、迷う人も多いのではないでしょうか。
 
特に近年は、地域差や家庭ごとの作法が分かりにくくなっています。
 
本記事では、沖縄の旧正月を一日の流れに沿って整理し、若水(ワカミジ)からお飾り、ヒヌカン・お仏壇・床の間へのお供え、拝み方までを分かりやすく解説します。
 
すべてを完璧に整える必要はありません。できる範囲で心を込めて迎えるための参考として、ご活用ください。

 



 
 

沖縄の旧正月とは?新正月との違い


沖縄の旧正月とは?新正月との違い
◇沖縄の旧正月は、旧暦一月一日を一年の始まりとして迎える行事です。
現在の新暦の正月(1月1日)とは異なり、月の満ち欠けを基準とする旧暦に基づいて行われます。
 
沖縄では新正月も祝いますが、旧正月は「神々やご先祖へ改めて挨拶をする日」として、今も大切にされてきました。
ヒヌカン(火の神)やお仏壇、床の間へお供えをし、家族の一年の無事と健康を祈る行事として位置づけられています。
 
 

沖縄で旧正月が今も大切にされている理由

沖縄では、日々の暮らしの中に神仏とのつながりが根付いてきました。
その中でも旧正月は、「新しい年の始まりを整える節目」として、特別な意味を持っています。
 
旧正月には、若水(ワカミジ)を汲み、家の中を清め、ヒヌカンやご先祖へ新年の挨拶を行います。
 

 ●一年の願いを立てる「タティウグァン(立て御願)」や「ニントゥーウグァン(年頭御願)」も、この日に行われてきました。

 
地域や家庭によって作法や呼び方は異なりますが、「無事に正月を迎えられた感謝」と「新しい一年の見守りを願う気持ち」は共通しています。
形式よりも、家族で手を合わせる時間そのものが大切にされてきた行事と言えるでしょう。
 
 

2026年の沖縄の旧正月はいつ?

◇2026年の沖縄の旧正月(旧暦一月一日)は、2月17日(火)です。
…この日を元旦として、沖縄では旧正月の御願(ウグァン)を行います。
 
旧正月に向けた準備は、前日のトゥシヌユール(大晦日)から始まる家庭も多く、お飾りやお供え物を整え、翌朝に若水を汲んで新年を迎える流れが一般的です。
 
次章では、旧正月の朝一番に行われる「若水(ワカミジ)」について、意味や供え方を詳しく見ていきます。
 

 
 

沖縄の旧正月は「朝一番」から始まる


沖縄の旧正月は「朝一番」から始まる
◇沖縄の旧正月は、元旦の朝一番の行いから始まります。
…夜が明けたら、まず行うのが「ワカミジ(若水)」を用意することです。
 
新しい年の最初に汲む水には生命力が宿ると考えられ、家の中へ新しい年を迎え入れる大切な役割を担ってきました。
旧正月の御願(ウグァン)は、この若水を起点に進めていくのが基本の流れです。
 
 

ワカミジ(若水)とは何か

◇ワカミジ(若水)とは、旧正月の元旦に朝一番で汲んだ水のことを指します。
…かつては地域の井戸「ガー」から汲むのが習わしでしたが、現在では水道水でも、朝一番に汲んだ水であれば問題ありません。
 

 ●沖縄では、若水は「若返りの水」「生命の水」とされ、清めや再生の象徴として扱われてきました。

 
そのため旧正月には、お供えとして使うだけでなく、拝みを終えた後に「ウビナディ(産水撫で)」を行う風習も残っています。
 
新しい年の最初に触れる水として、若水は旧正月の御願全体の基礎となる存在です。
 
 

若水はどこへ供える?(ヒヌカン・仏壇・床の間)

◇汲んだ若水は、まずヒヌカン(火の神)とお仏壇へ供えます。
…仏壇には若水でお茶を立てて供えるのが一般的です。
 
さらに、床の間(トゥクヌマ)がある家庭では、床の間にも若水を供えます。
床の間がない場合は、リビングなど家の中心となる場所に供えても構いません。
 

 ●このように、若水は家の中の神々やご先祖へ新年の挨拶をするための、最初のお供え物です。

 
若水を供え終えてから、ヒヌカン・仏壇・床の間それぞれの旧正月のお供えや御願へと進んでいきます。
 
 

旧正月に向けて準備するお飾り


旧正月に向けて準備するお飾り
◇前日のトゥシヌユール(大晦日)までに整えておくのが基本です。
…沖縄の旧正月では、元旦の朝に慌てて準備を始めると慌ててしまいます。
 
これは、新しい年を迎える前に家の内外を整え、神々やご先祖を迎える準備を済ませておく、という考え方に基づいています。
 
お飾りは見た目を整えるためのものではなく、「年の変わり目を区切り、新しい年を迎え入れるためのしつらえ」です。
そのため、場所ごとに意味を持ったお飾りが用意されてきました。
 
 

トゥシヌユール(大晦日)までに整えるもの

◇トゥシヌユールは、沖縄の旧暦における大晦日にあたります。
…この日までに、旧正月に必要なお飾りやお供え物を揃えておく家庭が多いでしょう。
 

 ●門や玄関まわりには若木を飾り、家の内側ではヒヌカン・仏壇・床の間に供えるお飾りを準備します。

 
旧正月の元旦は、若水を汲み、拝みを進めることが中心となるため、前日までに形を整えておくことで、落ち着いて新年を迎えられます。
 
地域や家庭によって順番や細かな作法は異なりますが、「年越しまでに整える」という意識が大切にされてきました。
 

[2026年2月16日(火)|沖縄の大晦日「トゥシヌユール(年の夜)」]
【2026年版】沖縄の旧暦大晦日「トゥシヌユール」お供え物や過ごし方を解説

 

 
 

ウカリー・炭の昆布巻き・橙(みかん)の意味

◇沖縄の旧正月のお飾りで欠かせないのが、ウカリー・炭の昆布巻き・橙(またはみかん)です。
…これらはヒヌカンや仏壇、床の間など、家の中の要所に供えられます。
 

 ●ウカリーは、赤・黄・白の三色を重ねた色紙で、祝いと清めの意味を持つお飾りです。

 
色の重ね方や呼び名は地域によって異なりますが、旧正月ではお供え物の下に敷き、神聖な場を整える役割を果たします。
 
炭の昆布巻きは、「炭(家の繁栄)」と「昆布(よろこぶ)」の縁起を重ねたものです。
橙は「代々続く」ことを意味し、沖縄では代用としてみかんが使われることも多く見られます。
 
いずれも、豪華さよりも意味を大切にして供えられてきたお飾りです。
 

 
 

若木・生け花を飾る場所と考え方

◇若木は、門や玄関先に飾り、新しい年の神様を迎え入れる目印とされてきました。
…本州の門松と同じような役割を持ち、家の内と外を分ける結界の意味もあります。
 
家の中では、床の間に若木や縁起の良い生け花を飾るのが一般的です。
南天や千両、松や竹など、その土地で手に入りやすい植物が用いられてきました。
 

 ●現在では床の間がない住まいも多いため、リビングなど家族が集まる場所に飾っても問題ありません。

 
大切なのは形式よりも、「新しい年を迎える場を整える」という気持ちです。
 
 

ヒヌカン(火の神)への旧正月のお供え


ヒヌカン(火の神)への旧正月のお供え
◇ヒヌカン(火の神)は、沖縄の家庭において日々の暮らしを見守る存在です。
旧正月には、日頃のお供えを整えたうえで、正月ならではのお供え物を加え、新しい年の挨拶を行います。
 
ヒヌカンへの御願は、旧正月の中でも特に重要な位置づけとされ、若水を供えたあと、最初に拝む家庭も少なくありません。
 
 

ヒヌカンに供える基本のお供え物

◇旧正月であっても、ヒヌカンへの基本のお供え物は日頃と同じです。
…ただし、正月を迎える節目として、内容をあらためて整え直します。
 

 ●お水は朝一番に汲んだ若水へ替え、マース(塩)が湿っていたり固まっていた場合は新しいものにします。
 
 …ウミキ(お酒)もハレの日として、取り替えて供えましょう。

 
また、供え葉としてチャーギやクロトンなどの神葉を用いる家庭が多いですが、旧正月には南天や千両など縁起の良い植物を添えることもあります。
 

 
 

赤ウブクと正月飾りの整え方

◇旧正月にヒヌカンへ供える特別なお供え物が「赤ウブク」です。
…赤ウブクとは赤いご飯のことで、赤飯や古代米を用いたご飯などが一般的です。
 

 ●小さなお椀に赤ウブクを3膳用意し、ヒヌカンへ供えます。
 
 …この数は、旧正月の御願において大切にされてきた数です。

 
あわせて、ウカリーの上に炭の昆布巻きと橙(またはみかん)ウチャヌクを並べた正月飾りを三組供えます。
これらはすべて、ヒヌカンへのお供えとしてひとまとまりで整えます。
 
ヒヌカンは神様へのお供えであるため、お箸は添えません。
この点は仏壇へのお供えとの大きな違いです。
 
 

ヒヌカンでの拝み方と線香の本数

◇お供えを整えたら、ヒヌカンへ旧正月の拝みを行います。
…内容は、新しい年を無事に迎えられたことへの感謝と、家族の健康・安泰を願うものが基本です。
 

 ●旧正月にヒヌカンへ供えるお線香は、「ジュウゴフンウコー(十五本御香)」とされます。
 
 ・沖縄線香「ヒラウコー」2枚半(タヒラ半)
 ・日本線香…15本
 ・簡易版(小さな香炉など)…日本線香5本
 …を用いる家庭も増えています。

 
近年は、コンパクトな香炉を使う家庭も多く、無理のない形で供えて問題ありません。
大切なのは本数そのものよりも、心を込めて手を合わせることです。
 

 
 

お仏壇への旧正月のお供え


お仏壇への旧正月のお供え
◇沖縄の旧正月では、ヒヌカン(火の神)への御願に続いて、お仏壇へ新年の挨拶を行います。
…お仏壇はご先祖を祀る場所であり、旧正月は一年の始まりを報告し、引き続きの見守りを願う大切な節目です。
 
ヒヌカンへのお供えが「神様への供え」であるのに対し、仏壇では「ご先祖へのもてなし」として、内容や整え方に違いがあります。
 
 

仏壇には「ハレの膳」を供える

◇旧正月のお仏壇には、おめでたい日に供える「ハレの膳」を用意します。
…ハレの膳とは、正月料理を中心とした御膳で、ご先祖へ新年のもてなしとして供えられてきました。
 

 ●赤ウブク(赤飯)を主に、汁物や煮物、酢の物などを揃え、御膳として整えます。

 
お仏壇に祀られているご先祖が一人の場合は一膳複数の場合は二膳以上を供えるのが一般的です。
 
ヒヌカンと異なり、仏壇では御膳(お箸)を添えて供える点が大きな特徴です。
 
 

お仏壇に添える正月飾り

◇お仏壇に供える正月飾りは、ヒヌカンと同じくウカリー・炭の昆布巻き・橙(またはみかん)を用います。
…供える数はハレの膳の数に合わせて用意すると良いでしょう。
 
ウカリーの上に正月飾りを置き、その前にハレの膳を並べることで、お仏壇全体が旧正月のしつらえとなります。
豪華さよりも、整えて供えることが大切にされてきました。
 
近年では市販のお飾りを使う家庭も多く、無理のない形で準備して問題ありません。
 
 

仏壇での拝み方と線香の考え方

お仏壇での拝みでは、新しい年を迎えられたことへの感謝と、家族の健康や日々の暮らしへの見守りを願います。
家長を中心に手を合わせ、その後、家族が続いて拝む家庭も多いでしょう。
 

 ●仏壇へ供えるお線香は、旧正月に限らず、沖縄の御願では「ジュウニフンウコー(十二本御香)」が基本とされます。
 
 ・沖縄線香ヒラウコー…タヒラ(2枚)
 ・日本線香…12本
 ・簡易版(コンパクトな香炉など)…日本線香4本
 …を目安に供えます。

 
なお、旧正月のお仏壇では、旧盆のようにウチカビ(打ち紙)を供えたり焚いたりすることはありません。
旧正月はあくまで新年の始まりを告げる行事であり、その点も旧盆との大きな違いです。
 

 

[沖縄の仏壇の中心に祀る先祖代々位牌「トートーメー」とは]
沖縄の位牌継承、トートーメー。基本の考え方とトラブル例

 
 

床の間(トゥクヌマ)へのお供え


床の間(トゥクヌマ)へのお供え
◇沖縄の旧正月では、ヒヌカンやお仏壇に加えて、床の間(トゥクヌマ)にもお供えをします。
床の間は、かつて現世利益を司る神様が鎮座すると考えられてきた場所で、旧正月には一年の始まりを整える大切な場とされてきました。
 
家庭によっては拝みの中心となる場所でもあり、旧正月のお供えを通して、新しい年の暮らしの安泰を願います。
 
 

三合御花(サンゴーミハナ)とは

◇床の間に供える代表的なお供え物が、「三合御花(サンゴーミハナ)」です。
…これは、お米を三合分、そのままの状態で盆やざるに盛って供えるものです。
 
洗ったり炊いたりせず、乾いたままのお米を供えることで、清浄で無垢なものとして神様へ捧げる意味があります。
 

 ●このお米は「カラミハナ(乾いた御花)」とも呼ばれ、旧正月をはじめとする御願行事で大切にされてきました。

 
床の間がある家では、この三合御花を中心に、旧正月のしつらえを整えます。
 
 

床の間に供える酒・塩・若水・お茶脇

◇三合御花とあわせて、床の間にはウサク(お酒)・マース(塩)・若水を供えます。
お酒は徳利を左右一対で置き、中央におちょこを添える形が一般的です。
 

 ●若水は、ヒヌカンや仏壇と同様に、元旦の朝一番に汲んだ水を供えます。
 …塩は盛り塩の形にして、小皿に整えましょう。

 

 ●また、旧正月の床の間では「お茶脇(ウチャワキ)」として、正月料理を少量ずつ取り分けて供える風習もあります。
 …これは、神様へ先にご馳走を捧げるという沖縄の考え方に基づくものです。

 
床の間では、お箸を添えて供える家もあり、家庭ごとのやり方が尊重されてきました。
 
 

床の間がない家の場合の考え方

◇現在の住まいでは、床の間がない家庭も少なくありません。
…その場合は、リビングなど家族が集まる場所に供えても問題ありません。
 
大切なのは場所そのものではなく、「一年の始まりを整え、手を合わせる場を設けること」です。
 

 ●床の間の代わりとして、清潔な場所を選び、三合御花や若水を供えれば、旧正月の御願として十分意味を持ちます。

 
形式にとらわれすぎず、住まいに合った形で旧正月を迎えることが、今の暮らしに合った在り方と言えるでしょう。
 
 

沖縄の旧正月に行う御願(ウグァン)


マンションでの屋敷の御願|拝み方の流れ
◇沖縄の旧正月では、お供えを整えたあとに「御願(ウグァン)」を行います。
…御願とは、神々やご先祖へ向けて手を合わせ、日々の守護への感謝と、新しい一年の願いを伝える行為です。
 
旧正月の御願は、一年の始まりに行う大切な節目の御願であり、形式よりも気持ちを重んじて続けられてきました。
 
 

タティウグァン・ハチウグァン・ニントゥーウグァン

◇旧正月に行う御願は、地域や家庭によって呼び方が異なります。
…一般的には「タティウグァン(立て御願)」、または「ハチウグァン(初御願)」と呼ばれ、新しい一年の始まりに行う御願を指します。
 

 ●この御願の中で、それぞれが一年の願いを立てることを「ニントゥーウグァン(年頭御願)」と言います。
 
 …家族全体の無事や健康を願うだけでなく、個人としての目標や祈願を心の中で伝える時間でもあります。

 
内容に決まりはなく、日々の感謝、新しい年への決意、家族の幸せなど、自由な言葉で伝えて構いません。
言葉の巧拙よりも、心を込めて手を合わせることが大切にされてきました。
 
 

拝む順番と場所(ヒヌカン・仏壇・床の間)

◇旧正月の御願では、拝む順番も大切にされてきました。
…一般的には、ヒヌカン(火の神)→ 仏壇 → 床の間(トゥクヌマ)の順で拝む家庭が多く見られます。
 

 ●ヒヌカン…家を守る神様へ新年の挨拶
 ●仏壇…ご先祖へ一年の始まりを報告し、引き続きの見守りを願う
 ●床の間…家全体の繁栄や暮らしの安泰を祈願

 
ただし、床の間がない家庭や、ヒヌカンを祀っていない住まいもあります。
その場合は、拝める場所で無理のない形で行えば問題ありません。
 
沖縄の御願は、厳密な作法を守ることよりも、家族がそろって手を合わせる時間そのものを大切にしてきました。
 

[沖縄で旧正月の年始に行う干支拝み「トゥシビーウグァン」とは]
マドゥトゥシビーで一年の厄祓い☆家族を想う旧正月の御願

 

[沖縄で家族に年女・年男がいる家で行う厄祓いの拝み]
【沖縄の御願】旧暦1月2日から始まるトゥシビーの拝み方

 
 

旧正月の仕上げ「ウビナディ(産水撫で)」


旧正月の仕上げ「ウビナディ(産水撫で)」
◇沖縄の旧正月では、御願(ウグァン)を終えたあとに「ウビナディ(産水撫で)」を行います。
これは、若水(ワカミジ)を使って一年の健康を願う、旧正月の締めくくりともいえる儀礼です。
 
 

ウビナディの意味

◇ウビナディは、朝一番に汲んだ若水に触れ、その生命力を体に受け取る行いです。
若水は「若返りの水」「命の水」とされ、清めや再生の象徴として扱われてきました。
 
旧正月という一年の始まりに若水を用いることで、心身ともに新しい年へ切り替える意味が込められています。
御願の後に行うことで、祈願を現実の暮らしへ結びつける役割も果たしてきました。
 
 

子ども・大人への行い方

◇ウビナディは、若水に中指の腹を浸し、その指で額の中央を三回、軽く撫でます。
…子どもに対しては、主に母親や祖母が行い、健やかな成長を願ってきました。
 
赤ちゃんや幼い子どもはお酒を飲めないため、旧正月のお祝いとしてウビナディが行われてきた背景もあります。
一方で、大人も同様に行い、一年の健康と無事を願います。
 
特別な言葉を唱えなくても構いません。
健康に過ごせますように」と心の中で願いながら行うだけでも、十分意味を持つとされています。
 
 

まとめ|沖縄の旧正月は一年の始まりを整える行事


まとめ|沖縄の旧正月は一年の始まりを整える行事
沖縄の旧正月は、若水を汲み、お飾りやお供えを整え、ヒヌカン・お仏壇・床の間へ新年の挨拶をする行事です。
御願を通して、これまでの守りへの感謝と、新しい一年の健康や安泰を願ってきました。
 
すべてを形式どおりに行う必要はありません。
住まいや暮らしに合った形で、できる範囲で手を合わせることが大切にされてきました。
 
家族で新しい年を迎える心構えを整える――それが、沖縄の旧正月の本質と言えるでしょう。
 

[より詳しくお供え物やお飾りの手順を理解する]
【2026年版】沖縄の旧正月のお供え物と飾り物|元旦から進める御願の流れ

 
 



free_dialshiryou_seikyu

関連記事

合わせて読みたい