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【沖縄の御願】沖縄で旧正月1。ヒヌカン・お仏壇への拝み方

【沖縄の御願】沖縄で旧正月1。ヒヌカン・お仏壇への拝み方
沖縄では旧暦で御願行事が行われるため、今では新暦の年末年始も祝われますが、旧正月も大切ですよね。2018年度の旧正月は2月16日、一か月30日で構成される旧暦は、新暦とは大きくズレが生じます。

 

一か月以上の違いがあると戸惑いますが、糸満など今でも昔ながらの沖縄の御願行事が活発な地方では、新暦に飾った正月飾りを、旧正月まで飾り続ける光景も見られるほどです。

 

都心部の若い世代の核家族や、転勤などの移住者が多い地域では、旧正月の存在感は随分と薄れてきましたが、それでも若い世代にも馴染み深く、スーパーに行けば沖縄の旧正月御願のためのお供え物が、並びます。

 

せっかく沖縄にいるのなら、昔ながらの方法で丁寧に旧正月の沖縄の御願を行いたいですよね。そこで今回は、沖縄で馴染み深い御願、旧正月のヒヌカンとお仏壇への拝み方をお伝えします。


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【沖縄の御願】沖縄で旧正月。
ヒヌカン・お仏壇への拝み方

 

ヒヌカンへの正月飾り


旧正月ではヒヌカンとお仏壇の他、床の間にお供え物をして拝みを捧げます。

 

【 沖縄の御願、ヒヌカンの準備 】

 

★ 旧正月のお飾りとして、赤・黄色・白の色紙を三枚並べた敷物「ウカリー」の上に、もちの三段重ねである「ウチャヌク」炭の昆布巻き、だいだいかみかんを3セット、並べてください。

 

・ ヒヌカンのお供え物では、年が明けてから初めて汲む水である「若水」をお茶碗に注ぎ、赤飯などの「赤ウブク」を三膳供えます。

 

また、日ごろからのヒヌカンのお供え物と同じく、お酒や盛り塩、チャーギなどの供え花(旧正月では若松や竹などを生けたものも多いです。)を供えれば完成です。

 

 

床の間へのお供え物(ウサギムン)


基本的にはヒヌカンと床の間への沖縄の御願方法は同じですが、床の間の場合、ウカリー(御嘉利)の上に置いた、ウチャヌク・昆布巻きの炭・だいだいやみかんのセットが一セットであることが多くなります。

 

【 沖縄の御願、床の間 】

 

★ その他のお供え物もお酒と若水を用意すれば、大丈夫です。若水はお茶碗に入れて供え(ヒヌカンも同じ)てください。

 

・ ヒヌカンでは拝するヒラウコーはタヒラと半分ですが、床の間へはタヒラ(2枚)で問題ありません。

 

また、子どもが欲しい家などではウカリーの上に、子孫繁栄の意味合いを持つ「ターンム」料理を供えることも多いです。ちなみに「ターンム」とは田芋を指ています。

 

 

お仏壇へのお供え物


一方、お仏壇への旧正月のお飾りでは、お膳まで入るランチョンマットほどの大きさのウカリーを2セット用意し、その上に炭の昆布巻きとだいだい(みかん)を置いてください。

 

【 沖縄の御願、旧正月のお供え物 】

 

★ その下に膳に並べた赤飯とお祝いの料理をお供えしながら、日ごろの沖縄の御願のようにウチャトゥ(お茶)やお酒、供え花まで供します。

 

・ お祝い料理には、豚肉やシイタケ、かまぼこなど具がふんだんに入った汁物「イナムドゥチ」や、豚肉のごぼう巻、「よろこぶ(昆布)」でおめでたい、昆布の炒め煮「クーブイリチー」なども多いです。

 

旧正月のウチャトゥ(お茶)は、新年に初めて汲んだお水「若水」で入れ、供え花には菊の他、南天などでも問題ありません。

 

 

旧正月の沖縄の御願


以上のお供え物の準備ができたら、旧正月の拝みに入ります。

 

この初拝みは「ハチグァン(初御願)」や「タティウグァン(立御願)」、「ニントゥウグァン(年頭御願)=願立て」と、さまざまに呼ばれるようになりました。

 

【 沖縄の御願、旧正月の拝み 】

 

★ 拝む順番は多くの家で、ヒヌカン(火の神)→床の間→お仏壇となり、沖縄では三か所の御願を済ませた後に、「ウビナディ」を行います。

 

・ 「ウビナディ」とは若水を使った儀式で、中指に若水を付けて額に付けるものです。

 

若水や若木は「生命」の象徴とされ、特に若水は「若返りの水」とも言われています。そのため額に若水を付けることで、「若返る」…つまり健康になるとして、この儀式が行われます。

 

 

沖縄の旧正月、御願のグイス


他の沖縄の御願でも同じように、旧正月の拝みで不可欠なのが、家の女性による拝みの言葉、「グイス」です。心がこもっていて内容が合っていれば、家によって違いも多く、問題はありません。

 

【 沖縄の御願、旧正月のグイス 】

 

① ヒヌカン・床の間 … 

 

「お陰様で今年も正月の日を迎えることができました。家族みな健やかにこの日を迎えることができ、ありがとうございます。

 

今日から始まる一年も、この家の者みな健やかに家庭円満に過ごすことができますよう、どうぞお見守りください。」

 

② 仏壇 …

 

「今日から始まる一年も、家族みな笑顔溢れ、幸せな日々となりますよう、ミィマンティー、ウタビリスーリー、ウートゥートゥ」

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の旧正月の御願、ヒヌカンやお仏壇、床の間への正月飾りやお供え物の準備と、拝み方までお伝えしました。

 

ウカリーの上に乗せる三段の白もち「ウチャヌク」は、「お茶の子」の方言です。白い三段もちが基本なのですが、近年では沖縄の伝統菓子「ターナファンクルー」の茶色いウチャヌクも、スーパーで見かけることができます。

 

さらに炭の昆布巻きですが、沖縄では特に地方へ行くと、新暦のお正月を迎えた頃から、スーパーで見かける方が多いのではないでしょうか。小さく200円前後で購入できます。

 

旧正月に行う「ウビナディ」は、沖縄の御願ではあらゆる節目で行われる儀式で、出産後の赤ちゃんの額に、結婚式では新郎新婦の額に、「ウビナディ」をするのです。

 

初めての旧正月では何かと戸惑うかもしれませんが、一度経験をすると翌年からは沖縄スタイルの御願がスムーズになるはずですので、ぜひ一度、行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

まとめ

沖縄の旧正月の御願行事

・赤・黄色・白色の色紙を重ねた「ウカリー」
・炭の昆布巻き、だいだい、ウチャヌクを供える
・床の間にもお供えをして拝む
・ヒヌカン→床の間→お仏壇の順番で拝む
・若水を額に付ける儀式が「ウビナディ」
・炭の昆布巻きやウチャワキはスーパーで買える

 



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