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老後は子供に頼る?現代変わりつつある、現代日本の5つの流れ

老後は子供に頼る?現代変わりつつある、現代日本の5つの流れ
「老後は子供に頼る」と言う考え方も、少しずつ少なくなりましたよね。少し前の日本では、長男が家督を継いで同居し、高齢になった両親の世話をすることで、世代が繰り返されてきました。

 

ただ現代の日本では、少しずつその流れが過渡期に向かっている様子が垣間見れます。例えば終活を行う現場では、反対に「子供にはできるだけ負担を掛けたくない。」と答える方々が多くいます。

 

一方、働き盛りの子供世代にとっても、自分たちの事情も理解してもらえないままでは、両親に頼られることも不安なはずです。

 

そのため、老後を子供に頼る計画があるのなら、現代に合わせた話し合いや理解、準備が必要ですし、違う流れに乗るのなら、それはそれで覚悟が必要ですよね。

 

そこで今回は、老後を子供に頼るか否か…、過渡期に悩む方々が参考にしやすい、現代の考え方や暮らしの流れ、変遷をお伝えします。



 

老後は子供に頼る?
現代変わりつつある、5つのパターン

 

老後を子供に頼る選択


現代では都心部のシニア世代こそ、「老後を子供に頼ることはしたくない!」と終活を進めている方々が多いですが、地方では「老後は子供に頼るのが当然!」とする考え方も多くあります。

 

【 老後を子供に頼る選択 】

 

★ これは東南アジアによく見られるシステムで、年金制度のなかった日本ではこれが主流でした。

 

・ ただ現代では夫婦共働きでなければ暮らしも安定しない時代になりました。昔ほど年功序列であったり、経済状況が良い時代ではありません

 

現代、両親に頼られる40代50代の世代は、自分たちの暮らしと子育てのお金で、経済的にも時間的にもいっぱいいっぱいの夫婦が多いです。そのため、老後を子供に頼る気持ちがあるのなら、今の日本への理解も必要になってきます。

 

 

老後を子供に頼る場合


また、老後を子供に頼る気持ちがあるのなら、今までのような「老後は子供に頼るのが常識!」と言う考えを少しずつ解放して、準備を進めるとスムーズです。

 

【 老後を子供に頼る場合の準備 】

 

① 自分でできるところ、頼るところを整理する。

 

・ 「向こうから気遣ってくれる」「分かってくれる」と曖昧にせずに、頼らなくてはならないところ、自分でできるところを整理してください。

 

経済的・時間的に余裕がなくなったうえに、近所づきあいが希薄になった現代では、子供一人に負担が掛かってくるために、その曖昧さがトラブルを引き起こします。

 

②  財産を整理する。

 

・ 預貯金や使えるお金、生命保険などの財産を整理することで、子供達の経済的不安が軽減します。

 

お金の話をすると「お金目当て!」などの声も出てきがちなのですが、老後を子供に頼るならば、現代日本ではお金の話は必須だと考えてください。お金目当てなのではなく、子供へ依存しすぎず自立した考えを持っていれば安心するはずです。

 

 

年金に頼ろうと思うのなら…


老後は子供に頼るのではなく、年金などで生きていく方法ももちろんあります。けれども年金だけで楽しく暮らすことは、難しいと考えておくと、危機管理になるのではないでしょうか。

 

【 厚生年金と国民年金 】

 

★ 「老後はほそぼそとでも年金で暮らしていこう」と思うのであれば、やはり会社勤めが適切です。

 

・ サラリーマンがもらえる厚生年金の一例では約15万円、それに対する国民年金は約5万5千円となります。

 

しかも平成20年を超え、年々年金が少なくなっている現代では、高齢になるに連れて疾患率も高くなることまで考えると、年金生活で暮らしていくためには、元気なうちからの「対策」が不可欠です。

 

 

日本で増えてきた「自分を頼る」老後


そこで近年生まれた流れが「老後は子供に頼ることなく、自分に頼る」と言う選択です。これはシニア世代の終活でも見られる傾向ながら、実質的にはこの世代はまだ、経済的に余裕があるため、過渡期は40代50代の世代ではないでしょうか。

 

【 老後を子供に頼らない、自分を頼るメリット 】

 

① 子供達の老後資金を食いつぶさない …

 

・ 自分たちが老後を子供に頼ることで、子供達は親の介護費などにお金を使い、貯蓄できる働き盛りのお金を、自分たちの老後に残すことができません。

 

② 早い段階から将来を見据える対策ができる …

 

・ 現代日本の経済状況では、早い段階から老後資金を立てていかなければなりません。そのために将来設計も早々と立てることになり、不安だけで過ごすことがなくなります。

 

 

現代は「自分に頼る」開拓期


ただ、現代40代50代を迎えている世代は正に過渡期・開拓期なので、他の世代よりも厳しい道になりがちです。

 

【 老後を子供に頼らない、開拓期 】

 

★ 両親は自分達を頼る世代になり親の介護費などが掛かる一方、経済的に余裕があった時代を残す子供世代の教育費、成人してからもお金が掛かることがあります。

 

・ 上下世代から頼られるため、経済的に厳しいのがこの開拓期なのですが、ここを超えると、アメリカなどのように「自分を頼る」世代の好循環が生まれるのです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は老後を子供に頼ることが常識だった時代から、賢く子供に頼る時代、さらには年金などの国に頼る時代を経て、現代の「老後は自分を頼る!」時代までの考え方の変遷をお伝えしました。

 

これは世界的に見てもこれらのパターンがあることが分かります。老後を子供に頼るのは中華圏や東南アジア圏に多く、年金などの国に頼る傾向は、ヨーロッパに多いです。

 

実際に国に頼る地域では、働き盛りの世代では税金が高いものの、シニア世代になったら福利厚生が充実しているシステムが見受けられます。(日本でも一時期は年金が安定していたので、この考え方がありました。)

 

さらに最後の「老後は自分!」と言う考え方はアメリカや、近年ではシンガポールなどでも多いです。日本も年金に不安が見えた今、こちらにシフトし始めています。

 

自分を頼るための方法、年金型保険や貯蓄などについては、別記事でも詳しくお伝えしていますので、ぜひ、参考にしてください。

 

 

まとめ

自立した老後への流れとポイント

・共働きで時間も経済的にも余裕のない世帯が多い
・財産やできることを整理し、頼る部分を明瞭にする
・年金を頼りにするなら、プラスαの準備が必要
・子供達の老後を考えるなら「自立」した老後
・開拓期の40代50代はより計画的に進める必要がある

 



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