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小さい葬儀を丁寧に執り行う。葬家の事情に合ったプラン

小さい葬儀を丁寧に執り行う。葬家の事情に合ったプラン
小さい葬儀は最近需要が高まっていますよね。その背景には、故人の高齢化やお葬式への考え方の変化が挙げられます。

 

ひと昔前には「立派な葬儀を執り行うことが、故人への最大の弔いの形だ。」との考え方が強く、よりお金を掛けた棺や祭壇を望む葬家が多くありました。けれども現代では、「形よりも心」と考える変化が見受けられます。

 

大きな規模の葬儀を執り行い、次々と来る弔問客への対応やおもてなしをして、故人との最期の時を過ごしてしまうよりも、「世間を気にすることなく、ごくごく親しい身近な人たちで、故人を偲んで過ごしたい。」と小さい葬儀を選ぶ方も多くなりました。

 

そんな小さな葬儀をせっかく選ぶのですから、後々まで後悔しない、思い出深いものにしたいですよね。そこで今回は、小さい葬儀を選ぶ前に理解しておきたい、いくつかの小さい葬儀の種類をお伝えします。

 



 

小さい葬儀を丁寧に執り行う。
葬家の事情に合ったプラン

 

小さい葬儀の需要が高い背景とは


小さい葬儀が求められる背景には、冒頭でお伝えしたような、故人や家族の葬儀への考え方の変化もありますが、一方で故人の高齢化により、「結果的に」小さな葬儀になるケースも顕著です。

 

【 小さい葬儀を執り行う理由 】

 

★ 故人が97歳など高齢化し、現役時代の友人知人もすでに亡くなっていたり、身体的に弔問に訪れることが困難なケースも増えました。

 

・ さらに喪主となる子ども世代もすでに現役を引退、葬家が意図していなくても、結果的に小さな葬儀になってしまうことがあります。

 

その他にも、自分亡き後の葬儀やお墓、相続などを整理する「終活」が活発化し、故人が生前に小さい葬儀を決めて、葬儀社と生前契約をしていたり、遺言などで希望を残すことも多くなりました。

 

このような事情から、現在では小さい葬儀への需要が高まっているのです。

 

 

節約のために選ぶ、小さい葬儀


また、冒頭でお伝えしたような大きな規模の一般葬では、300万円ほどの費用も当たり前です。このような一般葬が定番だったひと昔前では、葬家も細かな見積もりは気にせず、葬儀社もどんぶり勘定で予算を出していました。

 

けれども近年では、「世間体を気にせず、身の丈に合った葬儀を行いたい。」との希望も増え、見積もりも詳細を求める葬家が増えています。

 

実際に近年の小さい葬儀の場合には、どんぶり勘定で見積もりをお願いすると、後々ご遺族が後悔する事例も見られるようになりました。

 

【 少ない予算で小さい葬儀を行う注意点 】

 

★ 予算重視で選ぶ小さい葬儀の場合、ご遺族は予想以上に質素な内容に、後々後悔してしまうケースも増えています。これを回避するためには、下記の点を特に意識してみてください。

 

① 複数の葬儀社から見積もりを取り、詳細まで費用を把握します。… 

 

・ 葬儀で価格差が出て来るのは棺や祭壇ですが、どのようなものを利用するのか、お供え花などはしっかり揃っているのか、会場まで確認できると安心です。

 

② 小さい葬儀の種類を理解する … 

 

・ 一例では葬儀費用が抑えられる「直葬」を選んだものの、いざ葬儀を進めてみて、「こんなに質素なものだったのか…。」と後悔した声があります。

 

あまりに安く抑えた小さい葬儀では、「会場は寺院とあったものの、蓋を開けてみると寺院の敷地内にあるプレハブ小屋で、お供え花も一切なく、慌ててお花屋さんへお供え花を調達しに行った…。」などの体験談もありました。

 

ご臨終を迎えてから葬儀までは時間がないので、じっくりと吟味することはしにくいですが、打ち合わせでは細かく確認していくと後悔も少なくて済むはずです。

 

 

小さい葬儀、5つの種類


「小さい葬儀」と言っても、実際には葬儀社が伝えやすい名前を付けただけで、その定義は曖昧です。一般的には5人~30人前後くらいまでの、小規模~中規模な葬儀を差しています。

 

葬儀社によっては小さい葬儀の他にも「家族葬」など、言い方はまちまちですが、小さい葬儀への需要が高まっている現在、いくつかのプラン(種類)が注目されるようになりました。

 

【 小さい葬儀、需要のある5つのプラン 】

 

① 家族葬 … ごくごく近しい親族や知人友人のみで行う葬儀です。葬家の希望により、弔問やお香典をお断りしたり、自由に決めやすい点が特徴です。

 

② 一日葬 … 通夜→告別式と、従来なら二日間掛かる葬儀を一日で済ませる形式です。故人やご遺族が高齢化し、「体力的に二日は難しい…。」と言う葬家の希望に見合ったプランとなります。

 

③ 直葬 … 火葬場で全てを済ませるプランで、最もシンプル(質素)な葬儀です。お坊さんの読経供養も基本プランにはない事が多いので、注意をしてください。

 

④ 密葬 … ごくごくシンプルに家族のみで葬儀を済ませた後、広い友人知人、会社関係者の方々へ向けて「お別れの会」を改めて執り行うスタイルです。会社社長や有名人なども、このスタイルが多く見受けられます。

 

⑤ リビング葬 … リビングや一般家庭を模した専用の斎場の会場や、自宅のリビングでゆったりと行う葬儀です。リラックスできる環境で、ケースによっては遠方の弔問客は寝泊まりまでしながら、ごくごく近しい家族や知人友人のみで過ごし、故人を偲ぶことができます。

 

密葬はもともとありますが、昔のように大きくお別れの会を行うスタイルだけではなく、一般の人々が直葬で火葬だけ済ませて、ホテルの小さな会場や食事会で小さくお別れの会を執り行う、「ホテル葬」などが増えてきました。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は近年需要が高まっている、小さい葬儀の種類をお伝えしました。小さい葬儀を求める声は多いですが、一方で「小さい葬儀」の種類をあまり理解しないまま執り行い、後々まで後悔している声は、意外と多いです。

 

ただ、「小さい葬儀=安い葬儀」と言う訳ではありません。安ければ安い分だけ、祭壇や棺、死に装束など、細かな部分で節約しなければなりませんので、自分の希望する葬儀と金額のバランスが大切です。

 

「棺はそんなに豪勢なものではなくて良いので、たくさんのお花を囲んで見送ってあげたい。」などなど、自分の希望と優先順位、出せる予算を、そのまま葬儀社に伝えてみてはいかがでしょうか。

 

信頼できる葬儀社であれば、見合ったプランを提案してくれたり、予算の詳細を説明して、納得できるよう打ち合わせをしてくれます。ぜひ、後々まで思い出に残る小さい葬儀で、家族を見送ってください。

 

 

まとめ

需要の高い、5つの小さい葬儀とは

・「家族葬」は弔問や香典の辞退なども多い
・高齢者の体力に合わせた「一日葬」
・「直葬」で読経供養が必要なら確認する
・小さい規模の「密葬」も増えてきた
・自宅でゆったりと過ごす「リビング葬」

 



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