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散骨を海で行うセレモニー☆悩みが解決する5つの知識

散骨を海で行うセレモニー☆悩みが解決する5つの知識

「散骨を海で行いたい…。」そんな故人の想いを叶えたい方は、現代は多いですよね。終活のなかで故人本人が、エンディングノートに意向を残しているケースもあります。

 

けれども残された遺族の想いもあり、「故人の想いを叶えたいけれども…。」との相談が多くあります。

 

そして、散骨を海で行う葬送方法は新しいだけに、法律や環境面でも躊躇する方もいるのではないでしょうか。

 

そこで今日は、近年増えて来た、散骨を海で行う葬送を検討するなかで、多く見られる相談内容を中心に、役立つ基礎知識をお伝えします。

 



 

散骨を海で行うセレモニー☆
悩みが解決する5つの知識

 

散骨を海で行うのは、問題ないの?


一般的にはお墓に埋葬することが多い遺骨を散骨するため、「海の環境に影響は?」「法律的に問題は?」との声も少なくありません。

 

けれども、少しずつ散骨を海で行う葬送が広がってきているだけに、キチンとした業者であれば、法律にも環境にも配慮をしています。

 

【 散骨を海で行う、法律と環境 】

 

☆ 刑法190条で法務省は、「節度をもって葬送の一つとして行われる限りは違法ではない」と明記しました。

 

・ 一方、遺骨は散骨を海で行っても環境に影響のない成分(リン酸カルシウム)です。

 

…ただ、時々「粉骨だけを依頼して、自分達で散骨をしたい。」との相談も多いのですが、やはり問題が起きるケースは数多くあります。

 

…と言うのも、法律や環境的には問題はなくても、場所によっては近所や所有者の迷惑になるかもしれません。

 

散骨を海で行うには、地元に詳しい地域密着型の業者が安心です。

 

 

やはりお墓が欲しいのですが…


故人の遺志を叶えたい気持ちはあるけれど、遺族としては「お参りができるお墓は欲しい。」との相談が多くあります。

 

故人本人としては、散骨を海にしてもらい、何もなくなっても問題はないかもしれません。けれども遺族にとっては、故人を偲び弔う墓標があると、グリーフケアにもなります。

 

【 散骨を海で行う時の選択肢 】

 

① 粉骨した全ての遺骨を散骨する … 遺骨の全てを粉骨すると、お参りができる墓標は残りません

 

・ そのためそれぞれの業者で、故人を偲ぶことができるプランを提供しています。石碑に名前を彫ったり、メモリアルプレートなどが一例です。

 

② 一部の遺骨を散骨し、残りの遺骨を残す … 一部の遺骨が残るので、残りをお墓に埋葬したり、納骨堂などに収蔵することも可能です。

 

このように遺骨を分けることを「分骨」と言います。この分骨は散骨を海で行うなどの自然葬だけではなく、他のケースでも行うことがある方法です。

 

 

散骨を海で行った後、法要はできる?


「故人へ手を合わせることは、どこでもできる。」そう言う方もいますが、遺族の気持ちとしては、やはり最期のお別れの場所には思い入れがあります。

 

【 散骨を海で行った後の法要 】

 

☆ まだ新しい葬送スタイルなので、業者によってさまざまですが、業者によっては散骨を行った海まで、再度訪問して供養ができます。

 

・ 一周忌、三周忌などの法要ができ、お坊さんの読経供養や、たくさんの花を撒いての供養プランなどもあるので、まずは相談をしてみてはいかがでしょうか。

 

…ただし、(これは葬送時でも同じですが)思い出のある故人の遺品などを海に投げることは、その内容によっては海への環境汚染になる場合に、難しいことがあります。

 

 

どのタイミングで散骨を行えば良いですか?


散骨を海で行う時には、「葬儀は行った方が良いですか?」「どのタイミングで散骨するのですか?」などの質問があります。

 

またお墓の埋葬と同じように、「手続きが必要ですか?」との声も多いです。

 

【 散骨を海で行うタイミングや手続き 】

 

☆ まず葬儀ですが…、なかには葬儀なしで散骨のみを行う遺族もいますが、現代の日本ではセレモニー的な要素が強いので、葬儀は執り行うのが一般的です。

 

・ 最も多いタイミングが忌明けの四十九日、お墓と同じく埋葬を許可する証明書(埋・火葬許可証など)を業者に提出します。

 

自治体からの埋葬を許可する証明書を業者に提出すると、多くの業者で同意書などの書類へのサインが求められるので、そこで契約をすれば、散骨を海で行うセレモニーが可能です。

 

…ですから、四十九日の忌明けが目途ではありますが、実際には納骨式とあまり変わりはありません。

 

遺族のタイミングで行うことができます。

 

 

宗旨宗派は関係がありますか?


しばしば、宗旨宗派を心配する方がいますが、多くの業者が民間霊園と同じく、宗旨宗派を問いません

 

…ただ、読経供養などの儀式を行う場合には、民間霊園など菩提寺のない家庭の場合、業者が提携するお寺などの宗旨宗派に沿うことが多いです。

 

【 散骨を海で行う時の、宗旨宗派 】

 

☆ けれどもこだわりがあるならば、事前の打ち合わせで業者に伝えれば、対応をしてくれるかもしれません。

 

・ まずは菩提寺へ連絡をして、住職さんが海洋での読経供養を引き受けてくれるならばそれでも問題はありませんし、最近では派遣のお坊さんも増えました。

 

やはり海での供養なので、菩提寺の住職さんが必ずOKだとは言えませんが、相談をしてみるのも一案です。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は散骨を海で行う時に多い、相談や質問を参考にして、検討している遺族が役立つ基礎知識をお伝えしました。

 

お墓に埋葬せずに散骨を海で行う…、となれば、なかなか決断できないものですが、分骨した一部をセレモニー的に散骨するのであれば、比較的決断もしやすいです。

 

そのため今では納骨式とは別に、故人が大好きだったリゾート地の海などで遺骨の散骨をして、故人を偲ぶ会なども見受けられます。

 

遺族にとってはグリーフケアのひとつになっているケースもあるので、ぜひ、この機会に検討されてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

海洋散骨の基礎知識

・法的、環境的に問題はない
・遺骨の一部のみの散骨ができる
・散骨後も再度訪問してお参りができる
・手続きや時期は納骨式と変わらない
・宗旨宗派は問わない

 



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