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終活ってなに?老後の人生を考える5つのメリット

終活ってなに?老後の人生を考える5つのメリット
終活と言う言葉、最近よく耳にしますよね。書店に本が並ぶだけではなく、最近ではテレビでも終活にまつわる番組を見受けることができます。「終活」の認知度とともに、実際に自分の人生の最期について、具体的に考える方々が増えつつあるのです。

 

愛する遺族へのメッセージや配慮などを含めると、その活動は多岐に渡りますが、現実的な視点では、お墓・相続・葬儀・遺品整理などが、終活の主たるものではないでしょうか。

 

「自分亡き後、いかにあらゆる事柄がスムーズに進み、遺族が元の生活に戻れるか。」と言う目的もあるため、終活=愛する家族への思いやりとも言えますよね。その分、あくまでも俯瞰した立場で、具体的に前向きに進める必要があります。

 

そこで今回は、まだまだ元気なうちから終活を始める方々が増えているのはなぜか?が理解できる、終活を始めるメリットをお伝えします。

 



 

終活ってなに?
老後の人生を考える5つのメリット

 

「何を残したいか?」を考える


終活は元気なうちに、自分亡き後のことを考えて整理し、生前に自分ができること、自分が決めることでスムーズに行くことを、「段取る」こと。少し人事のような表現をしましたが、実際に感情から一歩離れ、具体的に考えていく作業です。

 

【 まず自分の人生を振り返る 】

■ そのため、少し俯瞰した立場で自分の人生を振り返り、「人生の棚卸し」をすることになります。

 

お墓や財産分配はもちろん、残される遺族へのそれぞれのメッセージ、気になる家族の後見人やお世話人の依頼や手配…、「残す」をテーマにすると、おのずと自分自身の人生を振り返ることになるのです。

 

 

高齢化社会を、少しでも安心して生きる


少子高齢化の現在、65歳以上の夫婦二人暮らしの家庭は益々増え続けています。しかも、「シルバー世代」と言われるべき65歳からの人生は、85歳で亡くなったとしても、何と20年!この時間、迷い悩みなく満喫したいですよね。

 

【 終活を通して、不安を解消する 】

・ ある日突然、亡くなってしまったらどうしよう…。
・ 介護が必要な体になってしまったら。
・ 余命宣告をされたら。

 

長く生きていくと、さまざまな健康や命に関わる不安はよぎりますよね。その時、妻や夫は、子どもは、はたまたペットまで…。考え出すとキリがありませんが、終活を通してその不安を整理して、解決策を見出すなかで、不安が少しでも軽減される可能性があります。

 

 

その時が来てからでは、遅い


前の項で触れたさまざまな不安が実際に起きた時、例えば「延命治療はしたくない。」と思っていても、突然その時が訪れて、自分の希望が伝えられない状況であれば、その希望は通りにくいですし、それだけではないトラブルもあり得ます。

 

【 書面にしなかった故の、トラブル事例 】

■ ある男性が余命を宣告された時、すでに遅すぎるとの診断に、「手術や延命治療はしたくない。」と配偶者に伝えました。

 

・ 希望は確かに伝わったものの、書面に残されていなかったが故に、男性の死後、その配偶者は義理の両親や親族に、「なぜ手術も延命治療もしなかったんだ。」と責められる事態になったのです。

 

このような、自分亡き後の家族や親族のトラブルを最小限にするために、故人本人の遺志を「終活」のなかで整理し、文章に残して、親族全員の共通認識にしてもらうと、後々も関係性を良好に保つことができるのではないでしょうか。

 

 

自分の葬送方法を決めて安心する


今までは「死」について考える、口にすることがタブーとされてきましたが、それはひと昔前が、故人の遺骨や供養、お墓の埋葬場所がある程度ハッキリとしていたから。けれども、現代はそんな時代も終わりつつあります。

 

と言うのも核家族化が進み、世代間同居が減るなかで、お墓の後継者などの所在が、とても曖昧になってきたのです。

 

【 自分の遺骨の埋葬先を生前に確認 】

■ 特に次男次女など、先祖代々墓に入る予定のない事例では、事前にお墓を決めたり、葬送方法を確認することで、安心できると言う声も多いです。

 

特に独身の高齢者や子どもが海外など遠方にいて、お墓の管理が難しそうな場合、子どものいない夫婦などの場合には、「永代供養墓」を生前契約して、自分亡き後も無縁仏になることなく、施設や寺院に管理や供養をしてもらえる方法を選ぶ傾向になってきました。

 

 

自分らしく終える


このように、現代では亡くなってから遺族が考えるのではなく、生前に本人が自分らしい人生の終りを「演出する」時代になりました。

 

もちろんお墓や相続など、後々遺族が争わずスムーズに手続きを進めるよう、配慮する側面は大きいのですが、「自分らしく終える」演出もまた、老後の人生を楽しく生きるひとつの価値観ではないでしょうか。

 

【 自分らしく終える 】

■ 葬儀のスタイル

・ 一般的なお葬式の他、「家族葬」や「ホテル葬」など、新しいお葬式スタイルも見受けられるようになりました。

 

■ 葬送スタイル

・ 従来のお墓への埋葬法の他、樹木の下に埋葬する「樹木葬」や海洋散骨、交通の便が良く、家族が管理しやすい納骨堂などの選択肢が増えています。

 

 

いかがでしたでしょうか、生前まだまだ元気なうちに、自分の死を敢えて見つめて、具体的に考えることで、より自分らしい生き方、終わり方を見出すことができるのではないでしょうか。

 

「何を残したいか?」「どう言う人々に自分の葬儀に集まってもらい、どのように過ごしてもらおうか…。」と、具体的に紐解いて行くうちに、残された自分の時間を、どのように過ごそうか…、つまり、どのように生きようか、と前向きに考えるようにもなります。

 

不安などのネガティブなイメージが老後にあった方であれば、終活をきっかけに、充実した明るい世界が広がる、なんて言う可能性もあるほど。このような理由から最近では40代からの終活も増えています。

 

本記事をきっかけにして、改めて自分の人生を見つめ、これからの時間を充実して楽しく、生きてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

終活を始める5つのメリット

・今までの自分の人生を整理できる
・今後の人生を安心して生きるために
・元気な内に書面に残して、トラブルを減らす
・亡き後の行き場を確認して、安心する
・自身で自分の終わり方を演出できる



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