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延命治療拒否の意思表示。希望を示したい内容とは

延命治療拒否の意思表示。希望を示したい内容とは
延命治療拒否の意思表示は、現代、終活以上に多くの人々が関心を寄せる事柄ですよね。今では40代・50代でも、話題に上ることが多くなりました。

 

ひと昔前はタブー視され、あまり話題にならなかった延命治療の可否、実際には拒否する声が多いです。でも、実際に延命治療拒否の意思表示をしようとすると、より細やかな部分まで理解しなければなりません。

 

そこで今日は、自分の終末医療について意思表示ができる「尊厳死宣言」、書類に提示されることの多い項目をいくつかお伝えします。

 


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延命治療拒否の意思表示。
希望を示したい内容とは

 

延命治療の意思表示をする時


「同居している父親は86歳、先日持病が悪化して入院することになりました。そこで『尊厳死宣言書』が提示され、どうしたものかと戸惑うと共に、自分達も子どもを困らせないよう、元気なうちに意思表示をしなければ…、と思いました。」

 

…そう言うのはB夫さん、現在50歳です。この経験を通して、自分達の子どもが後々困ることのないよう、元気な内に延命治療拒否の意思を書類で残したいと考えています。

 

【 延命治療の意思表示 】

 

① 施設への入所、入院を通じて

 

…今では多くの病院や老人ホームなどの施設で、「尊厳死宣言書」や「事前指示書」などの名前で、終末期医療の希望を入所(入院)時に残すようになりました。

 

② 団体による宣言書、公的制度を通して

 

…まだ入院や入所の必要のない元気な内は、尊厳死を研究する団体が発行する宣言書や、公正証書などの形で残すこともできます。

 

延命治療拒否の意思が残せる、尊厳死を研究する団体では「日本尊厳死協会」が有名です。ちなみに、ここでは尊厳死を「リビングウィル」とも言い、協会を超えて広く「リビングウィル」が使われています。

 

 

それぞれの延命治療の意思表示


ここで、最初にお伝えした施設や病院への入所(入院)時に提示される、尊厳死にまつわる書類は、あくまでも施設と本人や家族との取り決めです。

 

ですから、違う病院や施設へ入所したり、自宅へ戻れば、その意思を引き継いでくれるとは限りません。(ある程度の引き継ぎは予想されます。)

 

【 延命治療の宣言書・公的制度 】

 

① 日本尊厳死協会 … 近年医療機関でも終末期医療が検討されるなか、日本尊厳死協会の歴史は長く1976年に立ち上がりました。

 

・ ここで発行されているのが「尊厳死の宣言書」、…「リビング・ウェル」です。今ではこの宣言書を参考にして指示書を出している病院や施設も多く見受けられます。

 

② 日本公証人連合会 … 公正証書を取り扱う機関なので、法律家と共に進めていくのが特徴です。

 

日本公証人連合会で取り扱う延命治療にまつわる書類は、「尊厳死宣言公正証書」ですが、実はこれは、法的な効力はありません。それでも本人の意思の強さを伝えることができますし、「遺言書のついでに作成した。」と言う体験談も多いです。

 

 

最期の時間、「どこで」「どのように」過ごす?


延命治療拒否の意思表示と考えると、ついつい受け入れる治療、受け入れない治療に限定しがちですが、その根底には「尊厳死」があります。そのため多くの延命治療拒否の意思表示書類では、「どのような最期を迎えたいか」にまつわる項目を発見できるのが特徴です。

 

【 最期の場所を考える 】

 

① 書類の一例では、最期の時間の過ごし方について、下記のようなチェック項目があります。

 

・ 自宅/病院/介護施設/家族に任せる/分からない/その他、「死の迎え方」を考えるにあたり、環境はとても大切です。

 

また、終末期には痛みを取る治療が行われますが、一定の治療を超えると意識が朦朧とするなどして、家族との時間が充分に取れないこともあります。

 

【 終末期医療の優先事項を考える 】

 

☆ 終末期にどのように過ごしたいですか?(優先事項)の項目では、下記のようなチェック項目が見受けられます。

 

・ 家族との時間を優先したい
・ 最後まで自立した生活がしたい(食事や排せつなど)
・ 衰弱する姿は他人には見られたくない

 

…などなど。

 

ただし、一方で積極的治療を求める項目にもチェックできます。例えば「薬の投与を受けても、痛みは出来得る限り取り除きたい。」「少しでも回復の可能性があるのなら、積極的に治療を受けたい。」などです。

 

※ これらの項目は団体や施設、病院のそれぞれの書類によって違うので、もしも特別に要望があれば、特記事項などに希望を書いておくことをおすすめします。

 

 

回復が見込めない時、治療はどこまで?


延命治療拒否の意思表示は、蘇生時の人工呼吸器などの措置だけではなく、癌や持病の病状が悪化した際、回復が見込めないと医師の判断を受けた時にも有効です。

 

終末期医療でみられる治療について、延命治療拒否の意思を確認する項目もあります。

 

【 回復が見込めない時の治療について 】

 

① 自力の食事が出来なくなった時の治療 … 終末期には自分で食事が出来なくなることが多く、その時の医療行為にも意思表示ができます。

 

・経鼻チューブ栄養
・胃ろう
・点滴

 

…などの医療行為についての意思表示です。

② 回復の見込みがない時、どこまで医療を受け入れるか?

 

・ 抗がん剤
・ 抗生物質
・ 昇圧剤や強心剤
・ 点滴
・ 気管切開
・ 輸血
・ 酸素吸入
・ 人工透析

 

…などなどの医療行為がそれに当たります。

 

 

蘇生について、どこまで希望する?


最後に「延命治療の拒否」の意思表示と言えば、真っ先に思い浮かぶのが蘇生医療についてです。人工マッサージなどがそれに当たります。

 

【 延命治療拒否の項目 】

 

・ 心肺蘇生
・ 人工呼吸器

 

…などがそれに当たります。

前項の医療行為に関しても、ここに当たるものがありますが、そのチェック項目は書類によってまちまちです。特に人工呼吸器については、家族に酷な決断をさせないよう、元気な内に延命治療拒否の意思を示したい、と考える方が多いのではないでしょうか。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は延命治療拒否をしたい時、より深く考えたい、細やかな医療行為の可否に関する意思表示についてお伝えしました。

 

入院や各所施設入所に当たり交わされる書類では、ここまで細やかな項目はないかもしれません。また、その時々の状況もあるので、この全てが叶えられるとも限りません。

 

けれども自分の死の迎え方について、より細やかな延命治療の意思表示がしたい場合には、専門団体(日本尊厳死協会など)などで宣言書を用意する方法だと、より安心でです。

 

これを、日ごろから家族の自分の「死の迎え方」について考え、良い人生を生きるきっかけにしてください。

 

まとめ

延命治療の意思表示、細かな内容

・介護施設や入院時にも問われることがある
・尊厳死宣言書を作る団体を利用する
・最期の時を迎えたい場所
・過ごし方の優先順位
・食事が取れない時の医療について
・回復が見込めない時の医療について
・蘇生措置についての意思表示


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