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沖縄で納骨堂を選ぶ選択。3つの立場別、メリットと体験談

沖縄で納骨堂を選ぶ選択。3つの立場別、メリットと体験談
沖縄でも納骨堂を選ぶ方々は増えてきましたよね。ただ、ひと昔前までは「納骨堂」と言えば、お墓に埋葬するまで一時期的に遺骨を安置する場所、と言うイメージが強かったのですが、現在では見学に行くと、完全な供養するための施設

 

沖縄では納骨堂を「霊廟」と言う施設もありますが、正確にはどちらも同じもの。ただ、納骨堂よりも霊廟の方が、供養をする場として確立されたイメージが全国的にあります。

 

沖縄では納骨堂を選ぶことは考えられないほど、観光地にもなっているほどの大きなお墓が特徴。そんななかで納骨堂を選ぶメリット、気になりますよね。

 

そこで今回は、沖縄で納骨堂を選択した方々のアンケートや体験談から、立場によって見られるメリットをお伝えします。

 



 

沖縄で納骨堂を選ぶ選択。
3つの立場別、メリットと体験談

 

手元供養の次の段階として


長年ご夫婦で連れ添ってきた70代のご夫婦。奥様に癌が発覚し、発見してから半年も経たないうちの急逝となってしまいました。沖縄では葬儀のその日に、門中墓に納骨するのが風習ですが、悲しみも癒えず、これを延期することに…。

 

そうなるとなかなか思い切れず、そのまま骨壷を仏壇横に置くようになっていました。

 

【 沖縄での納骨堂の選択談:気軽に会える納骨堂へ 】

 

★ 骨壷を納骨してしまうと、何だか遠くへ行ってしまうような気がして、なかなか思い切れないまま一年…。けれども自分も高齢であるため、自分亡き後を考えると、子ども達が骨壷をどうするか、困るのは明らかです。

 

・ そのため気軽に会いに行けて、骨壷に直接拝める、納骨堂を選択しました。門中墓とは違い、奥様個人を偲ぶ場となったのも、決断の決め手でした。

 

沖縄の施設で納骨堂の契約をした際、奥様のみのスペースではなく、夫婦二人のスペースを契約。自分亡き後、奥様と共に納骨されるよう、生前契約をしました。

 

 

まだ幼かった娘を納骨堂に


産まれて間もなく亡くなった娘を、沖縄で納骨堂に納骨したケースでは、門中墓に入れず、探した結果の選択でした。娘にはまだ名付けもされておらず、そのため戒名も付いていないと言うことで、合祀供養を勧められたものの、それでは納得できません。

 

【 沖縄での納骨堂の選択談:赤ちゃんだった娘を納骨 】

 

★ とは言え、娘を亡くしたことは夫婦にとって突然のこと。個人墓を建てるにしてもその費用もなく、娘の骨壷は自宅に置かれたままでした。

 

 

・ そんな時に、沖縄にある納骨堂の存在を知り問い合わせたところ、宗旨宗派も問わず、戒名などもなくても納骨できることが分かったのです。さらに墓地スペースや墓石費用が掛からないため、10万円~の予算で納骨できました。

 

門中墓は赤ちゃんに限らず、未婚の女性は入れない家も見受けられます。このような場合には、門中墓の墓地スペースの隅に、祠を建てて供養するケースもあるのですが、自分の子どもと考えると、気持ちとして納得できない事例は多いのも事実。

 

そんな時、家族墓や個人墓を建てるまでの一時期的なものであったとしても、納骨堂に納めることで、とても落ち着いて日々を暮らすことができた、と言う体験談は少なくありません。

 

 

継承者の問題


現代でも脈々と続くトートーメー。父系の血族であり、長男が継ぐことが第一条件となっている家が多いですが、昔と違い子ども達の生活範囲もよりグローバルになりました。

 

そのため、門中墓を引き継ぎたくても、遠方に住んでいるなどの理由で、継承ができない事例が増つつあります。とは言え、トートーメーには家によって緩さの度合いはさまざまながら、多くのしきたりがあるため、継承問題は宙に浮いたまま…

 

【 沖縄での納骨堂の選択談:墓じまいをして納骨堂へ 】

 

★ 「どうしようか…。」と保留しているまま、気が付けばもう70代、自分亡き後のお墓も気になる年代になってきました。

 

・ 自分亡き後、継承者や管理する者が見つからないまま、「無縁仏のような状態になるのは心配。」と思い切って墓じまいを選択。昔の遺骨は合祀墓に合祀供養をし、身近な遺骨は納骨堂に納めることになりました。

 

納骨堂に遺骨を納める場合、合祀墓と違い、後から改めてお墓を建て、そこへ納骨することもできます。まずは納骨堂へ納めて、ゆっくり、今後のお墓をどうするか、このまま納骨堂に自分もはいるのか考えていく、とのことでした。

 

 

いかがでしたでしょうか、沖縄で納骨堂の選択をした体験談をいくつか読むだけでも、納骨堂を選んだ理由が分かる気がしたのではないでしょうか。特に納骨堂は個人個人の遺骨が納められているため、故人本人に語りかけている気持ちになれる、との声も…。

 

近年ではより身近に感じられて、いつも直接遺骨に向かって拝むことができる、「手元葬」も選ばれることが多くなりました。けれども夫婦だったりした場合、自分亡き後を考えると、そのままではいかない…、と考える方が多い側面もあります。

 

そんな時、きちんとした形で供養をしながらも、先々の遺骨の在り場所をじっくりと考えることもできるため、沖縄でも納骨堂の選択肢が増えているのです。

 

もしも今後の遺骨の在り方に悩んでいるのなら、沖縄でも納骨堂の選択肢が、ひとつの解決策になるかもしれません。

 

 

まとめ

経験者が語る、納骨堂のメリット

・直接故人に語りかけている気持ちになれる
・より気軽にお参りができる
・突然のことでも、少ない予算で供養ができる
・幼い赤ちゃんでも、個人を拝むことができる
・次のお墓を建てるまででも、丁寧に安置できる
・継承者がいなくても、無縁仏の心配がない

 



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