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沖縄での納骨堂、お参りマナー。お墓とは違う、配慮とは

沖縄での納骨堂、お参りマナー。お墓とは違う、配慮とは
沖縄でも納骨堂が広がり、お参りに行く方々も増えてきましたが、まだまだ全国的な広がりと比べると、知らない方も多いですよね。

 

もともと本州とは違うお墓参り文化を育ててきた沖縄、納骨堂となれば戸惑う方もいるのではないでしょうか。ただ、ロッカーのように小さいスペースが屋内に並ぶ施設だけに、本州の方々にとっても迷うポイントが…。

 

沖縄だけではなく、納骨堂のお参りは、屋内だからこそのマナーや配慮もありますが、いくら気を使っても、慣れていないと迷うことが多いですよね。

 

そこで今回は、沖縄で広がる納骨堂、お参りをする時のマナーをお伝えします。お墓参り全般のマナーもありますが、納骨堂ならではの事柄にポイントを置きますので、ぜひ参考にしてください。

 



 

沖縄での納骨堂、お参りマナー。
お墓とは違う、配慮とは

 

開館時間であれば、いつでもお参りOK


施設内で骨壺を管理する施設だけに、沖縄では「納骨堂のお参りには、予約が必要なんじゃないか?」とか、「決められた日時だけ、お参りできるのでは?」などの疑問を持つ方が多いのですが、比較的自由

 

【 沖縄での納骨堂、お参りマナー、時間 】

 

★ けれども多くの沖縄の納骨堂施設で、お参り時間は自由、予約もいりません。開館時間内であれば、いつでも予約なしでお参りすることができます。

 

・ 詳細は後程お伝えしますが、従来のお墓と同様、事前に確認を取れば法要を執り行うことも可能です。

 

ちなみに納骨堂でもお墓参りと同じ服装で大丈夫。よりカジュアルな方が多いですが、やはりお参りですから、あまり派手すぎないスタイルで出向きたいところではあります。

 

 

ご本尊がある納骨堂


寺院墓地にご本尊があるように、納骨堂にもご本尊がある施設は多いもの。納骨堂の場合、納骨スペースの中央などに建てられていることが多いです。

 

【 沖縄での納骨堂、お参りマナー、ご本尊 】

 

★ ご本尊がある納骨堂であれば、まずご本尊にお参りをしてから、自分達の納めている骨壺スペースへ移動するのが正しいマナー。意外と知らない方が多く、ご本尊をスルーすることが多いので注意してください。

 

・ 若しくはお墓参りを終えた後、ご本尊にお参りして帰る手順もアリ。沖縄では納骨堂にお参りする前後、両方ともお参りする方も見受けます。

 

 

法要を行いたい場合


前項で少し触れましたが、多くの方々が納骨堂では供養儀式は難しい、と考えがちですが、実際にはお坊さんの読経も許可してくれる施設がほとんどです。

 

【 沖縄での納骨堂、お参りマナー、法要 】

 

★ ただし、事前に施設に相談をして、他スペースにお参りに来る人が少ない日時に合わせ、法要を執り行うのが一般的なマナー。

 

・ 特に檀家制度により宗旨宗派が統一されている寺院の納骨堂ではなく、宗旨宗派が自由な施設では、繊細な配慮が必要。

 

予約をして日時を合わせるとは言え、当日も法要時間もお参りの人が来ることもありますが、周囲のお参りをする方々への配慮は不可欠です。

 

 

掃除・お供え物の注意点


納骨堂の施設は寺院や施設で管理をしていますので、施設内は常にキレイに保たれていますが、お墓と同じく、個人スペースは自分達で掃除をします。

 

【 沖縄での納骨堂、お参りマナー、掃除 】

 

★ 沖縄の納骨堂はさまざま、お参りに持っていく掃除道具も、仏壇なのか小さなお墓の形をしているのか…、などで違いますが、基本的な雑巾やレジ袋などは準備しておくと便利。

 

・ お供え物も屋内と言う特性上、残りやすい匂いのキツイものは避け、生ものや食べ物であれば、帰りには持ち帰ると安心です。

 

できればお線香も、最後まで燃えたのを見届けてから終わると安心。最近では納骨堂用に燃えないお線香や、蝋で作られた食べ物の置物なども販売されるようになりました。

 

 

清明祭などの時期のお参り


清明祭など、沖縄の納骨堂でもお参りに来る家族は多いもの。

 

【 沖縄での納骨堂、お参りマナー、混雑時 】

 

★ 人が集まりそうな時期には、事前に施設に問い合わせ、納骨堂の様子を確認してから、比較的人が少ない日時を聞いて予定を入れると安心。

 

・ 清明祭などは少し時期をずらしてから予約を入れ、お参りをすると、ゆとりあるお参りができるはず。

 

また、ウサンデー(お斎=おとき)は霊園内の公園や、施設内の借りられるスペース、近くの飲食店や公民館を利用して行う方も見受けられます。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、本日は少しずつ需要が増えつつある、沖縄の納骨堂でのお参りマナーや気を付けるポイントをお伝えしました。

 

交通の便が良く、大きな掃除の必要もない納骨堂は、全国的には気軽にお参りできる施設として、多くの方々に選ばれるようになりました。「お墓は必要ない。」と言う新しい考え方の先駆けとも言えます。

 

形だけを見ると、まだまだ「ロッカーのようなスペースで可哀想。」などと懸念する声もありますが、実際には気軽に通いやすく、施設が家族に代わって管理をしてくれるからこそ、生きている人々の身近にある存在。

 

ふと思い出した時、故人を偲びたい時、立ち寄って故人と話をして帰る…、なんてこともできるのが、納骨堂の魅力です。毎月、供養行事を行う納骨堂施設もあるので、お参りのタイミングにするのも良いかもしれません。

 

まとめ

納骨堂のお参りマナー

・開館時間であれば、いつでもお参りOK
・ご本尊があれば、ご本尊にもお参りをする
・読経を伴う法要は、事前に施設に相談する
・個人スペースはお参りの際に掃除をする
・お参り時期は施設に確認して行くとスムーズ

 



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