のんびり沖縄 沖縄から地元ならではの情報をお伝えします。
ID:5744

定年後も仕事を続けるために!50代から準備する5つの事

定年後も仕事を続けるために!50代から準備する5つの事
定年後まで仕事を続けることができれば、老後の対策になりますよね。年金だけの暮らしでは難しい今、定年後も仕事を続けるために再雇用や再就職、フリーランスとして起業をする方も見受けられます。

 

また、年金と並行して定年後も仕事をするのであれば、シルバー人材センターやアルバイト、パートなどの選択も多いです。その他、身体面で不安が出ても長く定年後も仕事を続けられるよう、在宅ワークを選ぶ方も見られるようになりました。

 

ただ、定年後に仕事を続けるのなら、このような自分が理想とする働き方を現役時代からイメージ・検討して、希望によってはそれに見合った準備も必要です。

 

そこで今回は、定年後も仕事を続けるなら、50代の現役時代から少しずつ進めておきたい、それぞれの希望に見合った準備をお伝えします。



 

定年後も仕事を続けるために!
50代から準備する5つの事

 

今まで働いていた会社に再雇用


まず、最も希望が多いのが定年後に同じ会社や、系列会社への再雇用です。ただ、「今まで働いていたんだから気が楽!」と思っていたら、そうではなかった…、と、結局半年経った頃に辞めてしまう方も少なくありません。

 

【 定年後も仕事を続ける、再雇用を検討するなら 】

 

★ この原因は、再雇用された後の役職が、現役時代よりも下がりやすい点にあります。特に本人も役職が変わったことをあまり意識しないと、周囲から浮いてしまうケースが多いのです。

 

・ 役職が変わった間合、かつての部下が上司になることもあります。この時、相手にとっては「年上部下」となります。実はこの「年上部下」の扱いは、講座も開かれるほど、戸惑う現役世代が多くなりました。

 

扱いの難しい「年上部下」とならないためには、50代頃から「会社に役立つ知識や技術」を身に着けて、「ひとりで」役割を果たせるようになっておくことが有効です。

 

例えば、現在ではパソコンが使えずに部下にお願いしていた人なら、再雇用を望むのであれば、パソコンは一人で扱えるようにしておく…、と言った具合です。

 

 

定年後の再雇用の形


前項でお伝えした再雇用の道は「嘱託社員」などの道もあり、なかには短い時間で月10万ほどの月給をもらうなど、より時間に余裕を持った働き方を選択した方もいます。

 

【 定年後も同じ会社で仕事を続ける形 】

 

① 正社員として働く

 

… 企業では高年齢者雇用安定法」に基づき、60歳の定年後、本人より希望があれば、65歳まで継続雇用をする義務があるため、65歳までは正社員として働くことができるようになりました。

 

② 嘱託社員として働く

 

… 嘱託社員になると給与は減額されるものの、勤務時間が短くなり、残業もほとんどしない勤務形態になります。

 

③ 契約社員として働く

 

… 一度定年退職して、契約社員として働く方も多いです。こちらも嘱託社員と同じで勤務時間を短く、仕事の内容も変化することが多いです。

 

…などなどの方法で今まで働いていた会社で、定年後も仕事を続ける方も多くなりました。どの形で働くかを決めて、対策を進めると効果的ではないでしょうか。

 

 

定年後に多い仕事


その他、定年をきっかけに新しい会社、新しい分野で仕事を探す方も多くいます。シルバー人材センターの他「aged free」など、シニア世代を対象とした人材派遣業や仕事斡旋業者も見受けられます。

 

【 定年後に多い仕事、職種 】

 

① タクシー運転手
② 警備員
③ マンションの管理人
④ 清掃員
⑤ 家事代行
⑥ 調理スタッフ

 

…などなどがあります。

 

また専門的な技術を持っていたり、資格などがある場合には、年齢関係なく働き続けることができるケースが多いです。

 

 

定年後の仕事探しに役立つ資格


ここで定年後の仕事を充実させるために、50代から資格の勉強を始める方も少なくありません。ただやみくもに資格を取るのではなく、それぞれの目的に合わせた計画をしてください。

 

【 定年後の仕事のための資格取得 】

 

① 再雇用で即戦力になる … パソコンや英語のスキル、資格(TOEICなど)を目指すと役立ちやすいです。

 

② 新しく仕事を探す … タクシー運転手であれば第二種運転免許、マンションの管理人であればマンション管理士など、目的の職種に合わせた資格を取ると雇用されやすくなります。

 

③ 起業を目指す … 起業を目指すなら難易度が高い資格でなければ、周囲も価値を感じにくいかもしれません。例えば、行政書士などの士業、中小企業診断士などのコンサルティング系もおすすめです。

 

④ 在宅ワークを目指す … 在宅起業を目指す方では、50代からプログラミングを勉強する意思の高い方も見受けられます。その他、WEBライティングなど、インターネットに関連した資格や職種が需要があります。

 

…このように、定年後に自分が仕事をするイメージを膨らませながら、一番しっくりと来る働き方を見つけて、そこに焦点を合わせた資格やスキルの会得を目指すと効果的です。

 

 

起業を望むなら、資格だけではダメ!


実は今日本では定年退職後に起業を目指す方が多いのですが、起業を目指すのであれば、専門的なスキルや資格だけでは収入を得ることはできません。

 

【 定年後の仕事に、起業を選ぶなら 】

 

★ 特にサラリーマンを続けてきた方々が陥りやすいのは、資格や専門スキルを身に付けたものの、集客ができない…と言うものです。

 

・ 解決方法として、今まで働いてきた会社、ご縁のあった会社から仕事がもらえるように交渉(その分野の専門スキルや資格を目指すことが前提)、集客技術まで学ぶ、などの方法があります。

 

近年の集客技術には、例えばインターネットでの集客方法などがありますが、星のように多くのHPがあることも忘れてはなりません。SNSを駆使したり、日々の宣伝を考えると、起業は体力勝負!とも言えます。

 

 

年金と並行して仕事をするなら


一方、自分と家族の時間を充実させて、「年金と並行して収入を得たい」と言う方も多いですよね。この場合には、在職老齢年金制度に注意をして仕事探しをしてください。

 

【 定年後の仕事、在職老齢年金制度とは 】

 

★ 「在職老齢年金制度」とは、60歳以上で仕事を続けていた場合、金額と条件によってもらえるはずだった年金が減額、もしくは停止される制度です。

 

・ 再雇用されて正社員として働いている方は多くがこの制度に当たり、違う働き方を選んだ場合でも、収入額によって年金の減額・停止の対象になります。

 

目安としては、給与と年金の合計が65歳以下であれば28万円以上、65歳以上であれば47万円以上なら、詳しく調べてみることをおすすめします。(計算方法が複雑なので、年金事務所で確認してみるのも良いかもしれません。)

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は定年後も仕事を続けるために、50代から始めておきたい、いくつかの準備や知識をお伝えしました。「何とかなる!」と定年を迎えたものの、年金生活もままならずシニアライフを楽しめない方々が増えてきました。

 

その過渡期は現在40代50代の働き盛りの世代で、平成20年以降は少しずつ年金額も減少していることを踏まえ、「定年後も仕事を続ける」ことを前提として準備を始めることは、賢い選択ではないでしょうか。

 

定年後の再就職や再雇用、起業に役立つ資格のなかには、本文でお伝えしたものの他、不動産業界であれば宅地建物取引主任者、現場勤務であれば危険物取扱者(乙種以上)も評価されています。

 

一度勉強をする環境から離れて時間が経つと、なかなか勉強の習慣を身に付けるまでに時間が掛かりますが、一方、「とても楽しく充実した時間を過ごした!」との感想もあるので、ぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

まとめ

定年退職後の仕事のために準備したい事とは

・再雇用では即戦力となるスキルを磨く
・希望の働き方に焦点を絞って計画を立てる
・先に希望職種を決めて、資格やスキルを勉強する
・起業をするなら人脈確保、集客方法を学ぶ
・年金と並行するなら、在職老齢年金制度を理解する

 



free_dialshiryou_seikyu

関連記事

合わせて読みたい

人気記事ランキング

カテゴリ

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp

guidebook_banner_sp