ご契約者様の声 お契約者様よりお寄せいただきました声をご紹介します。

お互いを想い合い、二人で終活

沖縄県在住 60代男性

いろいろ考えることはありましたが、自分たちの気持ちを大切に決めました。

うるま市在住 田口秀俊さん・常美さんご夫妻

 「最初に見たときには、子どものお墓なのかなと勘違いしました」と話すのは、田口常美さん。

 田口さまご夫妻は、旦那様の秀俊さんの定年を機に、若いころお二人が出会った沖縄に転居。夫婦水入らずの暮らしを楽しんでいる。

 

 北海道出身で東京の空調関係の会社に勤めていた秀俊さんは、1974年、沖縄海洋博覧会直前の建築ブームに沸く沖縄に仕事で来沖し、宮古島出身の常美さんと出会い結婚。海洋博の終了後もそのまま夫婦で沖縄に留まることにした。

 空調の仕事をしていた頃、知り合いが全然いなかったことから、友だちづくりのためダイビングショップに通い詰めていたという秀俊さん。海人と知り合いになりセリにも通ったほど、沖縄の海に取りつかれたという。そして沖縄に住むことになり、仕事として選んだのが海人だった。

 だが、海洋博前から汚染が進んでいた沖縄の海は、終了後も回復するようすはみられなかった。「そんなこともあって、沖縄を離れ愛知県の自動車会社に勤めることにしたんです」と秀俊さんは話す。そして、「そこで定年まで勤めた後、どうしようかなとなって、北海道にも家があったんですが、やはり妻の故郷でもある沖縄に戻ろうと、実家は妹に継がせて、二人して戻ってきました」。

 沖縄に家を購入、再び、沖縄で暮らし始めたご夫妻だったが、そのうちに、互いの今後のことを真剣に考え始める。

「まあ、子供がいないので、どちらかが先に旅立ったら、残された方は独りぼっちになってしまうと考えたんです」と秀俊さんは、その頃の心境を話す。そこでお二人は、家を手放し、夫婦でケアハウスに住むことにした。

「ほっと一安心ではあったんですけど、そうすると、今度は、その後のことがだんだん心配になってきて・・・」と常美さん。そんな時、ドライブ中に見つけたのが、具志川メモリアルパークの看板だった。何の気なしに立ち寄ったお二人が目にしたのが、永代供養樹木葬「花想」。

「きれいでかわいくて、本当に子どものお墓かな、と思った」という常美さん。その上「こんなにきれいなところ。しかもずっと、きちんと手入れをしてもらえる。ここだったら安心だな」と、すっかり気に入ってしまい、相談の結果、その翌日、契約を結んだという。

「心に引っかかっていたことが解決して、とても幸せです」と話してくれた。

 

~当財団発行の情報誌【ひとやすみ】より
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投稿日:2018年7月16日