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【沖縄の御願】旧暦の大晦日。沖縄で迎えるトゥシヌユール

【沖縄の御願】旧暦の大晦日。沖縄で迎えるトゥシヌユール
沖縄の御願行事は旧暦で行うため、旧正月も大切な行事ですよね。2018年の旧正月は、大晦日となる旧暦12月30日が新暦の2月15日、旧正月が新暦では2月16日となります。

 

ちなみに、旧暦では30日が一か月となるため、旧暦12月30日が大晦日、12月31日は新暦にしかありません。

 

沖縄の御願行事では、大晦日の前の旧暦12月24日に日ごろからはじまります。この日には日ごろお守りいただいている火の神様(ヒヌカン)のお見送りや、屋敷の神々の掃除や拝みを済ませた後、大晦日を迎えるのが恒例です。

 

旧暦大晦日の沖縄の御願では、ご先祖様にウサギムン(お供え物)をして拝みます。

 

せっかくなら昔ながらの沖縄の御願を行い、気持ち良く旧正月を迎えたいですよね。そこで今回は、旧暦大晦日(2018年新暦1月15日)に行う、沖縄の御願をお伝えします。


お墓の引越し、改葬・墓じまい


 

【沖縄の御願】旧暦の大晦日。
沖縄で迎えるトゥシヌユール

 

ひと通りの年末行事は済ませている


冒頭でもお伝えしたように、旧暦12月24日に家やヒヌカンを掃除して、沖縄では屋敷の御願(ヤシチヌウグァン)、ヒヌカン解ち(ヒヌカンブトゥチ)、ヒヌカンのお見送りを済ませています。

 

【 沖縄の御願、ヒヌカンは天に 】

 

★ ヒヌカンは旧暦12月24日のお見送りをもって、旧暦1月4日のヒヌカンの迎えまで、天に帰っています

 

・ 旧暦12月30日には台所の神様であるヒヌカンも、すでに天へ戻られているので、慌ただしくなることなく、大晦日を迎えてください。

 

旧暦12月24日は2018年の新暦では2月9日、屋敷の御願やヒヌカンへの拝みについては【沖縄の御願】シリーズの別記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

 

ヒヌカンへのウサギムン


沖縄の御願行事で「ウサギムン」と言えば、お供え物を指しています。ヒヌカンは天へ帰っていますが、旧暦大晦日でもヒヌカンへのウサギムンはお供えしてください。

 

【 沖縄の御願、ヒヌカンへのウサギムン 】

 

★ 基本のヒヌカンセットである、チャーギなどの供え葉・ウチャトゥ(お茶)・塩の他、お酒と赤飯をお供えします。

 

・ 赤飯は「赤ウブク」でも問題ありません。「赤ウブク」とは赤いご飯を意味していて、黒米と炊いたご飯をお供えしても大丈夫です。

 

大晦日にヒヌカンに供える赤ウブクであれば、三つお供えするのが一般的で、黒米は沖縄であればスーパーなどで販売しています。

 

ヒヌカンに拝するお線香(ヒラウコー)は、タヒラと半分(2枚と半分)、ヒラウコーは1枚が6本(くっ付いている)ので、日本線香で言えば6本・6本・3本です。

 

お仏壇へのウサギムン


お仏壇へはご先祖様にもお食事をお供えします。基本のお仏壇セットとして、ウチャトゥ(お茶)一対、お酒をお供えしていてください。供え花も一対お供えしておくのが一般的です。

 

【 沖縄の御願、お仏壇へのウサギムン 】

 

★ さらに旧暦大晦日の沖縄の御願では、「年越し膳」をお供えします。

 

・ 「年越し膳」では、赤飯(赤ウブク)の他、ソーキ汁、「ウサチ」と呼ばれる小皿料理、「ウチャワキ」と呼ばれる取り分け料理を配膳してください。

 

「ウサチ」は酢の物や和え物料理で、酢の物でさっぱりと仕上げる家が多く、モーウィやゴーヤのウサチなど、バリエーションは豊富です。

 

「ウチャワキ」とは、沖縄では定番の重箱料理「ウサンミ」から、おかずを2つずつ取り分けたお皿なのですが、近年ではスーパーで「ウチャワキ」を販売している光景も見られます。

 

ヒヌカンへの拝みの言葉


沖縄の御願行事では、女性がヒヌカンへの拝みの言葉を捧げ、これを「グイス」と言います。

 

神職であるユタさんやノロさんであれば、正式な言葉もあるかもしれませんが、一般家庭では内容を押さえて気持ちを込めれば、問題はありません。

 

【 沖縄の御願、大晦日のヒヌカンへのグイス 】

 

★「本日の良き日に、無事トゥシヌユール(大晦日)を迎えました。

 

今年も1年、ヒヌカンガナシーのお陰さまにて、家族みな無事に過ごすことができました。ありがとうございます。

 

新しく迎える年もまた、家族みな健やかで円満に過ごせますよう、どうぞお見守りください。」

 

沖縄の御願で「ウートートゥ、○○ガナシー」と唱えますが、「ウートートゥ」とは「あな尊い」の意味合いがあり、手を合わせて拝むことを言います。

 

「○○ガナシー」の「ガナシー」は「○○様」のような敬称で、「ヒヌカンガナシー」であれば「ヒヌカン様」のような意味合いです。

 

お仏壇への拝みの言葉


同じくお仏壇へも拝みの言葉を捧げて、拝んでください。

 

【 沖縄の御願、大晦日のお仏壇へのグイス 】

 

★「今年も1年間、私たち家族をお見守りくださり、ありがとうございました。

 

新しく迎える年もまた、家族みな健やかで円満に過ごせますよう、サカイハンジョウシミティ。

 

ウタビリスーチー、ミーマンティ、ウタビミスーリ、ウートゥートゥ」

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は旧暦12月30日の大晦日、2018年新暦では2月15日に行う、沖縄の御願行事についてお伝えしました。

 

お供え物となるウサギムンも大掛かりではないので、那覇市などの都心部であまり沖縄の御願を行っていない家庭や、初めての方でも拝みやすいのではないでしょうか。

 

本記事でお伝えしたヒヌカンやお仏壇への沖縄の御願は、旧正月の飾り物や門松など、ひと通りの準備を済ませた後に行います。

 

拝む時のヒラウコー(お線香)は、基本としてヒヌカンへはタヒラと半分(2枚と半分)ですが、お仏壇へはタヒラ(2枚=日本線香では6枚・6枚)と覚えてみてください。

 

新暦のお正月、旧正月、旧正月が明けた後も、八重山諸島などの沖縄の一部地域では、大きなお墓参りの年中行事となる十六日(ジュウルクニチー)が控えていて忙しい冬ですが、ぜひ楽しみながら拝みを捧げてみてください。

 

まとめ

旧暦大晦日の沖縄の御願

・屋敷の御願行事は旧暦12月24日
・ヒヌカンへは赤飯(赤ウブク)を供える
・お仏壇へはソーキ汁やウサチなどを供える
・ヒヌカンへ一年間の感謝を伝える
・お仏壇へ一年間の感謝を伝える

 


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