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【沖縄の御願】旧暦1月2日から始まるトゥシビーの拝み方

【沖縄の御願】旧暦1月2日から始まるトゥシビーの拝み方
沖縄では旧正月も御願を行いますよね。さらに翌日の旧暦1月2日には「ウフトゥシビー」、その日から始まる12日間では「マドゥトゥシビー」と呼ばれる、厄払いの沖縄の御願行事があります。

 

トゥシビーと言えば還暦や古希、カジマヤー祝いなどの長寿のお祝いが有名ですが、これは61歳以上を対象にしたウフトゥシビーで、若い世代は厄除けをします。

 

ただし現在沖縄で「還暦の祝い」と言われているのは、トゥシビーのお祝いなので、自分の干支と同じ年に当たる61歳、全国的な還暦の年である60歳とはずれていますが、「還暦」と言うようになりました。

 

同じく「古希」も全国的には70歳ですが本来は沖縄では頻繁ではなく、沖縄ではトゥシビーの年回りとなる73歳を祝う家が多いです。いずれにしろ、ウフトゥシビーの一部ではこのお祝いを行いますが、マドゥトゥシビーとは違います

 

そこで今回は、新しい年が明けてから始まる厄払いの沖縄の御願、「マドゥトゥシビー」「ウフトゥシビー」の拝み方をお伝えします。


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【沖縄の御願】旧暦1月2日から始まる トゥシビーの拝み方

 

マドゥトゥシビーとは


沖縄のカレンダーを見ると、どれも日にちの下に干支が書かれています。例えば、2018年度の旧暦1月3日では「かのと・み」、旧暦1月4日では「みずのえ・うま」と言った具合です。

 

【 沖縄の御願、マドゥトゥシビーの厄払い 】

 

★ (干支は全部で12支ですから)旧暦1月2日~1月13日までの12日間で全ての干支が回り、全ての人に当たることになります。

 

・ その日が干支の家族の名前をヒヌカンやお仏壇に伝え、その年一年の無病息災を祈願して、厄払いを行うのです。

 

家や地域によって違いますが、マドゥトゥシビーは「その日の干支を持つ本人が手を合わせてはいけない」とも言われ、家族の他の者が拝む風習もあります。  

 

マドゥトゥシビーのウサギムン


マドゥトゥシビーのお供え物(ウサギムン)を準備すると言っても、さほど大掛かりなものではありません。旧暦1月2日~13日まで、日常のなかで拝みが入るイメージです。

 

【 沖縄の御願、マドゥトゥシビーの準備 】

 

★ ヒヌカンへは基本のヒヌカンセット(チャーギなどの神葉、盛り塩、水、お酒)の前に、「赤ウブク」を3膳供えてください。

 

・ お仏壇へは基本の供え花やウチャトゥ(お茶)、お酒の他に、「赤ウブク」2膳、ちょっとしたご馳走をお供えします。

 

「ちょっとしたご馳走」は旧正月のおせちを取り分け、豚の三枚肉や紅白のカマボコ、昆布などなどを準備する家も多いです。また、「赤ウブク」とは赤飯などの「赤いご飯」を指しています。  

 

ウフトゥシビーとは


一方「ウフトゥシビー」とは冒頭でお伝えした、一般的な「トゥシビー」であり、12年に一度巡ってくる自分と同じ干支の年を迎えた時の厄払いです。

 

沖縄の御願行事では特に13歳のウフトゥシビーは大きく行うことが多く、61歳以上はお祝い行事となります。ただ現在では、実質的に親族や町ぐるみで祝われる「トゥシビー」は、85歳・97歳ではないでしょうか。

 

【 沖縄の御願、ウフトゥシビーとは 】

 

★ ウフトゥシビーに当たる年齢で厄払いを行うのは、13歳、25歳、37歳、49歳となり、長寿を祝うトゥシビーとなるのは、61歳、73歳、85歳、97歳(100歳までの年齢で換算)です。

 

・ 近年では沖縄の御願と言うよりも、「長寿を祝うトゥシビープラン」がホテルでも多く打ち出され、本人を囲んで親族がホテルなどで食事をしてお祝いをする傾向もあります。

 

ただ本来はトゥシビーは「厄除け」の年回りなので、この時期に屋敷を建てたり(新築)、結婚などの祝い事は避けられてきました。現在でもこの考えを持つ家はありますので、注意してください。  

 

ウフトゥシビーのウサギムン


ウフトゥシビーのお供え物は、マドゥトゥシビーとは変わってきます。前述した基本のヒヌカンセット、お仏壇セットは準備をしながら、以下のウサギムン(お供え物)を供えてください。

 

【 沖縄の御願、ウフトゥシビー 】

 

★ ヒヌカンへは①徳利1対と盃に入れたお酒②花米1対の間に洗い米③ウチャヌク3飾りを膳に配し、その他に盆に盛った果物を準備します。

 

・ 一方、お仏壇へは盃に入れたお酒の他に、ウチャヌクは2飾り、「ウチャワキ」と呼ばれる、重箱料理から取り分けたお皿を、お箸とともに供えれば準備完了です。

 

「ウチャワキ」は白もちの3段飾りですが、餅粉で練って作ることが多く、「花米」は洗っていないお米(炊く前)、「洗い米」は7回水ですすいだお米を指しています。

 

 

  いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の御願行事のなかでも、旧正月すぐに行われるトゥシビーの厄払いの拝みについてお伝えしました。長寿を祝う華やかなイメージの強いトゥシビーですが、本来は厄除けの意味合いがあったのです。

 

長寿を祝うウフトゥシビーになると、お祝い色が強くなるため、料理も「ハレの料理」と言われ、例えばカマボコも紅白など、お祝いごとの要素を多く含むようになります。

 

本来沖縄の御願は女性が行うものですが、マドゥトゥシビーでは干支の日に当たる本人が拝むことができません。そのため、女性の干支に当たる日の沖縄の御願では、男性が拝む家もあるのです。

 

このように沖縄では昔から、旧正月のお祝いをしながら一年の厄払いを行い、旧暦1月4日には、家を守ってくださるヒヌカン(火の神)が天から戻ります。

 

ぜひ沖縄の御願を実践しながら、沖縄の考え方や伝統を感じてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

旧暦1月2日からのトゥシビーとは

・「自分の干支の日」に一年の厄を払う
・マドゥトゥシビーでは赤ウブクを供える
・自分の干支の年には厄払いを行う
・61歳以上の干支の年回りはお祝いとなる
・ウフトゥシビーではウチャヌクを供える
・長寿のお祝いではホテルでの会食も増えた

 


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