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清明祭の沖縄、2018年は何日から?拝み方をおさらい

清明祭の沖縄、2018年は何日から?拝み方をおさらい
清明祭(シーミー)は沖縄では、年中行事のなかでも大きな墓前祭ですよね。門中墓が並ぶ地域では、それぞれの門中が同じ日に集まって、驚くほど人が集まる光景もあります。

 

そんな清明祭は、沖縄では門中が集まる行事のイメージが昔からありますが、この数十年で民間霊園も増えたためか家族墓も増え、最近では門中だけではなく、家族でお墓参りへ行き、墓前で食事を楽しむ家も多くなりました。

 

そうなると自分たちが中心になって、お参りをすることになりますが、「お供え物や、拝む流れなどがちょっと曖昧…。」と感じる方も多いです。

 

家族単位だとそこまで細かな作法に気を配る必要はありませんが、清明祭は今も残る沖縄の伝統行事、ぜひ子どもにも見せて繋ぎたいですよね。そこで今回は、清明祭を沖縄で行う際の、準備や拝み方の流れをお伝えします。


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清明祭の沖縄、2018年は何日から?
拝み方をおさらい

 

清明祭を沖縄で行う時期


清明祭は沖縄では旧暦の3月頃、中国で昔から使われている「24節気」の「清明祭(シーミー)」の節気にお墓参りを行います。毎年日にちはずれますが、だいたい4月5日前後から始まることが多いです。

 

【 清明祭の沖縄、2018年は4月5日~ 】

 

★ 2018年では4月5日が清明の入り日、ちなみに2019年も同じ4月5日、2020年では4月6日が清明の入り日になります。

 

・ 現在では親族が集まりやすいために土日が多く、清明の入り日近くの週末で神御清明祭(カミウシーミー)、その翌週頃に清明(シーミー)を行う家が多いです。

 

ただ家族でお墓参りをするのなら、入り日後ならいつ行っても問題はありません。ちなみに神御清明祭(カミウシーミー)とは、今は使われていない古いお墓「神墓(アジシー墓)」へのお墓参りのことで、神墓がない家も多いです。

 

 

清明祭、お供え物の準備


清明祭では、沖縄では定番の「御三味(ウサンミ)」を用意しますよね。「チュクン」と呼ばれるもち重2段おかず重2段を持って行きます。近年の家族で行う清明祭は、若い沖縄の家庭ではおかずが自由なものも多いです。

 

【 清明祭の沖縄、準備するもの 】

 

① お供え物 … 酒・花・お茶(ウチャトゥ)・水の基本セットと、果物の盛り合わせ、御三味(ウサンミ)、ウチジーへーシー(拝みの際に補充するための余分なおかず)

 

② 拝むもの … シルカビ、ウチカビ、ウチカビを燃やすアルミのボール、ヒラウコー

 

③ その他 … ピクニックの用具(敷物やコップ、お皿など)、子ども達が各々お供えするお菓子や果物があっても良いかもしれません。

 

御三味のお餅は餡入りなどでも大丈夫です。御三味(ウサンミ)は購入できるものはスーパーで揃えて(お惣菜コーナーでは、豚の三枚肉や昆布の煮つけなども見受けられます。)、手軽なものは手作りの家が増えました。

 

また少し触れましたが、墓前でウサンデー(お下がりをいただくこと)しやすい料理として、エビフライなど、現代の料理を詰める様子も見受けられます。

 

 

清明祭、沖縄での拝み方~ヒジャイヌカミ~


では簡単に清明祭での拝み方をお伝えします。左の神(ヒジャイヌカミ)がいるお墓では、最初にヒジャイヌガミから拝みを捧げてください。

 

【 清明祭、沖縄での拝み方① 】

 

① ヒジャイヌカミへお供え物をします。

 

… ウサンミはもち重・おかず重の二段のみ(カタシー)を広げ、お酒とシルカビ、その上にヒラウコータヒラ(日本線香12本)を拝してください。

 

② ヒジャイヌカミへ拝みます。

 

… 「いつもこの土地をお見守りくださりありがとうございます。本日は清明祭にて、お参りに上がりました。」

 

③ シルカビを燃やし、お酒を掛けて火を消します。

 

④ お供えをしたおかず重から、お皿におかずを取り分けてお供えし、おかず重を引き取ってください。

 

⑤ おかず重には「ウチジーへーシー」から、新しくおかずを補充します。

 

これでヒジャイヌカミへの拝みは終了です。次に墓前に移ってください。

 

 

清明祭、沖縄での拝み方~墓前~


墓前では、先ほどウチジーへーシーから補充して元通りになったウサンミを、全て(おもち重2段・おかず重2段の合計4段)お供えします。供え方は向かって左側がおかず重、右側がおもち重です。

 

おかず重・おもち重・おかず重・おもち重、と横に並べるのが一般的ですが、小さいスペースの場合二段にして並べたり、上下に二列で並べる方法もあります。

 

詳しくは重なる部分もありますが、「御三味(ウサンミ)は沖縄の行事料理☆お供えの作法とは」をご参照ください。

 

この時、子ども達もそえぞれに果物でもお菓子でも、気持ちのままにお供えをして、ウサンミの上にはウチカビを置いてください。

 

【 清明祭、沖縄での拝み方② 】

 

① 家族であれば母親、門中であればムチスク(仏壇のある家)の女性が、ヒラウコータヒラ(日本線香12本)を拝した後、墓前に拝みのグイス(言葉)を捧げます。

 

… 「ウートゥートゥー ウヤフジガナシー(尊き御先祖様)、本日は清明祭の日でございます。

 

心とともに海の恵み、陸の恵みを供えておりますので、どうぞお受け取りください。今年も皆、健やかに穏やかに過ごせますよう、お見守りください。」

 

② 続いて子ども達がヒラウコー半分(日本線香3本)を拝して、手を合わせてください。

 

… 家族で参加できなかった場合には、親がヒラウコーをタヒラ拝して、代わりに拝みます。この時、欠席の理由もお伝えするのが一般的です。

 

③ ウチカビを燃やします

 

… ジンクラ(銭倉=ウチカビを燃やす場所)があれば、ジンクラで焚いてください。ムチスクは5枚(家族なら家長)、残りの人々は3枚ずつを、墓前に「〇〇家〇〇からです。」と伝えて焚きます。ウチカビはお酒で消してください。

 

④ お供えをしたおかず重から、お皿に数品取り分けて墓前に戻してお供えをします。

 

… お供えをする時は「ウハチです。(ウハチデービル)」とお伝えしながら供えてください。「ウハチ」とは初めて取り出すおかずを差し、「お初」と書きます。

 

…これで、ひと通りの清明祭の沖縄での拝みは終了です。拝む時のグイスは、本来の言葉があるのですが、一般家庭ではその内容が同じであれば、問題はありません。

 

※ しっかりとしたグイスを伝えたい場合には、清明祭(シーミー)の拝み方。それぞれで唱える「グイス」をご参照ください。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は毎年新暦では4月の初旬から始まる、清明祭の沖縄での拝み方をお伝えしました。清明祭の時期になると、沖縄ではスーパーなどをはじめ、何かと慌ただしくなります

 

旧暦1月1日から始まる一連の旧正月行事が終わり、ひと段落ついた頃に清明祭が訪れるので、家の女性達は大変かもしれませんが、子どもにとっては何かと楽しみの多い時期かもしれません。

 

清明祭は沖縄では親族が集まる行事でもあり、昔ながらの清明祭では、ここで門中の人々がコミュニケーションを取り、時には悩みも相談してお互いに支えあってきました。

 

現在ではその関わりが大変!と言う声もあり、家族での清明祭も増えてきましたが、それぞれにとって最も良い形で、墓前で御先祖様とウサンデー(共食)を楽しむ伝統を今も残しています。

 

 

まとめ

清明祭の基本の流れ

・2018年は4月5日が清明の入り日
・ウサンミやウチカビ、果物などを用意する
・まずはヒジャイヌカミへ拝みを捧げる
・シルカビを焚いてお酒で消す
・続いてご先祖様へ家の女性が拝みを捧げる
・家族が続いてヒラウコーを拝する
・ウチカビを焚いてお酒で消す
・ウサンミからウハチを取り分けて供える
・墓前でウサンミのお下がりをいただく(ウサンデー)

 


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