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沖縄の春のお彼岸は3月18日~24日☆お供え物や拝み方

【沖縄の御願】沖縄の春の彼岸の拝み。お供え物と考え方
沖縄の春のお彼岸は、全国的な風習とは大きく違いますよね。全国的にはお墓参り行事ではありますが、沖縄の春のお彼岸は全国的では、門中や家庭によってさまざまですが、お墓参りに行かない家庭も多いのではないでしょうか。

 

その昔は沖縄でも、春のお彼岸を墓前で行っていた門中が多かったようですが、その後すぐに清明祭(シーミー)が控えているからか、沖縄では春の彼岸と言えば、家庭で行う拝みのイメージが強いです。

 

とは言っても、沖縄でも春の彼岸入りには屋敷に感謝を捧げ、春分の日から前後一週間の間には御馳走などをお供えする家庭も多くあります(2月の屋敷の御願)。

 

春分の日は2019年度は3月21日ですので、2019年度の彼岸の入り日は3月18日、彼岸明けは3月24日、もうすぐです!

 

そこで今回は、沖縄の春のお彼岸、お供え物や拝み方、またお彼岸にまつわる考え方までお伝えしていきます。


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【沖縄の御願】沖縄の春の彼岸の拝み。
お供え物と考え方

 

沖縄で行う彼岸の御願、その始まり


そもそも、彼岸は春分の日と秋分の日を境にして、その前後一週間を指しています。彼岸の考え方は仏教によるもので、彼岸はあの世、対してこの世を「此岸」と言うのですが、沖縄の御願の世界とは少し違いますよね。

 

沖縄の彼岸は本州からやってきた風習なので、長い歴史のなかでも新しいものです。そのため沖縄でも最初はお墓参りに行っていたようですが、今ではすっかりなくなりました。

 

【 沖縄の春のお彼岸、考え方 】

 

★ では、沖縄での「彼岸」と「此岸」は何になるか?と考えれば、「グソー(あの世)」と「イチミ(この世)」ではないでしょうか。

 

・ 本州では川を隔てて彼岸と此岸があるのですが、沖縄ではかつて風葬を行っていた山「グソー山」などの考え方があるので、「山」が近いかもしれません。

 

さらに沖縄の春のお彼岸で、お墓参りを行わない理由には、ひとつに①本州のように気軽にお墓参りをすることを良しとしないこと、もうひとつに、②お仏壇とお墓は繋がっている、とされることが考えられます。

 

ただし、沖縄でも地域によって春のお彼岸を「内廻り」として家で行い、秋の彼岸は「外廻り」としてお墓で行う風習もあります。

 

 

春の彼岸の入り日の、沖縄の御願


沖縄では春のお彼岸の入り日(2019年は3月18日)以降に「屋敷の御願(ヤシチヌウグァン)」を行う慣習を持つ地域が多いです。

 

【 沖縄の春のお彼岸、入り日以降の拝み 】

 

★ ビンシーと果物の盛り合わせ、「うちゃぬく」と呼ばれる三段の白餅を三飾り、シルカビとともにお盆に乗せて、屋敷を守る神々を回って感謝を伝えます。

 

・ 屋敷の御願では福徳が溢れる「黄金の屋敷」「銀の屋敷」にしてもらうよう祈り、また、いつも見守ってくださる感謝とともに、屋敷に住む家族の健やかなる健康と繁栄を願う言葉を捧げてください。

 

「シルカビ」とは白い半紙を八つ折りにして、手で丁寧に切り分けた紙なのですが、その他にも「ビンシー」など、分からない言葉もあるかもしれません。

 

「屋敷の御願」については別記事「【沖縄の御願】マンションで行う、屋敷の拝み方」や「【沖縄の御願】旧暦2月8月12月に行う、屋敷の拝み方1」などでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

「ニングヮッチヒガン」のお供え物


沖縄では春のお彼岸を「ニングヮッチヒガン(二月の彼岸・春の彼岸)」と言います。主には御馳走を準備してヒヌカン(火の神)と仏壇にお供えをし、ご先祖様を供養するのが沖縄の春のお彼岸です。

 

【 沖縄の春のお彼岸、ニングヮッチヒガンの御馳走 】

 

★ お供え物(ウサギムン)では、ヒヌカンにもお仏壇にも、揃って御馳走を取り分けた「ウチャワキ(お茶脇)」をお供えするので、「ウサンミ」をお餅重とおかず重の二重(カタシー)を準備してください。

 

・ ウサンミは沖縄では有名な重箱料理で、豚の三枚肉やかまぼこ、昆布巻きなど5品~9品を詰めます。ただし春の彼岸で重要なのはウチャワキなので、「お供えができれば十分」と言う家も多いです。

 

さらにお仏壇には、「ムイグァーシ」と呼ばれるお菓子の盛り合わせ盆、果物(バナナ・りんご・みかんなど)の盛り合わせ盆、さらに餡が入っていても良いので、お餅をお皿に並べてお供えをしてください。

 

 

「ニングヮッチヒガン」の拝み方


ヒヌカンと仏壇にお供え物(ウサギムン)の準備が出来たら、拝みに入ります。まずはヒヌカン、続いて仏壇へ感謝の拝みを捧げてください。

 

以下がヒヌカンと仏壇への御願方法ですが、拝む前にヒヌカンなどの神様へは、ヒラウコーをタヒラと半分(二枚と半枚)、仏壇へはタヒラ(二枚)を拝してから、グイス(拝みの言葉)を唱えます。

 

【 沖縄の春のお彼岸、ニングヮッチヒガンの拝み方 】

 

★ ヒヌカンへは本日が沖縄の春のお彼岸であること、これから沖縄の春のお彼岸の拝みを捧げることを報告してください。続いて「家族みな、健やかに安らかに今後も過ごしていけるよう、どうぞお見守りください。」と拝みます。

 

・ 続いて仏壇へ移り、「今年も家族みな健やかに穏やかに、クァウマガヌチャー サカイハンジョウシミティ ウタビミソーリー ウートゥートゥー」と祈ってください。

 

ヒヌカンと仏壇へ拝み終えたら、専用のアルミボールで用意していた「ウチカビ」を焚き、天へウチカビを捧げたらお酒を掛けて火を消します。ここまで終えたら「ウサンデー」として、御馳走を皆で賑やかにいただいてください。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は本州では大切なお墓参り行事とは違う、沖縄の春のお彼岸と御願方法をお伝えしました。

 

沖縄ではお墓参り行事と言えば、季節的には前後にあります清明祭(シーミー)、もしくは十六日(ジュウルクニチー)なので、沖縄では春のお彼岸と言っても大掛かりではありません。

 

ちなみに最後に焚く「ウチカビ」は沖縄の方々であれば馴染みの深い、「あの世のお金」ですが、その枚数は家々によって割と自由に焚かれています。

 

ただ基本的には家の主がウチカビ5枚、残りの家に住む方々が1人3枚を焚くことが基本です。

 

こちらも彼岸の場合、基本的にはお酒でウチカビを消しますが、家によってはお酒の他にも(天でもいただけるようにと)ウサンミを入れる様子も見受けられます。

 

 

まとめ

沖縄の春のお彼岸の拝み方

・ヒヌカンと仏壇へ拝み供養する
・ウサンミを用意し、小皿に取り分けて供える
・仏壇へはモチ(餡入りでも可)も供える
・お飾りとして果物の盛り合わせ、ムイグァーシ
・ヒヌカン→仏壇の順番で拝む
・終えたらウチカビを焚いて酒で消す
・儀礼を終えたらウサンミを皆でいただく

 


お墓の引越し、改葬・墓じまい


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