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【沖縄の御願】秋の彼岸は旧暦8月。沖縄の供え物と拝み方

【沖縄の御願】秋の彼岸は旧暦8月。沖縄の供え物と拝み方
沖縄でもお彼岸の習慣がありますが、お墓参りとして知られる本州の年中行事とは、習わしが違いますよね。沖縄ではお彼岸のない地域も多いです。

 

沖縄のお墓参り行事と言えば、十六日や清明祭(シーミー)、タナバタなどですので、沖縄ではお彼岸であっても、お墓参りに行く地域は少ないです。

 

その代わり、この時期を目安に「屋敷の御願」を行ったり、お仏壇にお供え物をしてきました。そこで今日は、本州とは違う沖縄のお彼岸、そのお供え物や拝み方、基礎知識をお伝えします。

 


永代供養特集


 

【沖縄の御願】秋の彼岸は旧暦8月。
沖縄の供え物と拝み方

 

本州と沖縄に通じる、お彼岸の意味合い


お彼岸は春分と秋分の日を境に前後三日間、合計七日間の時期を差しています。そのため毎年決まった日にちではありません。「彼岸」とはあの世のこと、春分と秋分の日は、太陽が真東から出て真西に沈む日です。

 

【 本州と沖縄、お彼岸の意味合い 】

 

★ そのため、この日は「最も彼岸と此岸が近づく日」と言われてきました(此岸=この世)。

 

・ あの世とこの世が最も近いこの時期に、故人を偲びます。

 

 

本州と沖縄、お彼岸の違い


ただ、本州ではお墓参り=お彼岸であるのに対し、沖縄ではお彼岸にお墓参りを行う地域は少ないです。沖縄県南部(糸満)にある幸地腹門中などでは、沖縄でもお彼岸にお墓参りをする習慣がありますが、多くの地域でお仏壇を通して供養をします。

 

【 沖縄のお彼岸では、お仏壇へ拝む 】

 

★ 沖縄では「お墓とお仏壇は繋がっている」と言う考えがあるため、お墓参りをせずお仏壇へ拝むのです。

 

・ ヒヌカンとお仏壇へお供え物をした後、家族でウサンデーをしてから、「ウチカビ」を炊いてお金を御先祖様へ捧げます。

 

スーパーでも見るウチカビは、家長が5枚、他の家族は3枚を、専用の金属ボウル「カビバーチ」に焚くのが定番です。お供え物の内容も決まっているので、次の項でお伝えします。

 

 

沖縄のお彼岸、お供え物


沖縄のお彼岸では、お馴染みのウサンミ(御三味)と呼ばれる御馳走を用意してください。ただし、旧盆や旧正月のようにお重に詰めなくても問題はありません。

 

【 沖縄のお彼岸、お供え物 】

 

①ウサンミ … 豚の三枚肉の煮付けや魚の天ぷら、厚揚げやゴボウの煮付けなど、何品かを作りお皿に盛りつけて供えます。(「ウチャワキ(=お茶脇)」とも言います。)

 

②おもち … 法事ではNGですが、お彼岸では餡入りの白餅でも構いません。一皿に7個を盛り付けて、お仏壇のみお供えしてください。

 

③盛り菓子 … 沖縄定番のお供え菓子を準備、落雁やまんじゅうなどがあり、この時期にはセットでも販売されています。

 

④果物の盛り合わせ … りんごやバナナ、みかんが定番です。

 

…沖縄ではヒヌカンとお仏壇へお供え物をしますが、ヒヌカンへはウサンミのみで大丈夫です。お仏壇へは全てをお供えしますが、ウサンミと白餅は膳に並べてお箸を添えて出してください。その上に後々焚くウチカビを乗せます。

 

 

お仏壇やヒヌカンへの拝み方


沖縄のお彼岸での拝み方は、基本的にはお盆などと同じです。最初にヒヌカン→お仏壇の順番で拝み、今日の日と感謝、今後の無病息災を祈願します。

 

【 沖縄のお彼岸、拝みの言葉(グイス) 】

 

「ウートゥートゥー、今日はお彼岸の日となりました。

 

いつも家族を見守っていただくお陰で、無事に今日の日を迎えております。ありがとうございます。

 

今後ともどうぞ、家族みなが健康で穏やかに過ごせますよう、どうぞお見守りください。」

 

…と唱えますが、お仏壇にのみ、「クワッウマガンチャー サカイハンジョウシミティ ウタビミスーリー」と唱える家もあります。最後に「ウートゥートゥー」で締めてください。

 

 

彼岸に入りより行う「屋敷の御願」


また、沖縄ではお彼岸の入りを目安に屋敷の御願を行います。ただし屋敷の御願の時期は地域によって夏と年末の二回だったり、春と秋のお彼岸、年末の三回行う地域もあるなど、さまざまです。

 

【 沖縄のお彼岸時期に行う屋敷の御願 】

 

★ 日ごろは屋敷の神様の「お通し役」であるヒヌカンへのみ拝みますが、屋敷の御願ではトイレや四隅、門や中陣の神など、屋敷にいらっしゃる神々へ拝みます。

 

詳しくは
【沖縄の御願】旧暦2月8月12月に行う、屋敷の拝み方1
【沖縄の御願】旧暦2月8月12月に行う、屋敷の拝み方2
【沖縄の御願】マンションで行う、屋敷の拝み方

 

…でお伝えしています。こちらも参考にしてみてください。

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄でのお彼岸、お供え物や拝み方についてお伝えしました。本州にも沖縄にもお彼岸の風習はあるものの、故人を供養する意味合いなどは同じでも、供養の方法や拝み方は全く違います。

 

盛り菓子など準備が大変なようにも思えますが、沖縄ではお彼岸近くになるとスーパーなどでも販売されますし、御願行事や法事などに対応してくれるお菓子店も多いです。

 

故人への想いが届きやすいお彼岸時期、丁寧に拝みを捧げてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

沖縄のお彼岸の拝み方

・あの世とこの世が近くなるのがお彼岸
・沖縄ではお墓参りに行かない家も多い
・ウサンミやおもち、果物などを供える
・御先祖様へお彼岸の日を伝える
・感謝を伝え、今後の無事を祈願する
・彼岸に入ると、屋敷の御願をする

 


お墓の引越し、改葬・墓じまい


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