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沖縄の旧盆行事の行い方①☆仏壇のある家が行う儀礼とは

沖縄の旧盆行事の行い方①☆仏壇のある家が行う儀礼とは
沖縄の旧盆は、幼い頃から何となく参加してきたものの、自分が当主として行うには曖昧なことが多いですよね。前年を思い出して、自分なりに段取りをするものの、何かガイドラインが欲しくなる方は多いです。

 

沖縄は旧盆は旧暦で行われ、全国的なものとは大きく違います。「グーサンウージ」と呼ばれる、長いサトウキビを仏壇に供えたり、最終日には「ウチカビ」と呼ばれるあの世のお金を焚いて届けると聞けば、本州の方は新鮮なのではないでしょうか。

 

このように、沖縄の旧盆行事は旧正月やお墓参り行事の清明祭(シーミー)と並んで、沖縄の御願文化の集大成とも言える御願行事です。せっかく行うなら、昔からの習わしを理解して、丁寧にご先祖様をお迎えしたいですよね。

 

そこで今回は、仏壇がある家で初めて当主として行う時にも安心できる、基本的なガイドラインとして、沖縄の旧盆行事の「大まかな」流れをお伝えします。

 


お墓の引越し、改葬・墓じまい


 

沖縄の旧盆行事の行い方。
仏壇のある家が行う儀礼とは

 

2018年の沖縄の旧盆行事


沖縄の旧盆は旧暦の7月13日~15日の3日間で行われます。旧暦は1か月30日から成り、33か月に1度、1か月がまるまる増える「ユンヂチ」の年回りがあるように、毎年新暦の暦とは大きくズレが生じます。

 

【 沖縄の旧盆行事:2018年の暦 】

 

★ 2018年の旧暦7月13日は、新暦では8月23日(木)です。

 

① 旧暦7月13日(初日)=新暦2018年8月23日(木) … 「ウンケー」と呼ばれる御先祖様をお迎えする儀礼を行います。

 

② 旧暦7月14日(中日)=新暦2018年8月24日(金) … 「ナカヌヒー(中日)」と呼ばれる、御先祖様と過ごす中日です。仏壇のある家には親族(門中)の方々が手土産を持って訪れるので、おもてなしをしてください。

 

③ 旧暦7月15日(最終日)=新暦2018年8月25日(土) … 「ウークイ」と呼ばれる御先祖様をお見送りする最終日です。この日は重箱のお供え料理ある「ウサンミ(御三味)」を準備し、お見送りの儀礼を行うので、三日間のなかでも要となります。

 

また、この前の旧暦7月7日には「タナバタ」と呼ばれるお墓参り行事がありますが、この時に御先祖様にお盆が近くなったことをお伝えしてください。

 

ちなみに旧暦7月7日の「タナバタ」は、全国的に行われている新暦7月7日の織姫と彦星の行事とは全く異なるものです。

 

 

沖縄の旧盆、ウークイ


沖縄の旧盆初日は御願儀礼よりも、お供え物や親族を迎え入れる準備で慌ただしくなるかもしれません。沖縄でも地域や門中によってさまざまな違いがありますが、ウークイの拝みは夕方頃から始めます

 

お迎えする前には仏壇をからぶきして清め、お供え物を準備してください。お供え物は花や提灯、果物などの他に、短いウージを7本ひとくくりにした束や、杖代わりに用意される長いサトウキビ「グーサンウージ」などです。

 

ウンケーの御膳料理と言えば、「ウンケージューシー」ではないでしょうか。御先祖様に沖縄の炊き込みご飯のジューシーを、副菜(ウハチ)などとお供えします。

 

【 沖縄の旧盆行事:ウンケー 】

 

★ 門前で御先祖様のお迎えです。 … 夕方、日が沈み始めた頃に家族揃って玄関外へ出て、門の両脇に灯を灯します。

 

① お線香(沖縄ではヒラウコー)はタヒラ(二片、日本線香では12本です。)を、火を灯して門の中央に捧げてください。

 

② 拝みは仏壇がある家(宗家)の当主が中心になって行います。当主は今日がウークイであることをお伝えしてお迎えをしてください。

 

③ 次にお仏壇に移り、まずは当主がヒラウコーをタヒラ、続いて家族がそれぞれ二分の一ヒラ(日本線香では3本)を拝し、皆で拝みます。

 

この記事では3日間を通しての大まかな流れをお伝えするため、お供え物の詳細や、拝む時の言葉などは別記事「沖縄の旧盆行事の行い方②☆初日ウークイの進め方」を参考にしてください。

 

 

沖縄の旧盆、ナカビ


沖縄の旧盆である二日目の「ナカビ」では、お仏壇がある宗家に門中(親族)が「お中元」を持って訪れます

 

【 沖縄の旧盆行事:ナカビ 】

 

★ お仏壇へは朝にウチャトゥ(お茶)をあげると共に、朝・昼・夜の三食を家族の食事の時にお供えをしてください。

 

・ 朝はご飯とみそ汁と酢の物(ウサチ)、昼はそうめん、夜はご飯にみそ汁、煮物料理をお供えするのが昔からの習わしです。

 

現在では昔からの風習にはこだわらずに、自分達が食べている食事を供えることが多いです。また最近では、家族がおやつを食べる時に、気軽に一緒にお仏壇に供える家も増えました。

 

沖縄の旧盆、ナカビの詳しい流れは「沖縄の旧盆行事の行い方③☆二日目ナカビ(中日)の進め方」でお伝えしています。

 

 

沖縄の旧盆、ウークイ


沖縄の旧盆、最終日となるウークイは、沖縄では定番の重箱料理「ウサンミ(御三味)」をお仏壇前に供えて、御先祖様と共に食事を楽しんだ後、お見送りです。

 

こちらも詳しくは「沖縄の旧盆行事の行い方④☆最終日ウークイの進め方」でお伝えしているので、ここでは簡単に流れをお伝えします。

 

【 沖縄の旧盆行事:ウークイ 】

 

★ 夕方まではナカヌヒーと同じです。ただ夕ご飯時にはお仏壇前にウサンミや果物をお供えして皆で食事を楽しみ、最後にお仏前と門前でお見送りをしてください。

 

・ お仏前ではヒラウコーをタヒラ拝して、家族皆でお見送りの拝みを捧げ、ウサンミからおかずを出して捧げた後に、「ウチカビ」と呼ばれるあの世のお金を焚きます

 

その後に、ウチカビを焚いた金属ボールにお供え物やお茶などを入れ、門でも火を灯したヒラウコーをタヒラ、門の中央に拝して、拝みを捧げてください。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は大まかに沖縄の旧盆行事の流れについてお伝えしました。お仏壇がある家でなければ、二日目のナカビには1,000円前後のお中元を手土産として持参し、訪問することになります。

 

お仏壇のある家は、訪問者のおもてなしがナカビの役割です。ナカビの昼食でお仏壇にお供えする御膳はおそうめん(にゅう麺)が定番なのですが、以前は訪問した親族におそうめんを出していました。

 

ただ今ではよりカジュアルな傾向もあります。本文でもお伝えしたように、三日間の御膳料理も日ごろの家族が食べる食事のまま、御先祖様へもお出しする家が増えていますし、ナカビもお茶菓子だけのことも多いです。

 

もともと家や地域によってさまざまな違いがある沖縄の御願文化、基本を理解しながらも負担が掛からぬよう、自分達なりに進めて行くのも良いのかもしれません。

 

 

 

まとめ

沖縄の旧盆行事の流れとは

・旧暦7月13日~旧暦7月15日の三日間で行う
・初日のウンケーでは、夕方に御先祖様を迎える
・二日目のナカビでは、親族が宗家に訪問する
・最終日のウークイでは夜に重箱料理を出す
・ウークイの夜は御先祖様をお見送りする

 


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