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【沖縄の御願】旧暦1月の年中行事。旧正月や七日の節句

【沖縄の御願】旧暦1月の年中行事。旧正月や七日の節句
沖縄の年間御願行事の中でも、旧正月が入る旧暦1月は多くの拝みがありますよね。旧正月後には年末にお見送りしたヒヌカンのお迎えや、七日にはジューシーをいただく節句があります。

 

旧正月を迎える年末の沖縄の御願では、旧暦12月24日に家やヒヌカン、お仏壇の祭壇を掃除して、ヤシチヌウグァン(屋敷の御願)→ウグァンブトゥチ(御願解ち)→昇天の拝みをし、この日にヒヌカンは天へ帰りました

 

旧暦大晦日にはトゥシヌユール(大晦日)として、ソーキ汁や赤ウブク(赤飯)などをお仏壇やヒヌカンにお供えて旧正月を迎えるのです。

 

2018年、旧暦の1月は2月16日から始まります。新暦お正月を終えてすぐですが、大切な旧正月からの沖縄の1月の御願、ぜひ丁寧に行いたいですよね。

 

そこで今回は、旧正月から始まる旧暦1月の沖縄の御願行事をお伝えします。


お墓の引越し、改葬・墓じまい


 

【沖縄の御願】旧暦1月の年中行事。
旧正月や七日の節句

 

旧正月を祝う


沖縄では今でも旧正月を祝う風習は健在で、屋敷を守る神々の代表としてヒヌカン、そしてお仏壇に「ウサギムン(お供え物)」を供して拝みを捧げます。

 

【 沖縄の御願、旧正月 】

 

★ 沖縄の方言では旧正月を「ソーグァッチ」、1日に拝みを捧げることを「ハチグァン(初御願=初拝み)」と言い、1年の御願を始めます。これが、「立御願(タティウグァン)」です。

 

・ 沖縄の御願ならではの、旧正月の正月飾りと言えば「ウカリー」と昆布巻きの炭ではないでしょうか。

 

「ウカリー」とは正月飾りやウサギムン(お供え物)の下に敷かれる色紙で、赤・白・黄色の三色、三枚を重ねて敷きます。昆布巻きの炭は、沖縄のスーパーでひとつ200円前後などで販売されています。

 

「正月豚(ソーグァッチワー)」は今は昔となっていて、近年では全国的なごちそうプラス沖縄らしいごちそうを揃えて、旧正月を迎える家が多いです。

 

詳しくは別記事「【沖縄の御願】沖縄で旧正月。ヒヌカン・お仏壇への拝み方」を参考にしてください。

 

ハチウクシ(初起こし)とトゥシビー


旧正月を終えた翌日の旧暦1月2日~3日は、仕事始めの拝みである「ハチウクシ(初起こし)」です。

 

【 沖縄の御願、ハチウクシ 】

 

★ 今では畑仕事が多い地域で行う「ハチバル(初畑)」は見られなくなったものの、漁港で行われる「フナウクシ(舟起こし)」は糸満ハーレーで有名な糸満漁港などで、今でも見ることができます。

 

・ フナウクシでは、どの船も大漁旗を挙げて若松が立ち、賑やかに皆で祝いながら安全を祈願する催しで、沖縄の御願としては塩・カラミハナ(花米)・酒を供えてヒラウコーを拝してください。

 

続いて旧暦1月2日からの12日間(13日まで)に行われるのが、「マドゥトゥシビー」と「ウフトゥシビー」です。「トゥシビー」は干支を意味していて、いわゆる厄払いとなります。

 

トゥシビーについても別記事「【沖縄の御願】旧暦1月2日から始まるトゥシビーの拝み方」でも説明しますので、ご参照ください。

 

ヒヌカンのお迎え


続いて旧暦1月4日には「下天の拝み」と呼ばれる、ヒヌカンのお出迎えの儀式があります。

 

【 沖縄の御願、ヒヌカンのお出迎え 】

 

★ 旧暦12月24日の沖縄の御願行事、「昇天の拝み」でヒヌカンは天へ帰省していて、「下天の拝み」によってこの世へ戻ってくるのです。

 

・ ただ地域によって旧暦1月4日とは限らず、旧暦12月30日頃~この日(旧暦1月4日)までの間に行われます。

 

こちらもヒヌカンのお出迎えの詳細は別記事「【沖縄の御願】旧暦1月4日に行う、ヒヌカンのお迎えとは」を参考にしてください。

 

ちなみに八重山諸島ではヒヌカンのお出迎えではなく、ご神体を洗い清める「年頭拝み」が行われます。(潮で洗って清める儀式です。)

 

ナンカヌスク(七日の節句)


全国的にも(新暦ではありますが)1月7日には「七草粥」をいただきますが、沖縄の御願行事でも旧暦1月7日に、野菜をいれた「ナージューシー」をいただいて健康祈願をします。

 

【 沖縄の御願、ナンカヌスク 】

 

★ 沖縄には豚の三枚肉の煮つけにひじきやニンジンなど(家によって具材が違います。)で炊きこんだご飯「ジューシー」があり、ここに野菜や野草も入れた雑炊が「ナージューシー」です。

 

・ ナンカヌスクでは、このナージューシーにウサチ(酢の和え物料理)を添えて、ヒヌカンとお仏壇に供えます。

 

本来、「ジューシー」と言えば炊き込みご飯風なのですが、本州でも七草粥であるように、沖縄でも「ボロボロジューシー」などと言われる雑炊ジューシーで出される家も多いです。

 

旧正月の終り、「小正月」


このようにして旧正月から旧暦1月12日までのマドゥトゥシビーも終わり、旧暦1月14日が旧正月はひとつの節目です。

 

旧暦1月20日に正月飾りを片付ける地域も多い一方、この日を片付けの日とする地域もあります。

 

【 沖縄の御願、小正月 】

 

★ この節目となる旧暦1月14日を「ソーグァッチグァー(小正月)」と呼び、お供え物をして豊作祈願を行います。

 

・ お酒とともに、豚足の煮物とウサチ(酢の和え物)、芋の練り物(ンムニー)をお仏壇に供えてヒラウコーを拝し(タヒラ=2枚)祈願をしてください。

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の旧正月の御願行事の数々をお伝えしました。全国的にもお正月が明けてからも、七草粥や鏡開きがあるように、沖縄でもしばらく御願行事が続きます

 

ただ、これはあくまで旧正月に関わる沖縄の御願行事のみで、他にも旧暦1月には多くの拝みがあります。例えば旧暦1月13日には、商売を司る関帝を祀っている家では「十三夜拝み」を行います。

 

これは関帝を祀る家や門中に限っての拝みですが、沖縄の家庭であれば一般的なヒヌカン(火の神)への拝みとしては、毎月1日と15日に行う拝みは習慣であり、旧暦1月15日でも変わりはありません。

 

旧暦1月後半の沖縄の御願行事については、別記事「【沖縄の御願】旧暦1月後半に行う拝み、年間行事とは」でお伝えしますが、八重山諸島や沖縄本島の一部地域では、清明祭に代わる大きなお墓参り行事、十六日(ジュウルクニチー)が待っています。

 

慌ただしい時期ですが、ぜひひとつひとつ、心を込めて拝んでみてください。

 

まとめ

沖縄で行う、旧正月の御願行事

・沖縄では旧正月を祝う
・漁村地域では舟起こしが催される
・旧暦1月4日にはヒヌカンをお出迎え
・旧暦1月7日の健康祈願「ナンカヌスク」
・旧暦1月15日が旧正月の節目

 



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