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【死んだ時に掛かるお金】葬儀費用を抑えるポイント

【死んだ時に掛かるお金】葬儀費用を抑えるポイント
死んだ時に掛かるお金は、思っていた金額より上回ることが多いですよね。特に葬儀費用に関しては、故人が亡くなって間もないこともあり、ただただ右往左往してしまうことが多いです。

 

死んだ時に掛かるお金の全国的な平均は200万円、対して遺族が葬儀予算に希望する金額は、アンケートによると100万円が多く、実は「自分に掛けて欲しい葬儀費用」のアンケート結果でも100万円以内の回答が多くなります。

 

つまり遺族だけではなく、故人本人にとっても理想の葬儀費用は100万円以下であるのに対し、実際に掛かる費用は200万円となり、その原因には、世間体や葬儀社に任せきりになってしまうことがあるのです。

 

死んだ時に掛かるお金を抑えたからと言って、心を込めた葬儀にならない訳ではありません。

 

そこで今回は、死んだ時のお金のなかでも早急に必要な、葬儀費用を抑えるための、葬儀社との打ち合わせのポイントをお伝えします。



 

【死んだ時に掛かるお金】
葬儀費用を抑えるポイント

 

親身になってくれる葬儀社もあるものの


日々葬儀を執り行っているのが葬儀社、遺族にとっては人生でも数少ない場面である一方、葬儀社スタッフにとっては毎日のことでもあります。

 

そのため、ついつい葬儀社スタッフへの依存心も強くなりがちですが、あくまでも「仕事」であることを意識して打ち合わせに望んでください。

 

【 死んだ時のお金、打ち合わせのポイント 】

 

■ 葬儀社にとっては日頃から使っている「セールストーク」もあるかもしれません。ただそれが良くないのではなく、遺族はきちんと自分で判断をして、答えを出す気持ちが大切です。

 

・ 「一般的には(一般的です)」「皆さまが選ぶのは…」など、「みんなが」のセールストークは少し落ち着いて、「遺族や故人にとって、必要なのかどうか。」を一瞬でも考えることをおすすめします。

 

また、「最期に使うものですから」「故人のために…」も、葬儀のシーンだけに揺らぐ方が多いのではないでしょうか。ただこれも、葬儀社スタッフに問題があるなしではなく、「冷静に判断する」ことが大切です。

 

 

死んだ時に掛かるお金の内訳


死んだ時に掛かるお金と考えると「葬儀費用」=「葬儀社に支払う金額」と考えがちですが、それだけではありません。当日には手伝っていただいた方への心付けや、お坊さんへのお布施などもあります。

 

【 死んだ時のお金、葬儀費用の内訳 】

 

★ まずは葬儀社と葬儀社以外の支払いで内訳をすると…、

 

① 葬儀社へのお金=約150万円
② 読経供養や戒名など、お坊さんへのお布施=約50万円
③ その他、仕出し弁当や送迎など諸費用=約40万円

 

でした。

 

そこで葬儀社へ支払うお金ですが、この内訳を見てみると多くを占めている項目が①祭壇②棺なのです。祭壇も棺もランクがあり、豪華になればなるほどお金が掛かります。

 

もちろん予算に余裕があれば、故人を豪華に送ってあげることは何も問題はありません。

 

ただ死んだ時のお金を押さえる必要があるならば、生きている者の今後の暮らしにムリのない範囲で、「本当に故人のためになっているのか(見栄ではないか)」を問い掛け、判断してみてはいかがでしょうか。

 

 

現金での支払いはすぐに支払う


なかなか断れない喪主の方であれば、最初から予算を提示するのも一案です。死んだ時に掛けるお金に、本当に困っていた場合には、直葬で20万円前後からあります。

 

葬儀社はお香典をいただいた後の後払いや、葬儀社によっては分割払いができる会社もありますし、葬祭ローンを組む方もいるのですが、葬儀当日に忘れずにお渡ししたいお金が、心付けやお布施、謝礼金です。

 

【 死んだ時のお金、現金で渡すもの 】

 

★ これは全て現金を包んでお渡しするものなのですが、決まった金額はありません。遺族の気持ちを包んでください。ただ、目安はある程度参考にすると安心です。

 

① 葬儀を手伝ってくれたスタッフ … 5000円~
② 葬儀を手伝ってくれた知人友人 … 5000円~1万円
③ 遺体を搬送してくれたスタッフ … 5000円~
④ 火葬場スタッフ … 3000円~5000円(役割によって)
⑤ お坊さんへのお布施 … 3万円~10万円
⑥ 仕出し料理のスタッフ … 3000円~

 

※ 一人に付きお渡しする金額相場です。

 

…それぞれお仕事を終えた時に、白い封筒に「お礼」などの言葉を表書きに添えてお渡ししてください。スタッフ関係の方々は受け取らない時もありますので、これは無理強いしなくても問題はありません。

 

その他、戒名を付けるとなれば、希望する「格」が高ければお坊さんへのお布施はさらに掛かり、ピンキリに幅は広がります。上記のお布施は読経供養に対するお布施で、近年では3万円~5万円が目安です。

 

ただ戒名は今でも高く、20万円前後は予算に入れる方も多くなりますので、事前に確認をしてください。

 

これらのお渡しする「現金」も考慮に入れた、葬儀社スタッフとの予算立てが不可欠となります。

 

 

驚き!棺の費用はピンキリ


少し触れましたが、葬儀社にお支払いする葬儀費用で最も高くなりがちな項目が棺と祭壇、祭壇は豪華さに比例することは想像できますが、棺は、正直あまり分かりませんよね。

 

【 死んだ時のお金、棺の料金 】

 

★ 詳しくは別記事でお伝えしますが、現代では費用を掛けない「布棺桶(ぬのかんおけ)」が10万円平均(8万円~12万円前後)で出ているなか、高いものでは100万円以上のものもあります。

 

・ そして布棺と100万円以上の料金の棺の間にも、いくつかのランクがあり、予算に見合ったものを選ぶことができるはずです。

 

ただ葬儀という場面と、故人が最期に入るもの、故人に直接触れるものだけに、「料金が高い=故人への気持ちがこもっている」と感じて、高い棺を選ぶ家も見受けられます。

 

ここで「本当に故人のためなのか」を冷静に意識しながら、予算を頭に入れて選ぶことがポイントです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は死んだ時の最初のお金、葬儀費用について、押さえるために心得ておきたい、葬儀社と打ち合わせをするポイントをお伝えしました。

 

また、湯灌(ゆかん)や死化粧にも追加料金が発生することも、理解しておくとスムーズです。葬儀社に依頼した一例を見ていくと、湯灌で10万円~15万円前後、死化粧でも10万円前後が掛かりました。

 

特に女性が故人だと「女性だから…。」とお願いする方も多いのですが、本来故人が生前に使っていた化粧道具で対応しても、問題はありません。

 

これもまた葬儀社としては、「できるだけ故人に手を尽くしてお見送りしたい。」と予算オーバーになることもあるので、遺族それぞれの優先順位に従って、予算と相談しながら決断していくことが大切です。

 

反対に「生前に故人が使っていたお化粧品の方が、故人らしい」と選ぶ方もいますので、葬儀社に選択まで頼らずに、「自分で判断する」と意識することが、大切なのかもしれません。

 

 

まとめ

葬儀社と打ち合わせをする際の心得

・葬儀社に全てを任せず、自分で決める
・葬儀社の他、お寺や諸費用も掛かる
・現金の支払いは必ずその時に支払う
・葬儀費用は棺と祭壇の選択で大きく違う
・棺は10万円~100万円以上とピンキリにある

 



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