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エンディングノートを手作り☆自分で進めたい項目と基本

エンディングノートを手作り☆自分で進めたい項目と基本
エンディングノートは今、書店などで多く販売されていますよね。終活に関わる、葬儀社などなどのHPでも無料のエンディングノートの資料がダウンロードできたりもします。

 

エンディングノートは気軽に書き込めることもあって、終活をしているシニア世代だけではなく、「ちょっと書店で見つけたから…。」、と言うような40代世代にも利用されてきました。

 

子育て真っ只中の世代だからこそ、「もしもの時」のために、何かがあっても家族が混乱しないよう、必要事項を記入する方々が増えてきたのです。

 

一方で従来のエンディングノートの役割通り、一人で進めたお墓や葬儀社との生前契約の書類であったり、自分の意向を書いたり、子どもや孫へのメッセージや自分史的な傾向を求める人もいます。

 

これだけ、使う人々にもさまざまなニーズが増えているエンディングノートですから、自分オリジナルにしたい方も多いですよね。そこで今回は、手作りでエンディングノートを作るポイントをお伝えします。

 



 

エンディングノートを手作り☆
自分で進めたい項目と基本

 

市販のエンディングノートの魅力


市販のエンディングノートは、実は終活のアドバイザー的な役割を供えており、残された家族に役立つことはもちろんなのですが、それ以上に終活を進める本人にとって、便利なノートなのです。

 

【 市販のエンディングノートの魅力 】

 

★ 市販のものは云わば本のようなもので、項目を埋めていくことで自然と終活が終わるように作られています。

 

・ さらに相続や遺言書の書き方、お墓の選び方など、項目とともに終活中に疑問に想ったり、戸惑ったりしやすい事柄の解説がされているものも多いです。

 

エンディングノートを共同で作っている会社が、自分史出版社系であれば、メッセージ性が高くなったり、行政書士事務所などの監修が入っていれば、手続き系の解説が豊富だったり…、とそれぞれに個性もあるので、見比べてみてください。

 

 

手作りのエンディングノートの魅力


このように市販や無料のエンディングノートは本、指南役としての役割があるため便利ですが、それぞれの項目に対するボリュームは、なかなか決められません。

 

家庭の主婦などで、「相続についてあまり多くのページを割かなくても大丈夫…。」と思っていても、市販のものだと、そうはいきませんよね。それならば、手作りで作ってみてはいかがでしょうか。

 

【 手作りのエンディングノートの魅力 】

 

★ 例えば、葬儀に呼びたい人の名前と住所を並べる欄で、細かくそれぞれの関係性を家族に説明したい場合、ここに重点を置くことができます。

 

・ オリジナルのエンディングノートを望むパターンで特に多いのは、葬儀や葬送にこだわりたい場合です。例えば、一部を分骨して海洋散骨、残りを生前契約をしたお墓に入れて欲しい、などがあります。

 

このような複雑なケースでは、オリジナルのエンディングノートを作って準備した方が、家族は整理・理解しやすくなるはずです。

 

さらに戦争の体験談を残しておきたい…など、自分の人生を振り返りたいけれど、自分史を書くほどではない、と言う方も、オリジナルのエンディングノートで伝えたい想いや体験談を残しています。

 

 

40代が残したいエンディングノートの項目


40代の子育て真っ盛り、働き盛りの人々がエンディングノートを残したいなら、やはり自分亡き後でも暮らしが混乱しないよう、各種手続きなどに関して重点をおくと、安心できます。

 

【 40代が作る、エンディングノート項目 】

 

① 自分自身の情報

… 本籍や保険証、免許証、パスポート、住民票コード、舞ナンバーなどの番号情報は最も需要です。

 

② 財産について

… 暮らしで使っている口座(自動引き落とし項目、支払日と金額)、借金やローン、クレジットカード情報(電子マネー情報)は落とさず入れてください。

 

③ 各種IDや連絡先

… SNSやブログなどのIDとパスワード、携帯やパソコンのパスワードなども重要です。また、習い事先や勤務先、PTAや町内会など、早急に伝えるべきコミュニティーも忘れられません。

 

④ 健康について

… かかりつけ病院(今までの病歴が分かります。)や、延命治療の希望の有無、臓器提供や献体への意思。保険も記載しておくと、もしもの時のサポートになります。

 

⑤ もしもの時の連絡先一覧

… 家系図が書ければ家系図を準備しながら連絡先を添えると、家族もすぐに対応できます。それとともに、葬儀に読んで欲しい知人友人のリストも書き添えてください。

 

…などなどがあります。その他、脳溢血など突然のことで介護などの必要性が出てきた場合のため、介護に纏わる項目も入れておくと、より安心できる内容になります。

 

40代のエンディングノートでは、亡き後の準備をすると言うよりは、「もしもの時の備え」として考え、今の暮らしを顧みながら、連絡をしておかないと生活が滞りそうな事柄を書き添えてみてください。

 

 

シニア世代が残したいエンディングノートの項目


シニア世代になると、より亡き後の準備への傾向が強くなります。実際に終活と並行してエンディングノートを書いているケースが多いため、40代のエンディングノートに加えて、下記のような項目を加えてください。

 

【 シニア世代のエンディングノートの項目 】

 

① 葬儀について

… 葬儀社と生前契約をしているなら、その契約書と業者(連絡先)を記してください。また、弔辞をお願いしたい人がいれば、その名前や、希望の遺影などを記しておくと安心です。

 

② 遺骨について

… コチラも終活の柱のひとつですので、生前契約をしていたらその契約書と業者を書いておきます。これがないと、お墓はあるものの他のお墓に埋葬されることもあるので、とても重要です。

 

③ 相続について

… 40代でお伝えした財産に加えて、住宅などの不動産財産や、美術品などの遺品と分かっていれば、価値まで記し、希望があれば誰に相続してもらうかの意向を伝えてください。(ただし、エンディングノートは法的な縛りはありません。)

 

などなどがあります。後は家族へのメッセージ遺言書の有無やその場所などまで、エンディングノートに記しておくことも、必要であれば忘れずに進めてください。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回はエンディングノートを自分でカスタマイズしたい方々へ向け、押さえておきたいエンディングノートに必要な項目をお伝えしました。

 

ただあくまでもコチラは基本の項目で、書き足しておくと便利な項目は他にもあります。

 

例えば認知症になった時のことを想定すると、その時にどう対応して欲しいか、や介護費用についての明記があると家族は便利です。

 

施設に入るとしても、その費用に苦労するかもしれませんので、自分の預貯金から介護費用を出してほしいとか、介護保険に入っていれば、そのことも伝えておくのも良いかもしれません。

 

他にもペットのことなど、人それぞれに気になることはありますので、オリジナルだからこそ、気になる項目を増やして、後々安心できるようなエンディングノートを作ってください。

 

 

 

まとめ

手作りのエンディングノートを作るポイント

・市販のノートは指南役になる
・手作りは自分が気になる項目が作れる
・40代では生活が滞りなくできる情報を入れる
・シニア世代では葬儀や相続、葬送がポイント
・介護についても触れておくと安心

 



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