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葬儀費用がない時の対処法。後々苦労しない5つの知識

葬儀費用がない時の対処法。後々苦労しない5つの知識
葬儀費用がないと、ただでも大切な身内を亡くして負担が大きいなかで、精神的にもパニックになりがちですよね。それでも遺族になると時間が迫ってくるので、何かしらの行動を起こさなければなりません。

 

ただ、ここで誰にも相談することが出来ないまま、一人で慌ててしまっては、後々返済に苦労するなど、思いも掛けない事態になってしまいます。

 

葬儀費用がないケースでは、本当に預金にも目当てもない場合と、相続や手続きが解決すれば、後々支払いの目途が立つ場合とがあり、それぞれに見合った対処が不可欠です。

 

もちろん大切な家族ですから、心を込めて送ることが先決ですが、それでもその後の暮らしで生きている人が困る事態は、故人も望んでいませんよね。

 

そこで今回は、葬儀費用がない時に遺族ができる対処法を、いくつかの注意点とともにお伝えします。



 

葬儀費用がない時の対処法。
後々苦労しない5つの知識

 

お金を掛けない葬儀スタイルを選ぶ


突然家族が亡くなると、病院からの搬送代や搬送先での安置料、ドアライアイス代と、ただ時間を過ごすだけでもどんどん、費用が掛かってきます。

 

葬儀費用がない場合、もしも病気などで余命が分かっているのであれば、「縁起が悪い」と言う声もありますが、早め早めの葬儀社探しが有効です。

 

【 葬儀費用がない!お金を掛けないスタイル 】

 

★ 全国的な葬儀費用の平均が200万円なので、その金額だけを聞くとパニックになりがちですが、これは最も多い一般葬の場合だと考えてください。

 

・ 葬儀費用がないために、費用を抑えるのであれば、「直葬」や「家族葬」などの選択もでき、20万円~選ぶことは可能です。

 

…ただし、葬儀にあまり理想を求めていると、ガッカリする結果にもなりかねません。直葬では火葬のみで、読経などの宗教的儀式を行わないものも多く、とても質素なものとなりがちです。

 

生前に葬儀社まで決めて打ち合わせをしている場合には、病院では臨終を迎えたその時から、病院提携の葬儀社が関わってきますので、危篤を迎えたら事前に探していた葬儀社に連絡するとスムーズに進みます。

 

 

支払い方法に融通が利く葬儀社を選ぶ


ただ、葬儀費用がない場合でもある程度の規模の葬儀を執り行うことはできます。お香典を受け付ける場合には、後払いを選ぶことで、お香典を葬儀費用の支払いに充てることも可能です。

 

【 葬儀費用がない!支払い方法 】

 

★ 葬儀費用がない喪主の方におすすめしたい葬儀社は、①後払いができる葬儀社②分割払いができる葬儀社、です。

 

・ 後払いができる葬儀社は割と多く発見できます。目安としては葬儀後1週間前後が支払期限ですので、当然お香典も充てられます。

 

分割払いができる葬儀社は少ないですが、分割払いができない場合、後程お伝えする「葬儀ローン」で解決する方も多いです。

 

 

絶対に避けたいお金の作り方


葬儀ローンでも分かるように、葬儀費用がない場合にはお金を借りる選択も少なくはありません。ただこの時、生命保険や相続などの当てがあって、よほど返済に自信がない限り、避けて欲しいお金の作り方があります。

 

【 葬儀費用がない!カードローンの危険性 】

 

★ 故人が亡くなって早い段階では翌日、翌々日に行うのがお葬式です。そのため、最も手っ取り早く解決するカードローンを利用する方が増えてきました。

 

・ けれども、カードローンは今でも利息が高いことで有名です。リボ払い(分割払い)となれば、いつまでも利息を払い続けて、完済できない事例も多く出ています。

 

カードローンは審査も数十分、申し込んでから1時間もあればお金がもらえるかもしれません。ただ利息が高い分だけ、借りるのも手軽な甘いワナでもあります。

 

日々の暮らしのなかで数千円、一括払いでカードを使う方は多いですが、葬儀費用がない場合には何十万の借金になるので、注意をしてください。

 

 

行政からの葬祭扶助


もしも生活保護を受けている家庭であれば、どうにもならない場合、「葬祭扶助」の手続きを踏んでください。住んでいる自治体の福祉課や保護課で申請をすることになります。

 

【 葬儀費用がない!葬祭扶助 】

 

★ 喪主が生活保護を受けている状態であれば、申請をすることで審査が行われます。自治体によりさまざまですが、東京23区の事例では、葬祭扶助は20万円前後でした。

 

・ また、葬儀社と自治体が共同で執り行っている「市民葬」を利用すれば格安でお葬式ができますが、葬儀費用の負担を減らす手段のひとつです。

 

ただ葬祭扶助でお葬式を上げる時には、葬儀費用がないことが前提ですので、プラスαのお金を出してより豪華な葬儀を行うことはできません。

 

ちなみに葬祭扶助は生活保護世帯だけではなく、例えば生活保護を受けていた故人が孤独死で亡くなった場合、家族以外の人(家の家主など)がお葬式を執り行う際にも申請ができます。

 

 

葬儀ローンを利用する


最後に葬儀費用がない場合に多い方法が、葬儀ローン(葬祭ローン)です。一般的な自動車ローンなどの葬儀版ですが、葬儀社によっては対応していないこともあるので、事前に確認をしてください。

 

【 葬儀費用がない!ローンを利用 】

 

★ オリコのローンなど、さまざまにありますが、一例では36回払いまでできて、50万円前後の家族葬の場合、36回払いで一回約16,000円の月々払い、利息(分割手数料)が約8万円のものなどがあります。

 

・ 分割手数料まで計算して比較検討し、フリーローンを利用する方もいますので、いくつかのローンを比較検討するのもおすすめです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は葬儀費用がない時にも慌てずに対処できるよう、いくつかの方法をお伝えしました。ついつい「故人のため」「周囲の目」などを考えると、葬儀費用がない時でもムリをしてそれなりの葬儀にしがちです。

 

ただ、後々の返済も不安になるようであれば、思い切って直葬などのごくごくシンプルなスタイルを選ぶことは、賢い選択ではないでしょうか。

 

地方ではまだまだお葬式を豪華にすることを重んじる家も多いです。ただ、都心部ではより「故人を弔う」また「故人との最期の時間を大切にする」ことを重んじた、小さなお葬式の需要が増えてきました。

 

葬儀後まで訃報を知らせず、弔問客を呼ばないスタイルや、お墓を持たずに自宅で供養する方法まで、あらゆる面でよりミニマムになりつつある現代、自分達なりの価値観で優先順位と予算立てをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

葬儀費用に困った時の対処法

・予算に見合った葬儀スタイルを選ぶ
・後払いや分割払いで香典を充てる
・カードローンは返済に苦労することが多い
・喪主が生活保護なら葬祭扶助も受けられる
・葬儀ローンを利用して分割払いをする

 



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